3月末に原稿の締め切り、4月に応用哲学会での発表。そこで一息、と思ったら、突然重症の副鼻腔炎を発症。鼻の形(内部のこと。見かけではない)が悪いので(たぶん母親からの遺伝)何度も発症してきたが、抗生物質で1週間で治っていた。しかし今回は大体良くなったところで再発、を繰り返して3か月あまり。身体は元気なので他人からみると大したことなさそうでも、絶えず鼻が出て、それが気管支に降りて痰が出る、という状態では生きた心地がしない。ときには眠る暇がない。外出はできない。医者は、まだ慢性化したわけではない、というのだが。そんなわけでこの3か月季節がどう過ぎたのかあまり印象にない。それでも南座公演の都をどりを見に行き、東京に講演に行ったりした。祇園祭は御旅所で八坂神社のちまきを買ったくらい。寒い7月も最後には突然暑くなって、鼻の具合もだいぶ良くなって、セミも啼きはじめ、「江戸風情」という白地に紫の筋の入った朝顔が毎日咲いている。8月は暑さも鼻も順調であることを願っている。
0 件のコメント:
コメントを投稿