2026年5月5日火曜日

風薫る節句

 今日は素晴らしい気候の一日だった。庭に立っていると暑くもなく寒くもなく、かすかな暖かい風があって、緑いっぱいで、まさに風薫る五月の子供の日。私の育った家では3月3日にはお雛様、5月5日には鍾馗様を飾った。鯉のぼりの記憶はない。

黄色と黒のナミアゲハが残っているハルジオンの蜜をしきりと吸っていた。翅をぶるぶる震わせながら、絶えず場所を変えて、人間などものともせず、ときどきぶつかりそうなくらい近くに飛んできたりする。シジミは翅を閉じたまま蜜を吸う。2匹がぶつかりそうになったりしながらしばらく目の前にいた。蜂やそのほかの虫も飛んでいる。こんな野原みたいな住まいはもうほとんど見当たらない。近所は建て替えが多く、敷地いっぱいに家が建てられ、庭も雑草などは見当たらない。今時の家は四角く窓が少なく、地震対策、保温、保安などはしっかりできているのだろう。この家の改修のときにも地震対策上ガラス戸の面積を小さくするように勧められた。私がどうしても広く、と言ったので、他で色々工夫してなんとか耐震基準を満たすように工夫してもらった。私にとって、外とつながっている感覚や自然の営みを感じられることも心の健康には大事なのである。でもいつまでそういう生活が続けられるだろう。規格外の生活はそのうち排除されるのではないだろうか。

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