11月はしばらく妙に暖かかったが、この数日気温が下がっている。夕方の空はいかにも晩秋らしい薄いオレンジ色に染まっていた。澄んだ寒い空気のなかで、半月から少し膨らんだ月と金星が硬質な輝きを見せている。
金木犀は例年9月終わりから10月初めにかけて咲く。今年もその通りだった。ところが11月になってまた咲いた。間違って数輪、ではない。最盛期と同じ咲き方である。とくに近所の一本は見たこともないほどぎっしりと満開であった。クチナシは今でもぽつぽつ咲くし。
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