プリズム入りのレンズができて、コンピュータ仕様の新しい眼鏡をかけるようになって、3日目。乱視の調節もしてあって、とにかくきれいに見える。長いこと「なんとなく見える」状態に慣れていたので、これではかえって疲れるかも、と思ったが、そういうことではない。やはり正しい眼鏡は良く見えて、眼も楽だ。
で、話せば長いことながら・・・2月初めに左目の手術を受けた。「高難易度の手術だったが、予定通りできた」、そしてその後も「順調、順調」と言われた。実際にときにはあるらしい頭痛などもなく、目薬も一定期間の後には不要になった。片方ずつ検査すれば左右ともに矯正視力は1.0である。ところが両目では物が二重に見える。とくにコンピュータの距離では、1行の文字列が左目では左下にずれるので、次の行と重なって、何を見ているのか分からない。メールのフォルダ一覧がメール本体の部分に押し寄せるので、どこをクリックすべきか分からない。入力をした結果が読めない。印刷物は目の近くに持ってゆくと何とか読める。遠くはぼんやり見えれば良いので何とかなる。しかしコンピュータが使えなければ、ほとんどすることがない。検診のときにその旨伝えたが、最初は主治医も首を傾げていた。色々話したり質問に答えているうちに「斜視か」と言われて後日検査を受けたところ実際に斜視ということで、担当医も代わり、とりあえずプラスチック(と思う)のフィルムで出来ているプリズムを古い眼鏡にはりつけただけで、正常に物が見えるようになったのである。右は縦、左は横に筋の入った薄いフィルムでこれだけの効果があるのだ。私の知っているプリズムとはガラスのごっつい三角柱である。それをレンズに組み込む、と聞いて驚いたのだが。後日詳しい検査結果による処方箋を持って眼鏡屋さんに行き、無事新しい眼鏡を使えるようになった。月も1個になったし人の顔には目が2個だけになった(!)この眼鏡でないと、月は2個、目は4個になる。
1 件のコメント:
随分大変だったんだね。理解できていませんでした。ごめん。
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