2014年12月28日日曜日

クリスマスプレゼント

クリスマスプレゼントは、絹のスカーフ。藤色がかった銀鼠いろ。淡い上品な色。大きくて軽くて暖かそう。明日はこのスカーフに合うコートを着よう。
雪だるまサンタも加わった庭の明かりも室内の飾りも終了。もうすぐ大晦日とか新年とか、実感がわかない。今日はまた蕪蒸し。寒さは困るけれど、冬は季節の食材が多い。

2014年12月19日金曜日

初雪

昨日は京都市内で初雪。量は少なかったが、ともかく寒かった。一昨日から、寒いを通り越して、一歩外へ出たら凍りそうだった。積雪の多かった地方はそれどころではなかっただろうけど。庭の楓にわずか残っていえる真っ赤な葉に雪が乗っている色合いは美しかった。
先週の土嚢(←曜)日にパートナーが寒風のなかで庭のイルミネーションを設置してくれた。種々の色の組み合わせやほうき星や、庭やフェンスで灯りが点滅している。寒さの中の明かりは硬質できれいだ。

2014年12月6日土曜日

クリスマスツリー

クリスマスツリー、雪の中のパブ、雪原の駅とホテルの飾りつけ。ツリーには雑多なアイテムを無造作につけたのに、点滅する灯りが点くと趣があって立派に見える。パブの雪(つらら?)の明かりは自動的に色が変化する。こういう灯りを見ているとやはり嬉しい。
蕪蒸し2種(豆腐とウナギ)、ふろふき大根、ベークト海老芋、蒸し寿司。今日は本格的に寒かったから、ぴったりのご馳走。

2014年11月27日木曜日

楓の紅葉

近くの山がどれもとてもカラフルになった。以前は松一色だったが、広葉樹に変わったのだ。
庭の楓の紅葉が進み、昼間の光に輝いていた。夜のライトアップでは、2階から見ると赤と少し残った緑に下からライトが射して華麗だ。1階から見上げると、楓の枝先に三日月がかかっていた。

2014年11月25日火曜日

猪と猫

以前は桜と紅葉の穴場だったところが「そうだ、京都行こう」に出たり、ライトアップ始めたり、で、穴場どころではなくなった。でも庭や近所のお宅や疏水の木々が大きくなって、赤や黄の彩が美しくなった。人のいない静かな場所で、日の当たり具合なども考えて、一番良いときにゆっくり鑑賞できる。
最近は猿も猪も現れないけれど、昨日疏水沿いを歩いていたら「イノシシやネコに餌をやらないように」という立札があった。イノシシとネコを同列に扱うおかしさ(実際には全然おかしくない!)はこの辺りらしい。

2014年11月23日日曜日

楓の赤

裏の疏水の楓が色づいていたので、近くへ行った。反対側から夕日が射して、透き通るような強烈な赤さだ。何にも譬えようのない赤さで、見上げればその間に空の青さが下地(上地?)のように見えた。ジムの窓からは高瀬川と鴨川のほとりの紅葉、東山の裾の赤と黄が一面に見える。
冬の食卓:水菜とお揚げ、水菜のサラダ、蒸し寿司、金時人参と牛蒡の煮しめ、・・・
庭の楓のライトアップ

2014年11月22日土曜日

冬の食卓

今週は晴れて青空が美しく、桜や銀杏や楓の紅(黄)葉が光に映えた。紅葉で有名な場所は人波で大変だろう。庭や前の敷地の桜、疏水沿いの木々、鴨川や川端、東大路の並木、大学構内の楓、など日々の生活のなかに十分季節がある。
食卓に載る冬の食べ物:丸大根とお揚げ、蕪と鰤、蕪と豚肉、鮟鱇鍋、てっちり、熟し柿、蜜柑・・・
魚の季節はよく分からない。秋刀魚の季節は終わった。
琵琶の花が咲いて、良い香りがする。

2014年11月14日金曜日

インフルエンザ予防接種

昨日インフルエンザの予防接種を受けた。恒例の副作用でいささか気分が悪い。でも本物のインフルエンザにかかるよりは百倍も千倍もましだ。体力をつけるようにと、パートナーが昨日はすき焼き、今日は牡蠣雑炊を作ってくれた。すき焼きには松茸の大サービス。カナダ産の松茸は匂いも味も良く、きれいだ。私の居たノバスコシアは松林と湖の間隙に道路と集落があるような土地だった。あの松林の中に普通に松茸が生えていたのだろうか?!

2014年11月7日金曜日

月の出

9階のジムの窓の向こうに大きな黄色いまばゆい光が見えた。眼鏡なしの近眼の目には不思議な形の光だ。目を細めてみると半円らしい。東山からまさに月が上りかけていたのだ。パートナーと二人でガラスに額をくっつけてみていると、見る間に上りきってまん丸な月になった。月の色は条件によって変わる。今日のはひたすら明るい黄色だった。

2014年11月6日木曜日

会席料理

昨日は「飯田」でお食事。年に一回、大体今の季節に行く。最近二つ星になったとか。最もだと思う。でも大将も女将さんも以前と全く変わらない率直で明るい雰囲気だ。料理は雰囲気も味もちょうど好み。和食は料理そのものに加えて人柄や店のたたずまいや器などすべての総合芸術だということが少し分かってきた。器の価値は分からないけれど、雰囲気は分かる。健闘を願っている。

2014年10月31日金曜日

広島焼き

今日は広島焼き。我が家ではこれは冬のメニュー。風邪も治って元気になった。

2014年10月30日木曜日

秋・冬の食材

秋・冬の食材が次々食卓へ。牡蠣フライ、蕪・・・
今日は私が風邪なので、パートナーが鍋にしてくれた。フグと天然鯛の鍋。白ネギ、菊菜、金時人参、豆腐。どれも冬らしい食材。豆腐は夏は冷奴、冬は鍋や湯豆腐と、役目が変わる。

2014年10月26日日曜日

秋クロッカス?

秋クロッカスが咲いた、と思ったが、Wikiによると、クロッカスは早春に咲くもの。晩秋に咲くのはサフランだという。花はたしかにサフランの写真そのものだ。淡い紫の花びら、黄色と赤のしべ。近くで見ると実に美しい。

ボケシロップ

今年は琵琶と柿は全滅だった代わりに、はじめて梅の実を収穫し、梅シロップができた。秋にはボケに大きな実が5個実った。細い枝に、雨にも負けず風にも負けずしっかりついて、黄色くなるまで成長した。蜂蜜に漬けてシロップを作った。適度に酸味があっておいしい。ボケの実を見るのは初めて、というより、実がなることもそれが食用になることもしらなかった。
秋から冬にかけての食材も出始めた。牡蠣と小蕪。大根だって冬がおいしい。

2014年10月19日日曜日

青龍殿

昨日、今日は珍しく外を歩きたいと思った。久しぶりに快晴だったからだろう。空気は少し霞んではいたが、空が久しぶりにきれいな青だった。
昨日は青龍殿へ。途中山科は名のとおり立派な山々に囲まれていることを実感。青龍殿の舞台は広くて人が少なく、ゆっくり景色を楽しめた。三条通りから北の町全体が見渡せる。大文字がすごく近く、呼べば答えそうな距離に見えた。送り火の5か所も確認。京大はもちろん産大の一部も見えた。展望台も健在で、その後行ったフィトネスクラブの建物が目の前に。それにしても京都はビルの町だ。青不動のオリジナルと護摩を焚く行事を見学。
今日は荷物を出しに近くのコンビニへ。それだけでも外を歩くのは気持ちよかった。

2014年10月17日金曜日

秋の食卓いろいろ

銀杏、銀杏ご飯、萩ご飯、落花生ご飯、秋刀魚の塩焼き、秋刀魚のお作り・生わさび、松茸と鱧の鍋、松茸ご飯、栗、柿、葡萄、無花果、梨、鰯のたたき、芋棒、秋茄子、落ちアユ、 ・・・
松茸と鱧が出会うのは10月だけ。鰯に旬があるかどうか分からないが、秋が味が良いそうだ。秋ナスと鰊の炊き合わせも、もうナスが終わり。

2014年10月11日土曜日

月蝕

10月8日の月蝕。夕方6時過ぎに百万遍で東山の上に出た月の下のほうが少し暗くなったのを見た。その後は9階のジムで運動しながら皆既月食になるまで観察できた。運動のほうはかなり上の空になったが。皆既といっても真っ暗になるわけではない。ぼーっと赤い色が神秘的だ。以前双眼鏡で見たときには月の表面がピンクに見えた。家に帰ったころには満月でまぶしいほどだった。ちょうどその日青龍殿の拝観が始まったそうで、ライトアップの明かりがかすかに見えた。

2014年10月4日土曜日

萩ご飯

秋明菊が一輪。今年は春から草花の背丈がやたらに高い。秋明菊は私の顔の高さに咲いている。
今日は萩ご飯。初めて知った。むかごと銀杏を併せて萩に見立てるのだそうだ。おいしかった。
風邪はほとんど治った。

2014年10月1日水曜日

秋で一杯

今日から10月。天気が良くて10月にしては温かい。9月が寒かったので、ようやくほっとしている。
でもたぶん今日まで。
空気は金木犀でいっぱい。庭の野菊とミズヒキ草が小さな花瓶に咲いている。夏の間せっせと(?)食べた賀茂ナスも有機ナスも終わり、アユも終わりに近い。梅シロップもあと少し。そのかわりに私の大好物のサンマや銀杏ご飯が食卓に並ぶ。保存や輸送の技術の進歩のおかげて、北海道の日帰りサンマも食べられる。パートナーが毎日腕を振るってご馳走を作ってくれる。近くの崖に落ちている銀杏を拾ってきて焼いてくれた。もちもち度がすごい。秋の味覚で寒さも少し許せる。
今朝資源ごみを置きに行ったとき、疎水の土手に二か所立派なススキの塊があった。葉も穂も元気に伸びていた。芙蓉がまだ咲いていた。夏を惜しんでいるのかな。

2014年9月27日土曜日

金木犀

白ヒガンバナは秋分の日にちょうど満開になった。
昨日から金木犀の芳香が。ガラス戸を開けておくと部屋中が良いにおいになる。外も地域全体に金木犀の香りが充満している。
今日は天気よく、温かく、三条大橋から見た夕焼け空が秋の模様になっていた。青龍殿の壁が夕日に染まって赤く見えた。

2014年9月14日日曜日

寒い9月

雨の8月、寒い9月・・・これは私にとって。他の人たちには良い季節になったのだろう。晴れが多いが、陽射しが寂しそうだ。白ヒガンバナが数日前から咲いている。早すぎる。(と、毎年思うのだから、これが普通になったのかもしれない。)

2014年9月9日火曜日

岡崎公園

歯の定期検診に行くまでに時間があったので、久しぶりに二条の煎餅堂で煎餅を買って、岡崎公園の中をゆっくり散歩した。ちょっと暑くて明るすぎる午後の散策なんて今年はじめてかも。この辺りがほとんど人気(ひとけ)がないなんて、以前大晦日の昼間に来たとき以来だ。いつもとは違う風景を見ているようだった。赤い鳥居の南に知恩院の屋根がすごく近く見える。距離的には当たり前なのだけど、気が付かなかったのだ。これで夏の日を少し味わうことができた。

2014年9月8日月曜日

満月

9階のジムから東山が正面に見える。知恩院の上あたりに夕日で薄く染まった雲が山並みの形にかかり、そこから白い月がゆっくりと登った。雲際(?)から上る月という風景ははじめて見た。まん丸い。今日が十五夜であることを思い出して、月見団子を買って帰ろう、という話になった。三条大橋からは黄色く染まった月。大きい。夜中に家から見たときには高く上がって、まぶしいくらいだ。
間欠泉のような激しい雨が続いて夏を謳歌できなかった8月。その続きのような9月初旬。災害を受けなかっただけ幸いではあるが、年に一度の夏を失った不満が、今日の月の風景で少し緩和された。
庭には一輪の玉すだれとたくさんの赤まんま。近所の道端には紫露草、赤とんぼ。淡いピンクの芙蓉の花もまだ咲いている。銀杏がもう落ちているが、拾っている間に蚊に刺されてデング熱にかかるといけない、ということで、寒くなるまで見送り。

2014年8月23日土曜日

秋の空

広島の豪雨による人命災害は限られた地域の出来事としては大きな数だ。今後の生活再建も気が遠くなるほどのことだろう。航空写真で見ると、我が家の辺りと良く似た地形だ。昨夜も雷雨の轟で目が覚めてしばらくは心配した。パートナーの評価では山の規模がこのあたりのようが小さいので、多少は安心だとのこと。それでも敏感になっておくほうが良いだろう。
8月は雨続きで、気がついたら、クマゼミの「シュムシュム」から日暮やツクツクボウシやミンミンゼミに交代している。夜は虫の音がリンリンと大きくなった。空の青さが深く、入道雲から刷毛で刷いたような白い雲に交代。なんだか夏のぎらぎらした明るさをあまり経験しなかったような気がする。
サルスベリの赤とケープタウンブルーの青が庭の彩。今年はどこからともなくやってきた白い鉄砲百合が二輪フェンスに沿って咲いた。前の道の崖際にはムクゲと野菊が咲いている。野菊はふつうは11月頃の花なのだけど。

2014年8月11日月曜日

日暮し

庭でヒグラシが本格的に鳴きはじめた。良い声だ。例年より遅いように思う。
昨日の風雨はやはりすごかったのだろう。山道が滝になって泥水が疎水に流れ込んでいた。今日の新聞の写真では、鴨川が納涼床の下まで川になっていた。台風一過というとおり、過ぎるとほんとに静かで穏やかな日になる。桜の枝や葉が大量に落ちていて、久しぶりに外の掃除をした。

2014年8月9日土曜日

いろいろな行事

三条大橋から鴨川の土手の「京の七夕」を見た。笹の飾りと明かりが南北に続いていた。三条通りは益々にぎわっていた。昨晩の三条京阪の地下鉄の駅は超満員。琵琶湖の花火大会だったのだ。雨が強くなったので他人事ながら心配したけど、ぼんぼんと大きな音が響いて家が揺れるほどだった。山の向うだから花火そのものは見えないが、東の空が赤や緑に輝く。オーロラみたいだ。
あんな雨の中でも花火は打ち上げられるのだと知った。
今日は台風の影響で風雨。鴨川は泥水がしぶきをあげていた。

2014年8月4日月曜日

蝉の脱皮

夏っていいな。とにかく気楽。掛け布団は薄くてすむ、というよりほとんどいらない。衣類も軽い。風邪やインフルエンザの心配しなくて済む。(たまに夏風邪ひくけど)庭は緑でいっぱいだし、太陽は明るいし。熱中症や台風の被害にあう方々には申し訳ないけど、せっかくなら夏を楽しみたい。
一昨日の晩にリビングの前に張り出した泰山木の枝で蝉がちょうど脱皮したところを見た。薄い水色のきれいな色だった。血液が回って羽の色が濃くなったら力がついて飛べるのだそうだ。翌日見たときにはもうもぬけの殻だった。蝉の殻がたくさんついていた。昨日・今日庭で鳴いている蝉の何匹かは同じ枝から飛び立ったのだろう。

2014年7月27日日曜日

建仁寺

昨日は南側の室外温度が38.8度まで上がった。緑に覆われた庭でもそうなのだから、街中のアスファルトの上は何度になったのだろうと思いつつ、夕方三条大橋を渡った。家の中でも35,6度まで上がった。それでも昼間はエアコンは使わない。暑さを楽しんでいる。梅シロップが大活躍。今年は庭の梅の実も漬けた。琵琶の実は全滅だったが、柿とボケの実もすくすく育っている。
今日は建仁寺の塔頭の両足院の新しい襖絵と庭の公開がある、というので出かけた。町の真ん中なのに広くて静かな境内だ。両足院の庭も静けさを感じさせる。襖絵は16枚まで完成して、全体では96枚(たぶん)で、あと5年はかかるとか。

2014年7月24日木曜日

大船鉾巡行

150年ぶりに復活した大船鉾、そして何十年ぶりに復活した後祭、の巡行はぜひ見ておきたかった。パートナーには午前中の休暇届を出してもらって、四条へ。沿道は超満員だったけど、お旅所の向かい側に少し隙間があったので、そこに陣取って待った。大船鉾ののぼり、金幣、150年保存された懸装品、まだ白木の枠組み、屋根などが目前を通って行った。なんともいえず美しい。お旅所の前なので、神主さんの儀式や関係者の迎えなども見れた。お旅所の三つの神輿も金色に輝いていた。それにしてもこの壮大な祭りを毎年一か月取り仕切ったり、鉾を新調したり、町衆の力はすごい。大船鉾の明治初期の復活を諦めたのは小学校建設のためだったとか。京都は学校も町の力で整えたのだ。何事も民の力に任せるほうが発展するのだと思う。

2014年7月23日水曜日

後祭の宵々山

昨日はケープタウンブルーの第一号が咲いた。今日は3個。
昨晩は新体制ではじめての後祭の宵々山に出かけた。屋台も歩行者天国もないので、人出もほどほど。以前とちがってゆっくりそぞろ歩きができる。烏丸通に一つだけぽつんとある鈴鹿山でちまきを買う。華やかな雰囲気のちまきだ。それから室町や新町でいくつか山を見て歩いた。提灯の明かりが静かな暗がりに映える。松のライトアップが効果的。古い祭りも技術の進歩で新しい趣になる。黒主山で「うちわどうですか」の少女たちの呼び声に誘われて黒いうちわを1個。浴衣姿の少女たちの「ちまきどうですか」、「ろうそく一丁献じられましょう」などの呼び声や歌声には思わず「それでは」と思ってしまう。かいがいしく客の応対をする様子もかわいい。四条通を越えて南にあるのは大船鉾だけ。ここはさすがに満員で、南行だけ、立ち止まらないで、と係員が声をからしていた。それでも勇壮な姿を見れた。ヨドバシカメラでは高いところから枠組みを見て、それも面白かったが、屋根がついて多少の装いをした姿は美しかった。何年かかけて塗装したりするらしいけど、白木の鉾も良いものだ。

2014年7月20日日曜日

不思議な雲

昨日三条大橋から不思議な光景を見た。川のはるか北に雪山(?!)が出現していた。あちこちの山の谷間から雲が湧き出ていたので、かなり湿度が高かったのだろう。ちょうど山の形に白い雲が湧いていて、背後の北山をすっぽり隠していた。こんな情景は初めてだ。ケープタウンのテーブルクロスを見たときと同じような驚きだった。
蝉がときどき鳴いている。いつもより勢いがない。

2014年7月17日木曜日

祇園祭の月

6月の気温が上がらず、雨もあまり降らず、でなんとなく祭りの雰囲気ではなかった。でも河原町通や四条通は駒形提灯の飾りになり、コンチキチンが流れ、家の飾りが鉾になり、ヒオウギの花が飾られ、新聞に宵山の写真が出、と、祭りに気が向き始めた。今年は後祭に行くと決めているので、まだ盛り上がらないが。今日の前祭の巡行は無事に終わっただろう。今晩はパートナーの仕事が一段落したので、街中で食事の予定。神幸祭の神輿渡御が見れるかな。
ところでカタツムリの名前はギュリキ(クでなく!)マイマイだった。今年は会えなかった。

2014年7月11日金曜日

庭の異変

台風と梅雨の影響で数日雨・風の日々だったが、京都市内はわりと穏やかだった。今日は晴れて暑くなるようだ。
今年の6月は気温が低かったせいか、例年のような庭の出来事が少なかった。合歓の花は十分咲いたのにナガサキアゲハが来なかった。ギュリクマイマイをみかけなかった。枇杷の実はたくさんついたのに、萎びて腐ってしまった。日蔭のせいもあってか、紫陽花は咲かず、大きい梔子は2-3輪咲いただけ。小さいほうは咲き続けているが。それでも桃の木は目に見えて高くなっているし、朝顔は大きな葉をつけて伸びている。夏が夏らしいといいな。

2014年7月1日火曜日

天気の良い梅雨期?

今日から7月だ。京都の6月はほとんど雨が降らなかった。梅雨入り宣言が梅雨晴宣言になってしまった。今日も良い天気。でも夏というほどの気温にならない。これでも夏バテする人もいるようだけど。今年は合歓の花が咲いてもナガサキアゲハは来なかった。気温が上がらないせいだろうか。モンシロチョウがよく来ていたが、ハルシオンが刈られた後は草花が無く、ひたすら蜜を探して飛んでいて、可哀想だった。
土曜日にO先生が私の学位論文報告会を兼ねた講演会を開いてくださった。主に実験経済学関係者と、数学、情報学関係者が集まってくださった。他の講演や研究連絡が主目的でもあったかもしれないが、皆さん私の講演にも留まって(?)、質問も多く、その後の懇親会を含めて楽しい時間だった。花束をいただいたのは全くの予想外だった。

2014年6月21日土曜日

岐阜語?

物干しのポールが「やぐい」と言ったらパートナーが仰天した。意味が分からないという。私はそのことにびっくり。物の作りが頑丈でないときの表現なんだけど。もしかして、と検索してみたら、やはり名古屋方面のことばのようだ。母の両親が岐阜出身なので、母が何げなく使っていたことばを、全国共通の日本語だと思って、私も何気なく使うらしい。以前の「こずむ」もそうだったけど。私は岐阜は新幹線で通る以外訪れたこともないので、岐阜のことはほとんど知らない。それでもやはりつながりがあるのだ、と思うと面白い。
今日は洗濯機(まだ1年半しか使ってない)の修理をしてもらった。賢くなった分頭脳が壊れやすいのだろうか。

2014年6月19日木曜日

梅シロップ

今年最初の梅シロップ。これがあれば夏は無事。

2014年6月17日火曜日

梅雨時

梅雨入りしてから雨がほとんど降っていない。それでも合歓は目いっぱい咲いているし、クチナシも咲き始めた。良い匂いだ。
週末に東京に出た。日曜日に三田の慶応大学で話をし、その後母の見舞いに行った。久しぶりで一人では心細いのでパートナーが付き添って行ってくれた。東京駅は私の見知らぬ駅になっていた。町はほとんど見る暇もなかったが、人が多く、高層ビルに慣れていない者にとっては息苦しい町だ。帰って緑に囲まれてほっとしている。
月曜日には上賀茂橋東詰のタチアオイの群生を見ることができた。古い家を背景に咲き誇るカラフルな花々は魔力があるかのように美しい。この家の方が毎年面倒を見ておられるのだろう。

2014年6月8日日曜日

梅雨入り

さり気なく梅雨入り。
ジュース用の梅の季節。
天然アユ(和歌山)、一寸豆、合歓の花。

2014年6月3日火曜日

初夏らしいもの

最近数日は暖かく(世間では猛暑という)天気が良かった。今日までらしい。庭に流行るもの:ウグイス、ホトトギス、各種蝶々、庭石菖、柿の花、ハルシオン、朝顔のつる、サツキ、黄色とピンクのカタバミ、菖蒲の葉。今年は草花の背丈がやたらに高い。そして頭上は新緑でその間から空が見えるような感じ。桜、楓、花桃、合歓がどんどん高くなっている。その他の木々も庭を囲んで、周りの家も見えない。
食卓で流行るもの:賀茂ナスの醤油・ニンニク焼き、ウリ、キュウリ、トマト(これらに季節があるのを知らない人もいるようだけど)、ラッキョウ、豆ご飯、万願寺唐辛子、実山椒入りの豆腐田楽、などなど。鮎も出始めた。

2014年5月23日金曜日

アザミと風邪

月曜日に街中からの帰りに蹴上で降りてインクラインの土手のアザミを見に行った。10メートルくらいは続いていただろうか。ちょうど花開いた時期で赤紫の花が生き生きと群れていた。
その後急に具合が悪くなった。胃腸風邪です、すぐ薬が効きますよ、と医院で言われて、その通りではあったけど、珍しく食欲がなかった。今日はようやくまともな気がする。

2014年5月16日金曜日

蝶々

火曜日についで今日も五月晴れ。風は強い。緑の中に野生のツツジ(と思う)の薄いピンクの花が満開だ。とても華やか。楓に付いてきた植物の一つ。晴れた日には蝶々がハルシオンの蜜を目当てにやってくる。青筋アゲハの青い帯のきれいなこと。キアゲハ、モンシロチョウ、モンキチョウも。本物のクロアゲハを初めて見た。実際にはグレーだ。羽がとがっている。6月に来る真黒な大型のはナガサキアゲハらしい。アゲハは羽を広げたまま止まる。蛾と蝶の区別は止まるときに羽を広げているか閉じるかだ、と教わって固く信じていたが、違うらしい。こんな晴れた日が続くといいな。

2014年5月4日日曜日

春の食材

4月から5月の食材の料理が毎日のように並ぶ。木の芽味噌と蓬味噌の田楽、新じゃがの肉炒めと粉ふきいも、豆ご飯、一寸豆ご飯、筍ご飯、筍の木の芽白みそ和え、蕗とお揚げ、山蕗とおあげ(昆布と花かつおの出汁がおいしい)、遅いホタルイカと早い鱧、水ナスの漬物、・・・
今年はモンシロチョウとモンキチョウがたくさん庭に飛んでいた。今日は小型のアゲハが初来庭。ウグイスの鳴き声が上手になった。たしかに良い声だけど、あれは縄張りの確保のため、つまり生存をかけているのだそうだ。そう思って聞いていると自分まで戦っているような気になって疲れてくる。

2014年5月1日木曜日

緑の館

一昨日は暴風雨で、夜中に何かが壊れているような音がして怖かった。今朝も突然の大雨。その後に日が射して楓の葉に残った雨の雫がきらきらと光る。気が付けば庭は新緑に覆われている。少しずつ夏に向かっているのかなー。心弾む。

2014年4月27日日曜日

竹箒

庭の様子が目まぐるしく変わる。こでまり(?)が咲き、前の崖下の山桜はもう葉桜に変わった。
楓の薄緑に光が当たって輝かしい。疏水上の山藤が咲き始めた。桜のがく掃きは続いている。花の量が多かった分がくもすごい。掃いている頭の上に降り注いでくる。花びらとがくと落ち葉を一週間づつ掃くと竹箒はすり減ってしまう。新しい竹箒の履き心地が快いので、毎年新調する。
今年は松の花粉もすごいようで、近所の松は真っ黄色だ。風邪かと思った症状も花粉アレルギーかもしれない。もうそんな季節なのだ。

2014年4月10日木曜日

桜吹雪

昨日・今日は天気良く気温も上がり、桜も1週間近く咲いていて、ちょうど落花の頃になった。風が無くても花びらが散る。ちょっと風が出るとまさに花吹雪。枝の下に立っていると花吹雪に包まれる。直接日が当たるとダイヤモンドダストのようだ(といっても本物は見たことない)。水仙、山吹、タンポポ、カタバミ、と黄色い花が一度に咲き始めた。淡い色の野草のスミレ、スターフラワー、野草のホトトギス(?)、と紫系統の季節にもなった。何度、どの方向から見ても、庭は花盛りだ。毎夕桜掃きの季節でもある。今年はスギナも生えている。夜の豆腐田楽は庭のよもぎ入りの味噌仕立て。

2014年4月3日木曜日

花見

昨日も疏水」沿いを歩いた。桜は咲き増し、老人のグループがあちこちでピクニックをしていた。疏水沿いにも道端にも我が家の庭にも、今年は野生のスミレの当たり年らしい。紫の濃淡、大小いろいろな種類がある。
今日は明るいうちに2階の窓を開けて美山荘の花見弁当で花見をした。桜がさらに巨木になり、幾重にも花が重なって淡いピンクの濃厚な生クリームのような感触だ。花桃は蕾も花も華麗だ。白、赤、色々なピンク、紫、と、庭が一番華やかな季節だ。
明日から天気が崩れ寒くなるらしいので、この2-3日焦って(?)花見に専念した。

2014年4月1日火曜日

春の疎水沿い

久しぶりに疎水沿いを歩いた。白い花びらの桜が桜餅のような匂いを漂わせていた。途中タンポポと野生のスミレが街路樹の根本で咲き誇っていた。長く荒地になっていた土地には新しい家が。昨秋の台風で崩れた永興寺付近は整備され、あちこちに新しく植樹されていた。沈丁花はこの疎水では初めてだ。

2014年3月31日月曜日

春の嵐

昨日は文字通り春の嵐だった。すごい風雨のなか、白木蓮、花桃、山躑躅が開花した。桜も枝垂桜も無事で、今日はかなり咲いている。今日は天気も気候も良く、高瀬川と鴨川のほとりを歩いて桜見物をした。白川筋の柳が新緑で、まさに緑のカーテンだった。夜は庭の桜のライトアップ。

2014年3月29日土曜日

私的桜開花宣言

今日は天気良く気温高く春らしい日だった。庭の桜が午後になって咲いた。開花宣言!枝垂れ桜も。雪柳はすでに咲いていた。白木蓮も今にも咲きそう。椿の大木の上のほうに真っ赤な花が大量に咲いている。十石船も始まったそうだ。
24日に学位授与式があった。なぜか研究科代表に。目が悪くてそそっかしいので階段で躓かないように家の階段を昇り降りして練習した。おかげで、無事だった。パートナーも出席してくれた。その後あわら温泉へお祝いと感謝の旅行。ひたすらお湯に浸かっていた。

2014年3月17日月曜日

沈丁花

今日は最高気温19度という暖かさ。ほんとの春という感じで気持ちよかった。その代り山々が真っ白。黄砂とPM2.5か。昔の人が霞たなびく、なんて風流がっていたのは黄砂なのだろう。庭では沈丁花が強い芳香を漂わせ、紅梅が9割りくらい咲いた。やはり花が多いとライトアップしてもきれいだ。夕食後に電気を消して、パートナー考案のデザートで観梅した。焼き安納芋に蜂蜜で炊いた梅干しのソースをかけたデザート。

2014年3月12日水曜日

庭の春

昨日から紅梅のライトアップも始まった。まだ花はちらほらだったが、蕾が赤いので良く映えた。今日の暖かさでたくさん咲くだろう。「星の瞳」がいくつか咲いた。ブルーの小さな花が陽に照らされると、「春だなー」と思える。蕗の薹、ボケの花、やはり春だ。一昨日は今冬(もう3月10日だった!)一番の寒気団とか、とにかく寒かった。今年一番というくらい。顔が凍った。青空と吹雪が交互に現れた。今日は別の土地にきたように明るくて暖かい。このままずっと、とはいかないようだ。

2014年3月8日土曜日

夜の梅

今夜から白梅のライトアップ。黒い背景に純白の梅の花が煌めく。幽玄の美というのだろうか。
玄関には去年作者からいただいた紅白の梅の絵がかかっている。

2014年3月7日金曜日

キティちゃんの卒業式

私の学位のお祝いにパートナーがNAOの人形をプレゼントしてくれた。キティちゃんが卒業式のガウンと帽子を着て卒業証書を抱えている。今までの二つの人形とは雰囲気が違うけれど、とても可愛い。これは日本国内限定だそうだ。最近また冬に逆戻りしたけど、心は春の気分だ。そういえば白梅はかなり咲いているし、紅梅の花も数を増した。

2014年3月2日日曜日

紅梅

紅梅も咲き始めた。でもまた真冬になるらしい。梅の花、大丈夫かな。

2014年3月1日土曜日

ひな祭り

家の中は前からひな祭りだった。ようやくそれらしい気候になったのに、また来週は冬に戻るらしい。今日は早めのひな祭りディナー。メインは蛤のお澄ましと牡蠣寿司。牡蠣寿司はパートナーがテレビで知った、三重県の一地方の名物(?)だとか。甘辛く仕立てた牡蠣と寿司めしの酸味、それに辛子の味がとてもよく合う。

2014年2月26日水曜日

梅一輪

今日は気温が上がった。その分PM2.5が大量に運ばれてきたらしい。近くの山も真っ白に霞んでいた。朝日がぼんやりしていた。それでも暖かいのは気持ち良い。白梅が一輪夜になって咲いた。これから紅白の梅が咲き誇るだろう。

2014年2月14日金曜日

積雪

今冬はじめてまともな積雪があった。夕方にはだいぶとけているけど。
今年になってから毎日が同じように過ぎていった。相変わらず引きこもりをしているせいもあるが、気象が同じようなのだ。朝は晴れていて、やがて曇ってときには時雨れる。そんなパターンだった。局地的に豪雪の地域などがあったが、このあたりは雪には見放されていた。
イギリスやウェールズでは水害で大変なようだ。全体として平な土地で洪水が起きている。ブリストルのサスペンション・ブリッジが強風のために一時閉鎖されたとか。対岸の地域に住む人たちはどうしたのだろう。雨は日常のことでも気象が穏やかな町だったのに。クリフトン・ダウンから見た橋沿いの灯りを思い出す。

2014年1月3日金曜日

蝋梅の花

正月三が日は私はずっと引きこもり。門外不出。パートナーは今日自転車で買い物に。今日は晴れておだやかだった。家の前は行き止まりの道なので交通はないし、宅配もほとんどなく、近所の車もあまり動かず、外からは車の音も人声も聞こえない、森閑とした日々だった。
蝋梅の花が数輪咲いた。

2014年1月1日水曜日

新年

             新年 明けまして おめでとうございます

曇り日の新年だ。気温は割と高い。大晦日は晴れて明るく穏やかだった。飾りものが正月用に変わった。30日にラクトにお節料理など買いに行った。例年のことなのに今回は超満員だった。目的の売り場への移動も大変だった。そして時間帯のせいか超高齢者が大勢だった。カートにすがるように腰を曲げての買い物姿もあったが、一人で買い物する元気があるのは良いことだ。
庭は赤や黄色に変わった木々の葉が落ち始めている間に枇杷のつぼみの芳香がただよい、蝋梅や沈丁花の蕾が出始めた。冬に入ると同時に春の準備をしているのだ。毎年のことながら感動する。山茶花の真紅が美しい。八つ手が大きくなって白い花が一杯についている。