2022年6月9日木曜日

ひなげし

 去年ひなげしが一個咲いた。今年は次々出てくる。真っ直ぐな茎の上に朱色の花が一つ咲く。夕方には花は落ちて茎だけが立っている。互いに数十センチ離れたところに出る。どこから飛んできたのか、近所でも見ていないし。漢字では雛罌粟らしいが、とてもそうは読めない。罌なんていう漢字があるのだ。Wikiを見たら、「虞美人草とも呼ばれる」とあって驚いた。昔漱石の「虞美人草」を呼んだことがあるが、どんな花かは知らなかった。小説の内容もほとんど忘れていて、これもWikiであらすじを確かめた。

紫陽花が青く色づき始めた。他所より遅い。合歓の花が咲いた。今年はウグイスが5月終わりころから庭で鳴いている。以前のような必死の様子ではなく、落ち着いたきれいな声だ。

今朝パートナーが玄関の外に出たら、ちょうど鹿が山のほうに走って行ったそうだ。あっという間だから声をかけてもらっても間に合わなかった。「今まで見た鹿で一番美しかった」という。角が大きく、毛並みがきれいで青みがかった模様があったとか。近くの方がすぐ後に通りかかった。きっと歩いている横を鹿が走ったのだろう。見たかったなーー!!


1 件のコメント:

shayashi さんのコメント...

青く見えた斑点は、夏毛の特徴で、それが「鹿の子模様」だそうです。実際は白い毛だそうで、地の毛色が茶色だから相対的に青く見えたのでしょう。でも大きな角だった。