2017年12月30日土曜日

年末

やはり年末は来る!
昨日はラクトに買い物に。わらびの里のおせち料理を買った。
11月から気温だけでなくいつも風が冷たい。天気予報ではお日様マークなのに午後には曇る。濃い雲の間に少し青空がのぞいて、ときどき霧雨みたいなのが降る。京都の冬の空としては正しいが、近年では珍しい。寒さの中で木々の花芽が育っている。紅白の梅、白モクレン、沈丁花。蝋梅はもう咲き始めた。
今晩はポストクリスマス・プレ年越し(??)のお出かけにした。久しぶりに菊水へ。

2017年12月25日月曜日

民藝展

先週高島屋の民藝展に行った。こういう催しに行くのは久しぶりだ。
外周りの工事は夏みかんの周りに土を盛って根を保護して、一時中断。
寒い日が多かった。その代わり丸大根とおあげ、蕪蒸、尾道のアナゴを乗せた蒸寿司、等冬のご馳走もいろいろ楽しめた。
今日は起きたらプレゼントが置いてあった。いつの間にか用意しておいてくれたのだ。今年から外のイルミネーションと中のツリーは止めることにした。雪の村などの飾りは残した。

2017年12月17日日曜日

サンタさん

金曜日にゼストお池を通ったら、ベンチにサンタクロースが腰かけていて、人が集まっていた。司会者が「フィンランドからのサンタクロースさんが今日は特別にここに来てくださいました。一時間続いた一緒の写真撮影もこれで最後です」と言っていた。公認のサンタさんなのだろう。お母さんが子供を乳母車から抱き上げて、最後の記念撮影にかけつけた。終わってから子供とサンタさんが手を振りあっていた。
新しくなったキッチンユニットの排水管から洗剤の泡が出た。外の工事も夏みかんの木の根がむき出しのままにされていて、低温が続くなかで枯れないか、という問題が生じた。なかなか落ち着かない。

2017年12月15日金曜日

初雪?

昨日の朝、世界はうっすらと白かった。すぐに溶けたけれど。あれでも初雪というのだろうか。

2017年12月13日水曜日

寒い季節の暖かい食事

昨日も今日も気温が低いうえに風邪が強いから外はとにかく寒い。家の中は日が当たれば暖房がいらないかも、と思えるほど。
昨夜はぶり大根と蕪のみぞれ鍋(豚肉、京ニンジン、しいたけ、ほうれん草)をパートナーが心をこめて作ってくれた。冬の夜の幸せ。

2017年12月12日火曜日

新しいキッチンユニット

今日は今冬今までに一番寒い日。完全な冬の格好でも外を歩いている間に凍えそうだった。先週からの寒さで庭の楓はほとんど葉が散ってしまった。残った20枚くらいの葉が濃厚な赤色だ。
キッチン改修は先週末で終わった。新しいこともあって明るくきれいだ。食洗器はミーレにしたが、これが大きくて使いやすい。工事中は山小屋生活みたいで面白かったが、完成して普段の生活になると、やはり行動が自由になって暮らしやすい。

2017年12月7日木曜日

キッチン改修

キッチンユニットが古くなったので入れ替えを含め、その辺りの改修をすることになった。今週の月曜日から。その間水は洗面所だけ。IHを買ってお湯を沸かしたり、鍋を温めるくらいはできる。電子レンジとパン焼き機は使える。食べ物はできるだけ調理なしで済むもの。紙の皿や割りばしを利用して洗い物を少なくする、などいろいろ工夫。昼間の工事中はパントリーもリビングも封印されるので、お茶とインスタントコーヒーとクッキーなどを自分の部屋に置いておく。災害時のために保管していた割りばしや紙の食器が役にたっている。
昨夜の最低気温は-0.3度だったようだ。とにかく寒い。真冬だ。家の中は床暖や二重窓で暖かいのがありがたい。

2017年11月25日土曜日

冬のご馳走

今年の風邪はひどくはないけど長引く。今度はパートナーが喉が痛くなった。それでも二人ともインフルエンザの予防接種をして、ほっとしている。私も例年のような副作用がなくて助かった。歯の治療は中途半端。神経が通っている歯の空間(?)が細くて器具が通らない、麻酔が効かない、と。人の歯のせいにするな!
とりあえず今は痛みは治まっていて、なんとか普通に近く食べられる。ぶり大根、蕪蒸し、加賀蓮根蒸し、富田林の海老芋と慈姑のオーブン焼き、などパートナーの工夫が加わった冬のご馳走の今冬はじめて。いや、まだ冬ではないか。でも最近は寒くてすっかり冬の感覚になっている。紅葉の名所はどこも超満員であろうと思うと、出かける勇気がない。これではもう一生紅葉の名所は見れないことになるが。庭の桜の落ち葉は毎日こんもりと溜まる。掃くのは好きだが、雨や体調不良でさぼるとすごいことになる。最初は茶色の枯れ葉だったのが、最近は燃えるような赤い葉もある。裏のイチョウの黄色も日に生えると美しい。今年は柿は全滅。夏みかんは2個。そういえば琵琶の花の芳香がしない。明日見てみよう。

2017年11月13日月曜日

いろいろ多忙

この10日くらい、いろいろあって、忙しかった。働いたわけではない。土曜日の夜に歯が折れたような痛みで、舌がちょっと触れただけでも飛び上がるほど。水を飲むのもうがいをするのも大変。かかりつけの歯科医院は週末は休み。月曜日までこの状態では眠ることもできない。歯の治療は腹痛や風邪とちがって、他所で応急処置とはいかないことが前に経験がある。日曜日開業の医院に「これからそちらでお世話になります」と言って満員のところを頼み込んで見てもらった。虫歯が折れかけてぐらついたのが痛みの原因ということで、とりあえず固定してもらって、翌日神経を除去して仮歯みたいなのをつけてもらった。本格的な治療は今週からのはずだったが、週末から風邪ぎみなので1週間先になってしまった。その間に東京に墓参。パートナーが一泊の出張なので、行きだけでも一緒に、ということで、弟も来て3人でお参りした。私はすぐに帰った。
桜の落ち葉が毎日道路に山盛りになる。掃くのは楽しいが、帰りが遅かったり雨だったり風邪だったりすることもあるので、毎日清掃ともいかない。
紫色のクロッカスが何か所にも増えて満開だ。群れになって咲くので、子供が戯れているような感じだ。葉が伸びて、林の下に花が咲いているようだ。

2017年10月29日日曜日

大阪とSagra

今日は大阪にシステムキッチンを見に行った。今のが古くなったので新調するためである。色々便利なものができているようで、見学は面白かった。しかし大阪の地下道の複雑さはずいぶん前に経験して恐怖を感じていたが、リニューアルされた今はもっと複雑らしい。駅のホームの両端の改札口は全く別な世界への出口になっているようだ。改札口は一か所、という駅に慣れている者にとっては異次元の世界。パートナーについて歩いてなんとか無事。京の田舎に帰ってこれたのが、なんだか不思議な気がする。
その後Sagraでディナー。いつもながらシェフの感性が表れていて、見た目がきれいで味も上品だ。今日は我々以外に客がいなかった。昼間はいつも満員なのだが、夜はどうしたのだろう。満席のレストランが多いはずなのだけれど。
前の道端に野菊が咲いた。

2017年10月25日水曜日

台風

台風21号では夜中に土砂災害の危険性につき、緊急避難準備発令のメールがスマホに届いた。はじめての経験だ。雨量によっては危険性もあり得る。今回は雨の降り方がそれほどひどくなかったし、3時ころまでには豪雨の予報もなくなっていたので、とりあえず寝ることにした。雨量の多いときには前の道が滝になるが、今回はそんなこともなかったし、風もとくに強くはなかった。後でテレビや新聞で見ると、災害が起こったところはとてもこの辺りの雨や風の強さの比ではなかった。しかし「今までは大丈夫だったから、次も」とはいかない。災害に帰納法は成り立たない。次回も注意しよう。
最近二回の雨で倒れて横になってしまったシュウメイギクは、地面の上で花を咲かせている。なぜかタンポポが咲いている。

2017年10月14日土曜日

スズメバチその他

今日はいろいろ事件が起こった。最初は昨日なのだが、パソコンがスリープしたまま再起動しなくなった。今朝からパートナーが奮闘してとりあえず使えるようになったが、これで2回目である。
次に桜の落ち葉を掃除していたら、ブーンというモーターのような音がした。どこでモーターを動かしているのか、と思ったが、いや、蜂だ、と気がついて玄関に逃げ込んだ。大きなスズメバチが3匹。家の中でパートナーがカメラを設置してくれて、見ていると門の横の桜の古い枝のキノコのあたりに入れ替わり立ち代わりやってくる。餌があるのだろう。キノコか樹液か。落ち葉も箒もそのまま。門も開けたまま。暗くなると活動が鈍くなるそうであるが、明日は廃棄物をとりに業者が来るので、どうしよう、と言っている。
それに前の道行く人々、とくに子供たちを襲わないかと心配だ。
その後洗濯物に黒い濡れた紙くずみたいなものがついているのに気がついた。洗濯機のパッキンの溝のごみをしばらく掃除していなかったので、溜まったごみがあふれたらしい。慌てて掃除したり、衣類のごみを洗い流したり、床に点々と落ちたごみを拭き取ったり、選択をやり直したり、と二人でばたばたした。パッキンの裏にはカビもついている。文明の利器は使いっぱなしではだめで、お仕えしないといけないようだ。

2017年10月4日水曜日

中秋の名月

今日は中秋の名月。良く晴れて空気も澄んでいる。輝く月と星を見てから、月見だんごを食べた。
気温が下がってから風邪をひいた。秋風邪は軽いが長引く、と言う通り、大したことないのに全快に1週間かかった。その間に金木犀が咲き、散り、紫つゆ草が咲き、前の崖に赤いヒガンバナが咲き、銀杏を拾い、水色の糸月や白い月を見た。今年は庭中に赤マンマが咲いている。サンマ、マツタケ(カナダ産など)、梨、リンゴなど秋の味覚が出回るようになった。秋はすばらしいのである。ただその先の冬を思うから、なんとなく不安になるのだ。

2017年9月18日月曜日

秋の川床

先週の水曜日にオーストラリアから京都観光に来られたご夫婦をパートナーとともに招待して、鴨川沿いのイタリアンSagraで昼食。天気が良いので川床の席にしてもらった。簾で天井を作ってあるので直射日光に焼かれることもなく、ちょっと蒸し暑いが風が吹いて、青い空と白い雲、澄んだ川、東山、対岸の南座などを眺めながら、シェフが工夫を凝らしたイタリア料理と会話を楽しんだ。二人とも楽しんでくれたようだ。観光最盛期をちょっと外れているので、観光地もそんなに混んでいないとか。東福寺は寂しいくらいだったそう。土曜日早朝に関空を発ったのは幸い。その夜から台風が日本列島を直撃したのだから。
この辺りは風も雨もたいしたことはなかったが、白ヒガンバナの何本かは倒れている。それにもめげず華麗な白い花が満開だ。玉すだれがようやく咲いた。夕顔とケープタウンブルーはますます堅調である。

2017年9月10日日曜日

秋・秋

昨日は一日中ミンミンゼミが一匹庭でないていた。「ミーン」で始まってリズムにのって「ミン」を繰り返し、「ミ―――ン」で終わる。「ミン」は4回と6回が多いが、3回、5回、7回のこともあるようだ。
夕顔の花を26個数えた。大きな花だ。白ヒガンバナのシュートがもう出てきた。赤トンボが家の前で私にぶつかりそうに近くを飛んでいった。

2017年8月31日木曜日

ほんとに秋

今朝は寒いくらいだった。家の前で赤トンボが間近に飛んでいった。勝手に生き延びた(?)ケープタウンブルーが小型ながら独特の薄青い花を咲かせている。一日中空が澄んで雲は白く柔らかだった。夕方三条通から見た西の空には淡いオレンジ色の雲が浮かんでいた。夕顔は22個数えた。半月が明るい。庭は猫じゃらしや赤まんまなどの草花でいっぱいだ。大きな芋虫が夕顔の葉を食べて穴をあけているのをはじめて見た。三つ葉についていたカタツムリをパートナーが持ってきて見せてくれた。秋の虫がリンリンとないている。秋は気持ちよく美しいのだが、寒さに向かっていると思うと、やはり嬉しくない。

2017年8月16日水曜日

もう秋?

立秋は旧暦でも新暦でも秋である。夏の暑さはあっという間に過ぎた。庭には赤まんまが咲き始め、ジージーセミを挟んで、東側でツクツクボウシ、西側でなぜかミンミンゼミの声。ミンミンゼミは関東の夏のセミのはずなんだけど。ヒグラシは7月が多いが、今年は今頃に。明け方に寒くて目が覚め、2枚用意した夏掛けをかぶって寝なおした。数日前に街中の9階の窓の前を赤とんぼの群れが飛んでいた。今日はバッタが草むらで跳ねた。
今日は五山の送り火。テレビで見ることに。初めてのことではないが、遠くからでは分からない火のつけ方や火床の作りなどが見えるのはテレビのおかげ。もちろん遠くからでも実際の火を見るのは格別である。

2017年8月5日土曜日

割烹飯田

今年も8月はじめに飯田さんで食事。二つ星になっても率直でフレンドリーな雰囲気は変わらない。料理は優しくて美しい。「食べ物だけでなく器や庭や室内など全体が一つになってこその料理」という哲学が食卓にのるし、心も楽しませてくれる。
毎朝暑さを知らせるようなセミの合唱。庭にはたくさんのセミの抜け殻。夕方にはヒグラシが庭の木で啼くようになった。夕立と雷。夏になると身体も心も軽くなる。でも八月に入ると、八朔ではないが、サクサクと日が経ってしまう。今から夏の終わりを嘆いているのも変な話ではあるが、夏はともかく短い。それでも夜になって大きな白い夕顔が咲くと心強い。最近は空の青がはっきりしてきれいだ。空気が良くなったのだろうか。

2017年7月29日土曜日

夕立

梅雨中も梅雨明けも、夕方から大雨が降る日が多い。街中では「10分くらいの間だから大丈夫」と思っても、地下鉄から出たら、そこは土砂降りだった、という目に二度もあって、傘はつねに携帯していても、持ち物も靴も水浸しになった。一歩ごとに雨が強くなった。
そんな風にして祇園祭りの月も過ぎてゆく。久しぶりに菊水で食事して後祭りの宵々山に出かけたが、人出もほどほどで、お囃子を聞いたり、装飾をゆっくり眺めたりできて、以前とは違う楽しみ方ができた。橋弁慶山で粽を買った。巡行は二度ともテレビで。詳細が見えて良いが、要らぬおしゃべりが多い。音を消して見るようにした。
庭はすっかり緑で覆われて、また楽しい夏の日々になった。

2017年7月16日日曜日

今日の雨は本物の夕立のようだった。雨が止みかけて日が射したときに、東の空低くに薄い大きな虹が出た。久しぶりの虹だ。以前はよく見たのだけれど。

2017年7月15日土曜日

ムカデ

先週末にムカデに左手の親指を噛まれた。以前一度噛まれたが、そのときは『ちくツ」くらいで、痛さは忘れがたいが、すぐにひいた。今回は痛さの度合いも違い、指全体に痛みが広がった。噛まれたショックと床に落ちた姿と痛さで大声で喚いた。黒光りして黄色い無数の(?)脚が見えた。害がなければ立派な生き物だ。私はとらえ損ねたが、後でパートナーが偶然見つけて退治してくれた。ムカデに悪意があったわけではない。でも人間も防衛しなければならない。パートナーの知恵で、熱い湯を流し続けたらやがて痛みがひいた。熱で毒が消えるのだとか。低温火傷するくらい熱くしないと効かないそうだ。低い温度では毒が広がって危ないそうである。48度では即火傷しそうだったので、47度にした。何分流したかは分からないが、ともかく後遺症はない。火傷防止にパイロールを縫っておいた。大雨で流れてしまった外まわりのムカデ除けをパートナーが撒いてくれて、家の中の樟脳を増やし、その前に買って使っていなかったムカデ対策のカヤの中で寝ることにした。ついでに蚊帳の役目もしてくれるので、安心だ。
梅雨というけれど真夏の夕立のような大雨が毎日降って、雷も鳴って、高温になって、いつのまにか夏になったらしい。夏野菜をいろいろ食べたし、今日は祇園祭の皿でお祭り気分の夕食になった。

2017年6月15日木曜日

アメリカ鬼アザミ

疎水の土手に濃い緑の植物がたくさん生えていて、形はアザミを大きくしたようなものだが、はるかに頑丈で棘が見るからに痛そう。ときどき観察していたら、まさに巨大なアザミの花が咲いた。アメリカ鬼アザミらしい。普通の(?)アザミは棘があっても、全体としては優しい感じなのだが、二つも形容詞がつくとその印象は全然ちがう。それでも6月にアザミの仲間が見れるのは楽しい。
梅雨に入ってから天気が良く(!)風向きが変わったらしくアレルギー性鼻炎も緩和されて快適だ。庭には合歓やクチナシ、泰山木に紫陽花が咲き始めた。庭の夏みかんの最後の1個は昨日食べた。琵琶も少し。
昨日近所の草むらでパートナーが狸を見た。写真で見せてもらったが、本物を見たい!今京都放送で「有頂天家族2」放映中。狸と天狗と人間が入り乱れて騒動を起こしている。荒唐無稽なのに、ともかく面白い。

2017年5月29日月曜日

旧三条アドベンチャー

数日前の夕方、北花山の旧三条通の探検に行った。何年ぶりだろう。道は山の中腹にあって拡張できないから、相変わらず狭いが、古い家屋の多くがなくなって新しい家が建っていた。でも、最近はどこでもそうなように、更地や空き家も多い。家々の間からいつも通る三条通が見える。なんだか不思議な感じだった。
今日夜9時頃。沈みかけた三日月がオレンジ色をしていた。ものすごく明るい。湿度が高くもないのに、なぜあんな色なのだろう。空気が汚れているのだろうか。重慶で見た夕日を思い出した。くすんだ赤い色で、感触がブルーチーズのもろもろとした感じなのだ。もちろん青くはない。スモッグのせいだったのか。

2017年5月20日土曜日

岡崎かいわい

季節がどんどん過ぎてゆく。ツツジもサツキも終わって、夏みかんの花の甘い香りが庭の隅に漂っている。白いしっかりした花びらだ。ニワゼキショウが咲き始めたが、今年は疎水の土手がニワゼキショウ畑になっている。今年はキューリグサがたくさん咲いていたが、いつの間にか姿を消した。小さい小さい青い花で、その名はキューリのような匂いがすることから、とか。パートナーが私の好物の筍を何回か料理してくれた。昨日は加茂ナス。ニンニク煎餅をのせてしょうゆ味で油焼きする。鱧も出始めた。
今日は国立近代美術館のマルセル・デュシャン展を観に行った。私には理解不能だが、パートナーがモダニズムの一環なのだと説明してくれた。蹴上の土手いっぱいのアザミを見たり、疎水沿いに三条通まで歩いたり、古川町で買い物したり、ずいぶん久しぶりのことだ。ギンモンドが閉店したり、新しい店や一軒貸の宿が増えたり、変化が大きい。帰って庭で実った夏みかんを食べた。夜は筍や尾道からいただいたアナゴのちらし寿司に木の芽、グリーンピース、コシアブラの胡麻和え、など季節の食材いっぱい。尾道のテレビ番組を見ながらの食事。暑くて楽しい一日だった。

2017年5月7日日曜日

緑の庭

今年も庭が緑いっぱいの季節になった。ツツジがピンクや真紅や白の花で輝いている。͡コデマリの白もきれいだ。夏みかんの花はどうなるだろう。つぼみのまま落ちている。今年は夏みかんがたくさん実ったので、そのまま(砂糖はかける)や、ジュースや、夏柑糖(パートナーが寒天で作ってくれた。すごくおいしい)で楽しんだ。連休の間はともかくひっそりしているのがベストだが、蹴上の土手のアザミや浄水場のツツジは見に行った。

2017年5月1日月曜日

5月

昨日は初夏のようで気持ちよかったが、4月はあまり季節の進みを感じないままに過ぎた。庭は草花が急に背のびして賑やかだ。ツツジが色とりどりに咲き始めた。日が照ると山吹がまぶしい。夏みかんのつぼみが出始めた。八つ手が裏でひっそりと花咲き実が熟している。実が紫色になるのをはじめて知った。道路横の崖にスズランスイセンが咲いた。どこから来たのだろう。葉は明らかにスイセン、花は明らかにスズラン。鶯が庭でよく啼くようになった。
昨日は蹴上の土手を見に行った。タンポポと名前を知らない黄色い花とアザミで一杯だった。それにしても街中の人の多さ。観光客は京都の風情ではなく(そんなものはもう無い)互いを鑑賞しているのだろうか。

2017年4月24日月曜日

モンシロチョウ

桜掃きも終わって、庭はタンポポ畑になった。山吹きの深い黄色もきれい。今日は間違いなく暖かい(暑い?)日で、太陽の光が強い。こんな日には前の山桜の青みがかったピンクが不思議と涼しさを感じさせる。庭ではタンポポにモンシロチョウが止まっていた。蜜を吸っていたのだろう。
昨夜はパートナーが庭の草花を摘んで天ぷらにしてくれた。柿の葉、よもぎ、タンポポの花、蕗の葉、ドクダミ、カラスノエンドウ。天ぷらにするとアクが抜けるのか味が淡泊になって野草の強い風味は消えるが、緑が美しく、庭の草花を食しているという楽しさがある。雑草と呼ばれるものには身体に大切な養分が多いらしい。といってもたくさんは食べられない。衣の粉と油ですぐに満腹になる。

2017年4月8日土曜日

あわら温泉

久しぶりにあわら温泉に3日間。気温が高くなったころ。それでも比良山や白山は雪に覆われていた。雨も降りだした。全国で桜が満開や開花。頑張って温泉につかったせいか、なんとなく眠くて動きが鈍い。身体の芯の疲れが出てきたのかも。
帰宅して門から庭を眺めたら、出かける前とは大違いに華やかになっていた。高く枝が伸びた椿の赤、少し下がって白モクレン、しだれ桜、前の崖下から生えているソメイヨシノ、花桃、山つつじ、門の脇の巨大なソメイヨシノ。下のほうには雪柳、ボケ二色、沈丁花。水仙、タンポポ、などの草花。例年よりは遅いが、ようやく庭が春の色で一杯になった。桃が大きくなって、2階から見ると、花とつぼみの組み合わせが美しい。疎水沿いに歩いてみたら、ちょうど観光船が通った。雨のせいかお客さんは2人しか乗っていなかった。夜にはパートナーが桜のライトアップをしてくれた。

2017年3月31日金曜日

スマホ

10日ほど忙しかった。8年半使った子供用ケイタイ(店の人もその長さに驚いていた)から(Simple)スマホに変えたので、使い方を覚えたり電話帳を移したり、頭の中が落ち着かなかったのだ。それでもまだほんの少しの機能しか使っていない。家に引きこもっているからパソコンで間に合うのだけれど、外出先でパートナーの位置情報を得られるのは便利。
急にアレルギーで鼻の具合が悪くなったのも同じころ。二人とも杉花粉は大丈夫だったのに。山も町も真っ白だったから、黄砂かもしれない。これが一週間続いた。そして土曜日に母の納骨で東京に行った。雨が降らなくてよかった。その間に季節が進み、と言いたいところだが、昨日は高温だったが、全体として気温が上がらない。庭が例年に比べて華やかにならない。

2017年3月6日月曜日

二条城

少し暖かくなって「散策にでかけたいね」ということで、二条城に行った。地下鉄東西線のおかげで、気楽に行ける。いろいろな色合いの梅が咲いていた。建物に入らなかったので、混雑はなく、のんびりと歩けた。観光地を訪れるのはずいぶん久しぶりだ。
帰ったら沈丁花が咲き始めていた。薔薇のような甘い匂いではないが、強くて新鮮な匂いが好きだ。春が来た!と感じさせてくれる。近所に野生のスミレが咲いていた。
パートナーが庭のフキノトウの天ぷらを作ってくれた。ほのかな苦味と独特の香り。衣が薄いので、薄緑色で見た目もきれい。

2017年3月4日土曜日

三月

いつの間にか三月に!日差しがいかにも早春らしい。気温も3月になって暖かめに。1日には雨あがりの西の空がやわらかいオレンジ色の夕映え。夜には赤い糸月が水平に皿のように浮かび、そのすぐ右斜め下にやはり赤い金星。不思議な色だった。昨日はお雛様寿司とひな祭り印のお菓子をパートナーが買ってきてくれた。今週は久しぶりに菊水とLe Tempsで食事。後者はヨドバシカメラにスマホを見に行ったついでに。
今日は「星の瞳」が二輪。白梅は散りつつあるが、まだライトアップで美しい。紅梅も咲き始めた。これからは花々の鑑賞で忙しい季節だ。

2017年2月11日土曜日

雪と月

昨夜遅くふと外を見ると、真っ白だった。満開の白梅の一輪ずつが雪の花になっていた。これで枯れてしまうのでは、と心配したが、雪が落ちた後に何事もなかったように咲いたままである。少し離れた家の屋根の後ろの葉が落ちた大木の雪が街灯と月に照らされて、雪山か氷山(?)のようにきらきら輝いていた。夢のような情景だった。頭上には満月(か?)が。空が青く、雲が白かった。

2017年1月29日日曜日

牡丹鍋

先日毎年恒例の牡丹鍋を食べに行った。季節限定(11月15日ー3月15日)なのでうっかりしていると終了してしまう。身体が温まって、なんとなくこれから冬が無事越せそうに思える。
昨日はパートナーが奮闘して作ってくれた蕪蒸しをどんぶりいっぱい食べた。普通は魚などに蕪のすりおろしを添える程度らしいが、我が家では蕪そのものが好きなのである。
寒波が少し遠ざかったいるが、あさってからまた寒いらしい。

2017年1月18日水曜日

大雪

断続的ではあっても3日間雪が降り続くのは、京都市内では珍しい。庭は草や木々の形どおりに雪の風景になった。蝋梅の黄色と雪の白が調和していた。白梅は咲きかけたものの、後悔したかも。月曜日の朝外に出ると、近くの山の木々が雪に覆われ、朝日でピンク色に染まっていた。デンマークのオーフス郊外の景色に感動したことがあるが、それにも増して美しい景色だった。今日は2階の屋根の雪の塊が何度も大きな音をたてて落下した。友人が雪の疏水べりの写真を送ってくれた。月曜日に少し歩いて見ればよかった。

2017年1月8日日曜日

長い風邪

風邪は年末・年始に渡って続いた。喉が治ったら気管支の炎症。鼻は継続。家の中では普通に起きていても鼻汁や痰が出るので外出できなかった。今日ようやく運動に行った。
今年は喪中なので新年を祝わなかったが、私がお餅が好きなので、パートナーが二回お雑煮を作ってくれた。尾道から送っていただいた特上のアナゴ入り。数の子も好物なので買ってきてくれた。
その間に蝋梅が満開になり、水仙が咲きはじめ、白梅が今にも開きそう。琵琶の花もまだ咲いている。最近は八つ手のある家は少ないのだろうが、我が家では冬になると白い花が咲いている。