2013年12月24日火曜日

Merry Christmas!

今年もパートナーの料理でクリスマスディナー。前菜:スモークサーモンの薔薇作り・クレッソン。スープ:人参と玉ねぎベース。サラダ:ブロッコリのクリスマスツリー・パプリカの星と天使とベル・ミニトマトの玉飾り。メイン:ビーフストロガノフ・ポテトとライス。ドライフラワーの飾りも届いた。
毎年恒例の牡丹鍋も食べに行ったし、蕪蒸しや丸大根とお揚げの焚きあわせやブリ大根や広島焼きや、冬の味覚はほとんど味わった。店長お勧めという氷見のブリと岩手のタラをパートナーが見つけてきて、魚ってこんなに美味しいもの?という経験もした。
12月になってから、朝は晴れていて、昼ごろから曇ったり時雨れたり、と京都の冬らしい毎日だ。2-3日雨(霰も)が降ったが、ほとんど乾いている。昨日は比叡山をはじめ、北の山々が白かった。比良山の南端らしい頂はとくに真っ白だった。家の中は耐震工事の後ガスによる床暖房が入って快適なので、つい外出のときの寒さを忘れる。

2013年12月11日水曜日

灯り

月曜日に久しぶりに運動に行った。帰りに河原町通の三条からお池まで電飾をみながら歩いた。銀杏の黄色い葉がまだたくさん残っていて、灯りと互いに引き立て合っていた。ホテルオークラ京都の七色(?)の電飾は10階か12階か、ともかく高いところから地上まで光の滝になっていた。帰れば我が家の色とりどりの灯り。風は冷たいけれど、冬も悪くないと思える。

2013年12月7日土曜日

イルミネーション

11月一杯去年の残りの耐震補強工事。今年は住みながらだから引っ越しの騒動は無かったけど、鍵の開け閉めや、工事関係者が次々来られるので、ほとんど家にいた。論文の締切があったし、引きこもり大好きなのでよかったけど、聞かれたことに答えたつもりが違う業者さんだったりして珍事が頻発。面白かった。ようやくそれも済んで、パートナーが奮闘して例年の電飾を付けてくれている。冬の夜に明かりを見ると心が和む。

2013年12月4日水曜日

紅葉

今年は特別もみじ見物には行かなかったけど、庭のもみじをはじめ、疎水沿い、川沿い、大学構内、などどこも真っ赤な紅葉が見れた。日にすかしてみるとき、透き通ってとくに美しい。12月に入ってもまだ衰えていない。観光客も多かった。それにしても12月に14度とか明日は16度とか、静岡なみの高温だ。暖かいのは私には有難いけど、環境は大丈夫だろうか?
今日インフルエンザの予防接種をした。いつもより1か月遅れ。風邪が流行っているのか、医院は満員だった。

2013年11月12日火曜日

広島焼き

急に冬になった。広島焼きは季節限定ではないそうだけど、寒くなると食べたくなる。今日は今冬はじめての広島焼き。心身ともに暖かくなる。今冬最初の丸大根とお揚げのたいたんも昨日。
三条大橋から見下ろして驚いた。水があれだけ澄んでいるのも珍しいが、川底が石畳なのだ。初めて見た。昔の治水工事で作られたのだろう。夏ならば涼しげでいい感じだろう。9月の台風の大雨で藻も中洲も草もすべて流されたのだそうだ。鴨川の(今の私たちにとっては)新しい顔だ。でも藻や草に依存していた生き物たちも多いのだろう。困っているだろうな。

2013年11月9日土曜日

三日月と金星

昼間の気温は11月にしては高いが、夜はそれなりに寒くなっているせいか、桜の落ち葉が赤や黄で美しい。しばらくさぼって今日落ち葉掃きをしたら、すごいボリュームだった。パートナーは夕顔の始末をした。たった3本の苗からフェンス全体を覆う巨大な植物になり、白い花は未だに咲いている。昨日は三日月とその下の金星が薄紫色の夕空に懸っていた。蒸し栗やマツタケのご馳走の季節になり、好物の柿も少しだけ実ったり、ご近所からいただいたりした。

2013年10月26日土曜日

庭の虫

台風にも負けずクロッカスと秀明菊が咲いている。秀明菊は私より背が高くなり、中心が黄色い白い花の美しさを十分見れなくなった。数もすごい。苧環を駆逐した勢いが分かる。
我が家の庭ではいろいろな虫が生息している。バッタ、キリギリス、カマキリはきれいな緑色だ。保護色だろう。テントウムシも良く見る。テントウムシの幼虫かと思ったのが、カメムシの幼虫だと知ったときには驚いた。虫ではないが、今年もギュリクマイマイが姿を見せた。蛾や蝶の幼虫もよくいる。もしろん成虫も飛んでいる。数日前にボケに巻き付いた朝顔のつるに10センチほどの長さの直径2センチくらいありそうな木の枝が引っかかっている・・・と見えたのが、近くによると動いて朝顔の葉を食べていた。スズメ蛾の幼虫だそうだ。そして今日部屋の前の屋根の下に蜂が大勢固まっていた。4日前に門の前に空の蜂の巣が落ちていて不思議に思ったが台風の雨で巣が落とされて、寒いのでみんなで固まっているのだろう、とパートナーが教えてくれた。かわいそうだけど、何もしてあげられない。

2013年10月23日水曜日

長い風邪

ようやく風邪が治って元気になった、と思った翌日喉が腫れ上がってじっとしていても痛い。痛さで早朝に目が覚めたほど。連休の日曜日なので家にあるそれらしい薬をいろいろ試しても、気分の悪さは不変。翌祝日月曜日には38度の熱。気管支も気持ち悪い。3日目にようやく耳鼻科へ。その間に風邪や喉に良い食材を買っていろいろ料理してくれているうちにパートナーも看病疲れで胃腸型の風邪に。二人で耳鼻科へ。喉の腫れは映像で良く見えた。3-4日は声が出せなくて筆談。それから1週間、ようやく動けるようになった。こんなに風邪が長引くのも、高熱が出るのも最近では珍しい。
台風由来の風雨のせいか、金木犀の寿命が短かったが、夕顔と朝顔はいまだに華やかに咲いている。涼しいせいか、朝日のなかで真っ白な夕顔が開いている。

2013年10月4日金曜日

台風の後

台風の後、地下鉄は4日で、京津線は2週間後に復活した。京津線を通学、通勤に使っている方たちは不便だっただろう。私は台風直後に風邪をひいて、大したことないのに長引いている。気管支に痰がからんで眠れない。かかりつけの内科医院に行って薬をもらったが、それを飲んだら妙に眠くて気分が良くない。医院に電話で相談したら「大した薬じゃないし、そもそも大した病気じゃないから、薬は中止しなさい」ということ。大したことあってもなくても、気管支が気持ち悪いのだ。結局夜だけ飲むことにした。最初は処方の半分にした。この対応は効果があったようだ。それでももう半月は経っているのに、まだ完全ではない。それにしても台風の後の空は美しかった。
その間に季節は進んで、庭が金木犀の芳香でいっぱいだ。昨日は庭の柿を試食。もう十分甘い。今年は虫や鳥が多少人間のために実をのこしてくれそうなくらい実っている。前の道の崖下から銀杏が一杯とれた。カキも今シーズン初。さんまは何度か食べた。

2013年9月17日火曜日

台風の跡

台風の雨はたしかにすごかったが、我が家は無事で、倒れて寝てしまった植物がいくつかあったくらい。朝顔も夕顔も白ヒガンバナも何事もなかったように咲いていた。昨日の午後には日が照った。テレビで桂川の氾濫を見て被害の大きさを知った。鴨川の石の小橋の欄干も壊れている。地下鉄東西線は冠水でほとんどの区間が運休。復旧のめどはたっていない。裏の疎水に行ってみたら、山道が滝になり、濁流が大きな音をたてて疎水に注いでいた。疎水がなかったらこの辺り一帯は水害になっていただろう。永興寺の辺りは山崩れがして、土が疎水に流れ込んでいた。他にも市内あちこちで被害が出ているようだ。そして今日は透明で澄んだ雲ひとつない青空だった。
母が退院したという知らせ。ひとまず安心。

2013年9月14日土曜日

狸の置物

森見登美彦著「有頂天家族」が気に入って、ちょうどテレビでアニメを放送している(もう最終に近いが)ので、毎週見ることに。荒唐無稽なのに妙にリアリティがあるのがこの著者の特徴。といっても京都の、私たちの生息場所のあちこちが舞台ということもある。「楽しきことは良きことなり」が家訓の、災難続出の狸の家族の物語で、何が起こってもそれを切り抜けることだけ考えて、恨みとかにかき回されないところが、読んでいて気持ちよいのだろう。しかも私がお腹の脂肪を気にしてポンポン叩くので狸の仲間入り状態になっている。そんなわけでパートナーが狸の置物のサプライズプレゼントをしてくれた。目が真ん丸で足で立って片手でランタンを下げている。太陽光で蓄電される。

2013年9月13日金曜日

関東の蝉?

涼しくなったらミンミンゼミが鳴くようになった。庭の桜か合歓の木がお気に入りのようだ。関東から引っ越してきたのだろうか?午前特定で、午後にはツクツクボウシに交代する。勝手に(?)生えてボケの木に絡まっているヘブンリーブル―が毎朝大量に咲いている。きれいな青だ。

2013年9月11日水曜日

秋の花

昨日・今日はさわやかな秋晴れだ。玉すだれが6個咲いている。白ヒガンバナのシュートがもう出てる。お彼岸にはちょっと早い。近年早目になっている。それにしても短い夏だった!

2013年9月8日日曜日

嵐の後

記録的猛暑と言われ、私たちはようやく夏らしくなった、と言っていたのが夢のようだ。急に大雨や竜巻が起こり、被害の少なかった京都市内でも空の間欠泉みたいに強弱のリズムを作って雨が降った。その後に夕映えの嵐とでもいうような凄みのある夕焼け空を観た。そして寒く(??)なった。
金曜日にパートナーの講演のお供をして久しぶりに東京へ。慣れていたはずの茗荷谷界隈も様変わり。高層ビルが重圧感を与える。母がその日の朝に入院して、急きょ病院へも。慌ただしい一日だった。

2013年8月22日木曜日

赤い月

昨日は激しい夕立が降った。ごく短い時間だったが、その後涼しくなった。ただしそれは夜の間だけのこと。夕立が上がった後に東山の上に赤い丸い月が上った。今朝は朝顔が玄関の屋根の下側に3輪咲いていた。天上の青ならぬ天井の青だ。
今日は昼間から頭の芯が眠っている。眠いわけではない。以前やはり猛暑の夏にそういうことがあった。脳が熱中症になりかけているのだろう。冷房をつけたらすっきりした。昼間冷房なんて何年に一回、というくらいしかない。

2013年8月20日火曜日

入道雲

この数日ようやく入道雲が現れた。昨日は如意ガ嶽の上に、薄水色の空を背景に真っ白な入道雲が高く突っ立っていた。柔らかいような、でもちょっとナイフを入れたらすっと切れそうな感触だ。三条大橋からの光景は雄大だった。琵琶湖の上空なのだろう。夕方には北の方向の雲が夕日でピンク色になっていた。
今日は家の北側の窓から見えた。それにしてもさすがに暑い。

2013年8月18日日曜日

アリエッティのオルゴール

数日前に「借り暮らしのアリエッティ」のDVDを観た。前から観たいと言っていたので、パートナーがレンタルしてくれた。そして昨日アリエッティのオルゴールをプレゼントしてくれた。映画やアニメの批評眼は私にはないが、良い映画だと思う。様々なメッセージが込められているけど、説教くさいわけでなく、ドラマに引き込まれる。種の存続など深刻な問題も示唆しながら、徹底して肯定的なのが気に入った。絵もきれいだ。私は弱虫だからアリエッティみたいに勇敢にはなれないが、ああいう女の子は好きだ。
夜宅配ボックスの上に子猫が座っていた。冷たくて気持ち良いのかもしれない。さすがに猫も暑いのだろう。可愛い顔が門灯に照らされていた。

2013年8月17日土曜日

送り火

今年の五山の送り火は、岡崎で(右)大文字を、蹴上の駅辺りで舟形と左大文字を見た。どちらも人混みがなく、とくに蹴上は人がいなくて、ゆっくり鑑賞できる。良く歩いた。夜遅くなっても気温は高く、さすがに暑いと感じた。アイスクリームを買って帰った。
連日猛暑で、涼しいといっている我が家でも南側の戸外は37度を超えた日もあり、屋内でも32度を超えた。それでも日差しは秋の気配を感じさせる。真夏よりも少し赤みを帯びて、とくに朝夕は透き通って見える。熱中症の方には申し訳ないが、もっと夏が続けばいいのに、と思う。

2013年8月9日金曜日

日暮ゼミ

今日の京都府南部の最高気温の予報は39度だったが、結局36度だったらしい。我が家は南向きの外でも34度くらい。二人とも「ようやく夏がきた」という感じだ。もちろん熱中症にならないように水分は摂るし、寝る前は冷房もつける。でも昼間に汗をかくのは楽しいし、健康にも良いのだと思う。この辺りは山と疎水がすぐそこにあって、庭の木も前の崖下の木も大木になって緑が庭全体を覆っているのが暮らしやすい理由でもある。夕方には庭の合歓の木で日暮がカナカナときれいな声で鳴いていた。

2013年8月4日日曜日

そして八月

梅雨明けの後あまり天気は良くなかった。最近晴れる日も多いが、今日のように夕立らしきものが降ったり、シャワーと晴れ間が交互にあったりする。記録的高温の地方もあるのにこの辺りは気温もとくに高くはない。空の青さと柔らかい白い雲は美しいが、まだ入道雲を見ていない。それでも夕顔は30個とか40個とか咲くようになった。ケープタウンブルーも1ダースほど咲いている。朝は青く夕方には濃いピンクになって終日美しい。どちらも巨大な花だ。夕顔の干瓢のようなにおいが割りと好きなのだ。
夕食には夏野菜がたくさん出る。賀茂茄子は終わりに近いが、普通の(?)茄子と鰊を炊いたり、とうがらし、キュウリと京都の新鮮野菜がおいしい。パートナーが作り方を工夫して砂糖を少な目にした梅シロップが大活躍。
研究会での発表を終えて、ちょっとほっとしている。今日は久しぶりに疎水沿いを散歩した。長年空地だったところに家の建設が始まっていたり、建て替えがあったり、いろいろと変化があった。

2013年7月18日木曜日

神幸祭

昨日はフィトネスクラブから出たときに目の前に神輿(中御座)が来ていた。神輿の進みに合わせて三条から四条まで歩き、お旅所の近くまで行った。ホイット、ホイットという掛け声、神輿を回すときの、回せ、回せ、という掛け声に心弾むのだ。見物人も手拍子で応じる。近くで食事してからまた四条通に出たら、子供神輿が収められ、東御座がやってきた。囃子方のすぐ前も通った。すごい人出で、2メートルくらいありそうな、浴衣を着た外国人をうらやましく思いながらも、小柄を生かして隙間をくぐって行ったら、道路近くに行き着いた。きらびやかな神輿の飾りが揺れたり、巨大な担ぎ棒が回ったり、を真近で見れた。
いつもぴったり離れないパートナーを後ろに残したまま見とれていて、後で呆れられた。祭りに関わる人は大変でも夢中になるのだろうが、見物客も引き込まれてしまう。
雰囲気は全くちがうけれど、スペインのセビッジャの祭りを思い出す。マグダラのマリアの像を神輿様のもので担いで練り歩く。音楽は物悲しく、祇園祭りのように心浮き立つというわけにはいかなかったが、何か共通するものがある。

2013年7月17日水曜日

祇園祭りの季節

6月も忙しかった。季節的には梅雨入り宣言の後気温の高い好天気続きで、7月に梅雨明け宣言の後土砂降りと雷雨が二日続いた。ケープタウンブルーと夕顔が咲き始めた。
6日から12日までフランスのナンシーの国際会議に。私も同行者二人もフランス語は全然だめ。ナンシーの一般の人はフランス語以外はだめ、というわけで会場までの市内のバスやトラムの確認に半日費やした。仕組みが分かれば簡単なのだが。土・日はフリーマーケットのためにトラムが途中折り返し運転する、とか、会場のINRIA行きのバスが大学の夏季休暇中のため運休だとか。行きは空港から直通のTGVを利用して降りたところが野原の真ん中。素朴な石段をスーツケース抱えて上ってびっくり。実はそこはロレーヌ駅で、そこからバスでナンシーへ。危うく乗り遅れるところだった。ナンシーはスタニスラス広場や森林公園など美しく、レストランは歩道にテーブルを並べていたし、人々は気楽で明るかった。ボン・ジュールとメルシーだけで喜んでくれた。パリに初めて行ったときのフランス人の印象とは大違いだ。会議場の椅子が素晴らしく心地良く、ジェットラッグのせいもあって、つい眠くなったのは困った。会議の内容は興味を段々離れていっている。場所は丘の上で、眼下に赤い急傾斜の屋根と緑が広がって美しい風景だった。列車のホームは20分前にならないと決まらない。ようやく乗り込んだときはほっとした。それにしてもロンドンもパリもすごい数の飛行機の発着だ。関空をハブ空港に、という発言を聞いたことがあるが、どことどこをつなぐつもりなのだろう?!
で、我が家は祇園祭り一色になった。巡行の鉾や山、ちまき、ヒオウギなど。夕食も鯖寿司、食後はちまき。でも今年は連休があったり、で超満員だろうと、宵山には行かなかった。

2013年6月10日月曜日

蛍の季節という感覚は湧かない。でも銀閣道から伊織町までの疎水の蛍の写真が出ていたので、ともかく行ってみた。まだ真っ暗でなかったせいか、3匹しか光っていなかった。もともとこの辺りは少ない。哲学の道から流れてきて迷子になった寂しい蛍たちなのかもしれない。そう思うと3匹がとても可愛い。

2013年6月9日日曜日

エルベ川の氾濫

エルベ川の氾濫について、日本の通常のメディアでは放送されないし、記事にもなっていない。が、大災害だろう。ヨーロッパの川は種々な国を通って多くは平らな土地を流れ、町の真ん中を通っているから、洪水が起きると延々と都市を襲っていく。今までにWitternbergとHamburgでエルベ川を見たが、どちらの町も泥水の中に建物が浮かんでいるような光景だ。WittenbergすなわちLutherstadtは今までに見たなかで最も美しい小さな街だった。中世に迷い込んだと思えるような街並みだった。順調な復興を願っている。

6月も10日経ち

ブログをさぼっていたら、「もう飽きたの?」という書き込みや「病気でもしてるの?」というメールをいただいた。約2か月、私は元気で、頭の中では文章作っていたのだけど、どうもその気になれなかった。桜は早めに咲いたものの、その後気候が季節に合っていなかった。さあ、春だ、とか夏だ、という興奮が湧かなかったのだ。5月は締切がたくさんあったこともあった。数学の論文の修正と査読、哲学の論文の作成、これだけはなんとか間に合わせた。レビュー3編は締切を無視している。その間に庭の草花は例年どおり咲いてくれた。梅も少し漬けた。でも今年は南高梅が遅れているのだとか。
昨日は天気もよかったので、蹴上の土手のアザミを観に行った。浄水場とインクラインの土手にアザミが群生していた。ずいぶん増えたようだ。関西電力の敷地の中にもある。新聞には上賀茂橋東詰のタチアオイの写真が出ていた。以前は毎年見に行ったものだ。アザミもタチアオイもなんだか別世界に誘ってくれるような雰囲気をもっている。これからは蛍かなー?

2013年4月14日日曜日

目まぐるしい気候

1日あたたかければ、次2日は冷たい風が吹いたり大雨だったりする。満開の桜は一日の風雨でほとんど散ってしまった。翌日花びらを掃除したが、厚くつもった湿った塊で、しかも強風のなか、帚が浮いてしまって、例年のように美しさを鑑賞するゆとりもなかった。桃はまだ咲いているが、山桜が咲き始め、楓が葉をつけ、雰囲気が変わってきている。でもまだ寒風が吹くので、春の進行に頭がついていかない。
ライトアップの明かりの中で、梅は静けさを、桜は華やかさを、桃は妖艶さを感じさせてくれた。

2013年3月31日日曜日

桜さくら

2週間前にパートナ-の放射線治療が無事終了した。副作用は気の毒だけれど、すべて想定内のようで、ひとまず安心。少しゆっくりしたい、ということで、あわら温泉に2泊した。ひたすら湯につかりながら、合間に二人ともけっこう仕事をしていた。
帰ったら花々が咲き始めた。桜、枝垂桜、花桃、白木蓮、山躑躅など。桜のほうが桃よりも先に満開近くなった。ようやく「春だ!」といえる季節になった。
金曜日に丸太町で買い物した後、疎水沿いの桜を見に行ったら、ライトアップされ、十石船が動いていた。試運転だったようだ。ほとんど人もいないので、十石船の全航路を歩いて夜桜見物ができた。翌日昼間に岡崎に行ったら超満員の人混み。夜も同じだろう。それでも平安神宮の神泉苑の紅枝垂れを屋根越しに鑑賞できた。
昨夜は庭のライトアップ。華やかで神秘的な風景だ。花見弁当と花見菓子。

2013年3月17日日曜日

少しずつ花々

ライトアップされた梅は真っ暗な背景に紅白それぞれ明るく華やかな色合いなのだけれど、なんともいえない静けさを感じさせる。桜の、辺りの空気まで踊っているような雰囲気とは違うものがある。星の瞳、水仙、沈丁花、ボケ、チューリップも咲きかけている。良い香りが庭のあちこちでする。

改装後の家に住んで5か月経ったけれど、まだ物珍しく、遊園地気分だ。改装の技術も建材も近年格段に進歩したし、各部屋の使い勝手も人の行動や気持ちをよく理解して作ってある。食器の引出しをあけるとすべてが一重に上から見えるのでわかりやすいし出し入れもしやすい。明るくゆるやかになった階段の上り下りが楽しい。ガスによる床暖房のおかげて厳冬でも家の中では寒さを感じなかった。

2013年3月14日木曜日

ホワイトデー

ホワイトデーにパートナーがスペインの陶器の人形を二つ買ってきてくれた。淡いブルーとベージュの色合いで、女の子が犬を抱いている(a big hug)のと犬に何か教えている(learning new tricks)のと。いつの間にか買ってどこかにしまっておいたらしい。人も犬も静かな雰囲気でとても可愛い。
紅梅が半分くらい咲いて、華やかだ。夜のライトアップではとくに。

2013年3月8日金曜日

夜の梅

急に気温が上がって白梅がかなり咲いてきた。パートナーがライトアップをしてくれた。小ぶりな木なのだけれど、真っ暗な背景に浮かび上がるとかえって趣がある。花の白さと幹の金色がかった輝きがとても上品だ。

2013年3月4日月曜日

ひな祭り

3月になって真冬のような寒さが続いた。今日はようやく少し春らしい。
3月2日にはひな祭りのディナーだった。パートナーが錦に買い物に行って揃えてくれた。

2013年2月26日火曜日

梅一輪

今日は少し気温が上がった。白梅一輪が半開きになった。ようやく。12月から同じように決まらない天気で気温が低く、でも積雪はほとんどなく、なんとなくあっという間に2月も終わりかけている。1月末にノロウィールスに罹り、その後風邪気味になった以外は特記することもなかった。恒例の冬のご馳走は全部作ってもらった。

2013年1月14日月曜日

冬の花

新年も14日、あっという間に過ぎた。京都の冬らしく、天気かと思えば風花、時雨、と寒い日々が続く。冬はすべてが枯れたような印象だけど、花のつぼみや葉の芽がいっぱいだ。冬の中の春、とでもいう感じ。庭では蝋梅と枇杷の花が満開だ。全くちがう種類の強い芳香を放っている。

2013年1月1日火曜日

新年

明けまして おめでとう ございます

大晦日にはNHK教育で第九の演奏をゆっくり聞いた。
ずいぶん久しぶりだ。

今日は寒いけど良い天気の元日。
ボンボンのついた(餅花だそう)しめ縄を玄関のドアのリースの後に
つけた以外は、鏡餅や門松などすべて一揃いの飾り物に
なった。木彫りの翁の像も玄関に上がった。

毎年恒例の岐阜式(の変形)の雑煮と、ラクトで買った少々のお節。
蹴上から平安神宮まで歩き(参拝は1時間くらい並ぶ必要がありそうで
敬遠。ご利益は期待できない!)、ラ ヴァンチュールでタルト タタンをお昼替わりにした。
この店にすぐ座れるのは滅多にないことだとか。二条通で
土産物屋と煎餅屋で買い物して帰ってきた。