2010年12月31日金曜日

ホワイト大晦日

玄関を出たら、そこは雪だった。前の道には1台分のタイアの跡だけ。最初の足跡をつけてみた。
朝から夕方まで降り続いて、気温は終日1.7度くらいだった。京都では珍しいし、白い大晦日ははじめてのような気がする。夜には木からツララが下がっている。三条通りの音も聞こえないほど静かだ。
今冬はじめての蕪蒸し。

2010年12月28日火曜日

あわら温泉

あわら温泉に二泊。ひたすらお湯につかっていた。先週の風邪気味も肩こりもなおった。電車の途中から雪景色。木々や丘に雪が積もった風景はデンマークのオーフス空港への道中に似ていた。雪起こしと呼ばれる冬の雷も、雹も経験した。
クリスマスの朝、玄関にサンタが立っていた。その下からオルゴールが出てきて、その中のハートの裏のUSBにNat King ColeのWhen I fall in loveが入っていた。机の上にはカードが。その指示どおりにクリスマスツリーの靴下の中にニットの人形が。贈り主によく似ている。

2010年12月24日金曜日

新しい灯り

一昨日から風邪気味。
星のイルミネーションに不具合が生じたので、代わりに青い灯りをつけてくれた。玄関の軒下には大きなスノーフレーク。家の中からすりガラスの窓を通してみると光がやわらかい。

2010年12月19日日曜日

紅葉の灯り

紅葉がほとんど散ったので、電球色の電飾をつけてもらった。これでこの冬の電飾は完成。
めがねをひとつ新調。古いのは崩壊しかけていた。

2010年12月12日日曜日

冬枯れ

屋根の上のプランタと土を下した。去年と同じ要領で。
枇杷の花がたくさん咲いて庭中ににおう。アーモンドのようなにおい。花が少ないときはお香のようなにおいだけれど。花は梅に似ている。
今頃は春に向けていろいろなつぼみがつき始めて、冬枯れの中に春の息吹を感じる。
千両、万両、椿の花が赤い。

2010年12月4日土曜日

突風

昨日は日本中天候が大荒れだった。京都は午前中は暖かく青空に白い雲。おひるどきに突然雷雨と暴風。駐輪場を見下ろしていたら何十台も自転車が倒れた。まもなく雨は上がって、それからどんどん気温が低下。
今日は「村のパブ」に灯りをともした。屋根から下がっているつららの色の変化がとくに美しい。Hagenbergの村のレストランを思い出す。

2010年12月2日木曜日

ぼたん鍋

昨日ははたかくでぼたん鍋。冬に一度は行く。気温が高いせいか、今年はまだ脂ののりが少ないとか。それでもおいしかった。

2010年11月30日火曜日

クリスマスツリーと電飾

昨日はパートナーが一日かけてぶらんこの支柱と雪柳に電飾をつけてくれた。明るい色とりどりの灯りが色を変えてゆくのは寒い夜に人を元気づけてくれる。クリスマスツリーの飾りつけもした。今年は雪もつけて、それが移り変わる灯りに照らされると一段と雰囲気が出る。村の飾りにも灯りがともった。

2010年11月27日土曜日

電飾

フェンスにまた電飾をつけてくれた。赤、青、緑の小さな灯りが瞬くのを見ていると、それだけで和む。

2010年11月22日月曜日

昨日も錦秋

昨日は日曜日で晴天で暖かく絶好の紅葉日和だった。毎年恒例の毘沙門堂詣で(?)へ。山科駅の地下道を越えたところでKさんがちょうど門を出たところだった。4月の桜見物のときはちょうど玄関を出たところだった。不思議な偶然。また3人で。毘沙門堂は上り口から上までどこも真紅、赤、オレンジ、緑、と紅葉の色とりどり。昼下がりの太陽で下から見上げれば透き通り、上や横から見れば光輝く。頭の中が明るく華やかになった。ラクトで買い物して帰宅。夜は月が明るく、兎の餅つきがよく見えた!?

2010年11月20日土曜日

錦秋

昨日は晴天で空の青が美しく黄砂もなく暖かかった。川端通りの銀杏並木の黄金色を見に行き、川の遊歩道に下りた。楓や桜の葉が午後の陽を受けてそれぞれの赤色が透き通っていた。久しぶりに枡形商店街へ。うどん屋で昼食。パートナーは以前よくこの店に来たそうだ。焼き魚を買った後にふたばの豆餅。

2010年11月10日水曜日

広島焼き

今年はじめての広島焼き。いつもより早い。今日は気温が下がったのでちょうどよかった。インフルエンザワクチン接種以来体調がよくなかったので、これで元気が出そうだ。

2010年11月2日火曜日

予防接種

インフルエンザの予防接種を受けた。これでこの冬も重大な風邪は引かないだろう。一仕事終えたような気分。今回から新型用のワクチンも入っている。注射器が細くなっているように見えた。注射も以前とちがって一瞬で終わる。最初の「チクッ」以外は痛くもない。何でも進歩している。
秋咲きのクロッカスが咲いた。そういえば道端の崖の草むらに野菊が咲いている。薄紫の色が美しい。

2010年10月31日日曜日

誕生祝い

10月29日は私の誕生日だった。パートナーがお祝いに和食の店に招待してくれた。富小路から一歩東に入ったところ。店名を書きたいところだけど、広告は出さない、取材もなるべくなら遠慮したい、ブログにも書いてほしくない、ということなので遠慮しておく。決して依怙地とか偏屈とかではない。心のこもったもてなしをしたいから、騒がれたくないのだ。今年の7月にオープンしたばかり。30代のご主人が独立してはじめて持った店。古い家をほとんどそのまま使っている。仕事のとき以外は料理の工夫と器のことを考えている、とはおかみの言。おかみは美人で品がよくてしかもほがらかだ。料理内容の工夫は基本をくずさずに凝ったものでなく、でも新しい感覚だ。実は10月に梶古美術のお茶会でお会いしたカップルなのだ。もちろんそうは言わずに予約した。でもそのときのことが話題にできて話がはずんだ。

2010年10月28日木曜日

寒ーーい

火曜日に木枯らし一番。ちょうど用事があって産大の階段(外)を登っていたときに突如突風が吹いて、その冷たいこと、耳が痛くなった。昨日・今日も暖房。
昨日はカント講読演習の担当で発表。2週間専念した甲斐あって無事修了。今でも分かったとは言いがたいが、ほんの少しイメージが湧きかかると、「もっと知りたい」となるのが怖いところ。

2010年10月15日金曜日

科研費書類

科研費の書類書きが大体終わった。数年に一度10月はこのしんどい作業をする。それにしても日本人は枠が好きだ。小さな枠にはまるように記入しなければならず、うっかりすると枠がずれる。Wordは勝手に気を効かせて(?)番号付けをしたり枠をずらしたりするので、余計な神経を使う。

2010年10月11日月曜日

花展

未生流笹岡派の花展におよばれした。華道の知識はないけど、生花は目にも心にもやさしいし、華やかな会場も楽しい。知人の長男が次期家元の縁で毎年ご招待を受けている。彼はいろいろなところで大活躍で頼もしいけれど、最近は華道を習う人が少なくなったそうで、将来のことは心配のようだ。

2010年10月3日日曜日

お茶会

玉すだれとキンモクセイの季節になった。
今日は梶古美術でのお茶会におよばれした。うつわの店あかねの20周年記念。パートナーがあかねで買い物をするご縁で。お茶会なんて全く知らない世界で、お作法も分からず皆さんを見習いながら過ごした。いろいろな方にお会いできて楽しかった。古美術も鑑識眼は皆無ながら楽しんだ。

2010年9月26日日曜日

竹箒

昨日は二階のゴーヤをはずしてから、竹箒を買いに三条の内藤商店に行った。竹や棕櫚の箒、たわし、ささら、などが古い造りの店に並んでいる。用事がなくても行ってみたい店だ。棕櫚の箒一本私の部屋の書棚に吊ってある。もちろん実用目的なのだけれど、大事にしすぎてあまり使っていない。ささらは洗い物に使っている。

2010年9月24日金曜日

夏の総括

二度の雨で急に寒く(?)なった。35度が適温の私にとって今年の夏は遅く始まったものの、幸せな季節だった。ほとんど家で引きこもりをしていた。私以外は大変だったようだ。つつじは枯れかけて、でも生き返った。沈丁花が一本枯れた。夕顔は一ヶ月遅れで咲き始め、9月になってから数え切れないほど白い大きな花をつけた。朝顔は今が最盛期だ。パソコンが夏ばてにならないように気をつかった。白ヒガン花はお彼岸に咲いたが、いつもの勢いはない。それでも株分けしたところも咲いている。一部分赤みがかってきたのは、他所の赤い花との交配だろうか。ムラサキツユクサ、赤マンマ、カヤツリグサなども季節どおりだ。

2010年9月2日木曜日

札幌

北大のN先生を訪ねてきた。パートナーと私とそれぞれのテーマでディスカッションをお願いして、とても有効だった。用事は札幌市内だけど、郊外の道路は広く山の形が独特だ。それぞれが異なる形をしている。八剣山は文字通りぎざぎざが8個ある。烏帽子山はまさに烏帽子をかぶっているようだし、左右で傾きがちがう不安定な山もある。夕日で山も雲も妖しげな色合いだった。パートナーは白樺を珍しがった。夏の北海道は雪の心配がなく、気楽だ。皆さん「暑い!」といわれるが、京都から行けば昼間でも涼しく感じる。そういえば行きの飛行機で久しぶりに虹を見た。ほとんど円形だった。こんなのははじめて。

2010年8月24日火曜日

処暑

今日は処暑だそうだ。暑さは全然収まっていないけど。それでも庭にはカヤツリグサが、水の上には赤トンボが。そして例年どおり8月半ばからピンクと白の芙蓉が開いている。太陽によく似合う花だ。
今日は関西セミナーハウスに講演を聴きに行った。

2010年8月19日木曜日

朝顔

ようやく今年育てた朝顔の花が開いた。青と赤。古典的な種類かどうかは知らないけれど、色も形も古典的で落ち着いている。朝顔は秋の季語というから、今頃咲きはじめるのも正しいのかもしれない。残暑厳しき折に。

2010年8月18日水曜日

地面に咲いた朝顔

大事に育てられた朝顔は未だに咲いていない。夕顔もつぼみが膨らんでも大きく開かないのがある。木立が多くて街中より涼しい庭でも過保護な(?)花には暑すぎるのだろう。ところが去年の種が土に落ちて発芽したらしい朝顔が地面に張り付くように上向きに咲いたり、草むらに咲いていたりする。ほっておかれたのでたくましくなったのか?

2010年8月16日月曜日

五山の送り火

今年は8階の窓から。東側で最初の大文字。北側で妙、法、舟形、左大文字。西側でかすかに鳥居形。大文字の火が薄いように見えた。東山のナラ枯れがひどいので飛び火しないように火力を弱めたのだろうか。妙はいつ見てもなまめかしい美しさだ。右上の点がなんともいえない。妙法は点火も消火も技術を開発したようだ。最後まできれいに明るく、そしてあっと言う間に消えた。猛暑は衰えていないそうだけど、なんだか夏が過ぎ去っていくような気がする。

2010年8月13日金曜日

庭の様子

昨日早朝にものすごい雷雨があった。私にとっては夜中なので夢の続きみたいだったけど。雨の被害はあちこちであったよう。でも母に言わせると「そんなことは戦争に比べたらなんでもない」。マスコミではこの時期戦争関係の報道が多い。
庭でつくつく法師の初なき。カナカナゼミは庭でも山でもよくなく。フェンス沿いのベンガルハヤカズラが淡い青紫の花をようやく咲かせた。プランタの夕顔が急に1ダースも屋根の上に顔を出すように並んで咲いた。これからは3箇所の夕顔で毎晩大賑わいだろう。去年よりも3週間遅いようだ。

2010年8月8日日曜日

空の青、雲の白

この夏の空の色は純粋な青とでもいうべきか、雲は純粋に白い。お天気おじさん(?)の説明では、太平洋高気圧が強く、汚れていない海の空気が入っているので、空の色が美しいのだとか。つまり普段は空気の汚れを通して空を見ているわけだ。黄砂の季節を考えればよく分かる。
庭で花火をした。やはり線香花火が一番趣がある。

2010年8月4日水曜日

夕顔の初咲き

ぶらんこ代わりのプランタから伸びている夕顔の花が一輪咲いた。2階から見るのでちょっとうつむき加減だ。去年より2週間遅れ。ゴーヤの実は毎日食卓に。低温・大雨の後の高温で私は息を吹き返した。30度を越すと身体が生きてくるし、35度になると飛んで歩けそうな気になってくる。熱中症や夏ばての方には申し訳ないけど、私は1年の半分は凍えているのだから、夏の2ヶ月くらいは私の季節としよう。この間には鼻のアレルギーも起こらない。

2010年7月29日木曜日

ナラ・カシ枯れ

東山のナラ・カシ枯れは何年も前から問題になっていたが、次第に北上したようで、吉田山もひどいと聞いていた。大雨が明けて夏になったとたんに山科の疎水沿いの山の木々が茶色く枯れている。カシノナガキクイムシという5ミリほどの虫が幹に穴を掘って入る際にカビのような菌を撒き、それが木の吸水を妨げるのだそうだ。対策は爪楊枝を穴に差し込むとかペットボトルで飛行中の虫を捕獲するとか、気が遠くなるような話。裏山の無残な様子を目にして、大変なことだと思う。植生、景観、治水と、被害は甚大だろう。

2010年7月23日金曜日

床でお祝い

梅雨が明けて猛暑が続き、鴨川の床の気分になった。パートナーの誕生日をあと村の床で祝った。今日は空がきれいだった。青い空に入道雲が白、薄青、茜色、と変わり、月が白から黄色へと変化した。風がよく通った。

2010年7月17日土曜日

崖崩れ

ほんとに久しぶりに強い日差し。青空に真っ白な雲。それだけで心が浮き立つ。山鉾巡行日和。
大雨続きのときには裏の崖崩れを心配したけど無事だった。そのかわり、ではないけど、三条通りで崖が崩れて、その上のサナトリウムの入院患者さんたちは、もっと上に避難したとか。人身事故がなくよかった。

2010年7月16日金曜日

黒主山のちまき

大雨続きで諦めていた宵山。今日は夕方雷雨があって、その後おさまったので、急遽ちまきを買いに行った。黒主山のちまきをはじめて買った。去年の巡行に使った造花をつけた華やかなものだ。売り子の女の子たちはとくに幼くて、その懸命さがかわいかった。
パートナーの前期講義が終わったお疲れ様のディナーを、お池通りのStradaというイタリアンレストランでとった。

2010年7月15日木曜日

今年初物のゴーヤ

屋根の上のゴーヤちゃんたちは低温にも連日の大雨にもめげずに緑のカーテンどころか緑の壁を作っている。今日は今年最初の収穫の実を他の野菜とともに炒めた。ほんのり苦くておいしい。気象条件はちがっても昨年とほとんど同じ時期の収穫だ。蝉もヒグラシとジージーゼミがやはり去年と同じころに鳴き出した。私はまだ7月の感じがしないし、祇園祭りへの情熱も湧かない。この大雨では宵山に行く気にもならない。今日は川か滝になった道路を歩いて帰った。

2010年7月10日土曜日

今年も神輿洗いに

7月の行動パターンは毎年ほとんど同じだ。祇園祭りの行事の見物は日取りが決まっているからだ。一度体験すればよいことや、何度か繰り返すと飽きることもあるけど、毎年同じ経験をすることに喜びを感じることもある。長期滞在型観光客(??)である私たちにとって、祇園祭り見物は欠かせないのだ。で、今日の記録は昨年の7月11日の(一日遅れの)ブログと全く同じ。

2010年7月8日木曜日

今年はじめてのヒグラシ

疏水沿いの木立でヒグラシが鳴いていた。今年はじめて聞いた。今年はどの蝉が栄えるのだろう。

2010年7月7日水曜日

時計台の風景

今日は久しぶりにカンフォーラの屋外の席で食事した。夕立のあとの夕空を背景に時計台の時計の柔らかい明かりが映えた。日本でこんな美しい食事場所は珍しいのではないか。

2010年7月5日月曜日

ご馳走

梅雨どきのご馳走:天然鮎の塩焼き・自家製蓼酢、鱧のおとし、賀茂茄子のガーリック焼き、胡瓜・茄子・茗荷の漬物、各種とうがらしの料理いろいろ・・・
今日は「この季節があってよかった」と思うご馳走だった。

2010年7月4日日曜日

庭の朝回り

7月になって梅雨も本格的になった。豪雨の災害も多いようだ。
朝イノシシの形跡がないか、庭を回るのが日課になった。動物撃退装置、木酢、照灯(部屋の電気をつけっぱなしにしてカーテンを開けておく)、大雨、のどれかの効果か、最近はイノシシが耕した(?)跡はない。
泰山木の花がやっと一輪だけ咲いた。ずいぶん遅い。梔子がどれも満開なのはイモムシに葉が食べられなかったからだろう。その代わりアゲハ蝶がほとんどこない。昨日、今日ようやくクロアゲハが合歓の蜜を求めてやってきた。低温が続いて、いろいろ異変が起きているのだろう。クリーニング屋さんも、商売に異変が起きているという。

2010年6月23日水曜日

庭の風物

今朝も庭にいのししの痕跡(土の掘り返し、大きな穴)が数箇所。庭の被害もさることながら危険でもあるので区役所の「町づくり推進課」に電話した。近隣から複数の通報がすでにあったとか。現在は対処方法の冊子も対策チームもないが、猿対策チームに依頼し、専門家の意見を参考に対策を進めているという。自分の庭は自己責任。金網くらいではいのししの体重に負けるので板を打ち付けなさい、ということ。
屋根の上に出て、長く伸びた合歓の枝に咲いた花に触れた。梔子のにおいをマイルドにしたような甘酸っぱい上品なにおいがする。

2010年6月22日火曜日

庭の穴

週末に山中温泉でのんびりして帰ってきた翌朝、昨日庭に掘り返した跡と大きな穴があった。いのししの出現だ。大きな穴はつつじの脇で、10年物の自然薯がきれいに食べられていた。「大きくしてから掘って食べよう」という夢はいのししのお腹の中に!

2010年6月16日水曜日

ゴーヤと枇杷

屋根の上のゴーヤちゃんたちは低温にもめげずに育って、花が咲き始めた。
庭の枇杷を少し収穫。まだ熟してはいないけど、食べごろには虫や鳥に先を越されるので今のうち。例年ほど味が濃くないのは日照が少なかったからだろうか。でも酸味があっておいしい。
合歓の花も咲き始めた。やはり6月だ。

2010年6月13日日曜日

生田

専修大学生田キャンパスの科学基礎論学会に出席、講演。久しぶりに会う旧知の方々。場所の感覚が全くなくて、地図や交通の情報を見てもclose to nowhereのようなところで(生田の皆さん、ごめんなさい)、無事に行き着けるか心配だった。あざみ野からタクシー。やはりどこからも遠い。「無事ここから脱出できるか?」と不安だったので、早めに帰ってしまった。新横浜から京都までは2時間足らず。便利になったものだ。

2010年6月8日火曜日

タチアオイ

会議で産大に行った。帰りがけに、タチアオイの群生を見に寄り道した。賀茂川の東岸は小高い道になっていて、その東側には少し下がった土地に家がある。上賀茂橋の少し北には古い家があり、それだけでも趣がある。その前にタチアオイが数メートルにわたって惜しみなく咲いている。白、赤、ピンクの3段階のグラデーション。この家の方が育てておられるのだろうか。毎年同じように咲いていても、毎年訪れずにはいられない。その美しさは息を飲むほどであり、なにか異次元に引き込まれそうな妖しげな雰囲気を醸し出している。
バス停まで散歩した。橋から見る景色は北も南もゆるやかな川の流れと緑の土手、それに山。とてもとてもさわやかでゆったりしていた。
パートナーの研究室に寄ってから二人で二条通りを歩いていたら、煎餅屋があった。正式に関東の(私にとってはこれぞ本物の)煎餅だ。普通関西で煎餅といえば小麦粉で作る甘い乾燥した菓子だ(それが正統なのだそうだけど)。いろんな種類をいくつも買ってしまった。

2010年6月6日日曜日

夕顔と朝顔

今年の宙吊りのプランタには夕顔が植えられた。苗がたくさんできて、捨てるのもかわいそう。お隣で少し引き取ってもらった。リビングの前は青い日本あさがお。たくさん咲くといいな。
古城を洗って冷凍にした。今年はじめての梅。らっきょは去年のが残っているので(食べられるかは分からないけど)、焼きらっきょを楽しんだ。焼きとうもろこし、焼きにんにくも。

2010年6月5日土曜日

講演会とあざみ

「西田・田邊記念講演会」に出席した。私は前半だけ聞いて、あとは休憩。その後で蹴上の浄水場にあざみの花を見にいった。崖の草むらに群生している。上のほうまで咲いているので、首を後ろに90度曲げて眺めた。道が次第に上がってやがて草むらが目の前になる。そこにもあざみは惜しみなく咲いていた。晴れて暖かく、散歩日和の土曜日だ。

2010年6月4日金曜日

証明論入門復刊

「証明論入門」(共立出版)が復刊された。もとの紙面の複写らしい。そういう技術が発達したので、これからは絶版になっていた本の復刊が進むだろう。。有名な近世数学史談・数学雑談(高木貞治)の復刻版も出た。もっともProject EuclidやProject Gutenbergのような電子化はもっとありがたい。気になることがあればすぐに調べられる。内容の検索も容易だ。

2010年6月2日水曜日

賀茂なす

今年はじめての賀茂なす。油で焼いて、にんにくのスライスと醤油で味付け。低温が続いたのでどうかな、と言っていたけど、おいしかった。ようやく夏野菜を求める気温になった。いつまで続くのだろう。

2010年5月29日土曜日

24インチ

新しいディスプレーは24インチだ、と言われて、測ってみた。(割り算もした!!?)デスクトップの整理も少ししたので、とてもすっきりしている。

2010年5月28日金曜日

ベンガルハヤカズラ

ベンガルハヤカズラが今夏のフェンス沿いの花になった。我が家では新しい花だ。寒さのせいでまだ蔓もろくに延びていないのに、花1号が咲いた。淡い紫色で、昼顔より少し大きめだ。ほとんど根元についている。庭石菖も咲き始めた。私にとっては「ヒメアヤメ」なのだけど。

2010年5月26日水曜日

春紫苑

春紫苑は「ハルジオン」と読むのだそうだ。「ハルシオン」は薬の名前らしい。もちろん我が家の庭の花は春紫苑!

新しいディスプレー

新しいディスプレーを買ってもらった。広い!薄い!デスク上が広く使えるし、いくつかファイルを同時に開いて作業するときに気持ち良くできる。

2010年5月23日日曜日

あざみの季節

昨日蹴上の辺りを歩いたら、発電所の敷地内にjあざみの花が咲いていた。

2010年5月22日土曜日

また黄砂

珍しく高温低湿で良く晴れて、気持ちのよい日、のはず。でも黄砂で山どころか近くの丘や建物までが白くかすんでいた。アレルギーが怖くてマスクをつけた。砂だけの問題ではない。途中で細菌や煤煙が付着してくるらしい。軽装で空気をいっぱい吸い込んで外を走りまわる、というつつましい楽しみがなかなか実現できない時代になった。

2010年5月15日土曜日

ゴーヤ植え替え

ようやく気温が上がって日射しもよかったので、パートナーはゴーヤの植え替えをした。1階の屋根の上にプランタと土を運んで苗を植えた。網も張った。まだ低温の心配はあるけど、3ねんせいさんの家では「遅霜にもめげずに育った」という情報をいただいたので、ちょっと安心。
楓についてきた野生らしいピンクのつつじが咲き始めた。庭はハルシオンとよもぎの畑になっている。
食洗器の具合が悪かったので取り替えてもらった。

2010年5月11日火曜日

かわいそうなゴーヤ

ゴーヤの苗を買った日は気温が高くて晴れていた。ゴーヤ日和だった。今週は一転、低温で雨が多く、ゴーヤが冷えで枯れてしまわないか、と心配している。「ヒーターを横に置いたら?」と言ったら、そうすると植え替える前につるが伸びてしまうそうだ。冷え性の私はゴーヤに同情している。

2010年5月8日土曜日

アゲハ蝶

庭が春シオンの森になった。青筋アゲハが庭中の春シオンを巡って蜜を吸っていた。一箇所2-3秒ですぐに近くに移る。「食べすぎ!」と言いたくなるくらい長時間同じ作業を繰り返していた。

2010年5月6日木曜日

山藤

裏の疎水ぞいの山のあちこちで、山藤が満開だ。最近枝が大きくなって下のほうに垂れるので、近くで見れる。
今日は28度だったらしい。出町のたね源に行ってゴーヤの苗を買い、枡形商店街で柏餅などを買った。この辺りは久しぶりだ。私は味噌餡の柏餅が好きだ。

2010年5月4日火曜日

菖蒲湯

今日は28度という予想だったけど、家の中はそれほど暑くなかった。それでも暖かさにほっとする。長くは続かないらしいけど。
昨日は菖蒲湯に入った。パートナーが、菖蒲に庭のよもぎを添えて束ねてくれた。風呂場の外までよいにおいがした。

2010年5月3日月曜日

Golden allergy!

緑がまぶしく気温も高く、理想的な大型連休だ-ろう。私は毎年のようにちょうどgolden week の間アレルギーに悩まされる。軽いときもあるが寝込んだこともある。目、鼻、喉、気管支、と粘膜が炎症を起こす。理由は松の花粉か土埃か黄砂か---。golden allergyと呼んでみても、嬉しくもない。今年は昨日の朝から始まった。武器は大体揃えてある。目、鼻、喉それぞれの洗浄液。鼻につける薬。空気清浄機つきのエアコン。それでかなり収まったが、夜中に気管支が故障してすっかり起きてしまった。せっかくの好天気だけど、ガラス戸をフレームにした美術品でも見るように家の中から外を眺めている。

2010年5月1日土曜日

買い物

今日は5月にふさわしい天候だった。黄砂の影響はあるようだけど。気持ちの上では今年は4月は無かった。蹴上の浄水場の公開が始まったけれど、つつじはほとんど咲いていない。そのせいか訪問者も少ないようだ。連休の終わりころに行ってみよう。
パートナーがむかで対策の薬を散布してくれた。その後リストアップしていた買い物に高島屋に出かけた。

2010年4月29日木曜日

温泉旅行

連休中は混むから、先日の週末に山代温泉で休養してきた。天気がよかったので裏山の見晴台に登った。四方が見渡せる。近くの鞍掛山というその名のような形の山とはるかに連なる雪の白山連邦が圧巻だった。裏山ではかなり大きなホテルが2軒廃墟になっていた。大きなビルや個人営業や、廃墟をよく見るようになった。日本のあり方を象徴するようだ。
山桜はしおれかけている。今年はその最盛期に雨、風、低温に見舞われて、眺める気も起こらないうちに季節は変わってしまった。今はつつじがまぶしい。楓が大きくなったこともあり、庭中が、空気まで、新緑だ。
今日は連休はじめだけれど、論文の検討会で出かけた。

2010年4月20日火曜日

緑の庭

低温に気をとられているうちに、外では律儀に季節が進行している。楓の葉が育ち、広葉樹の新しい葉もそだち、窓の外を見ると新緑で明るい。家の中のものも薄く緑色に見えたりする。おだまきの濃い紫の花も咲いていた。春シオンはこれから庭中を占拠するだろう。数日前には庭の菜種の胡麻和えが食卓にのった。おいしかった。

2010年4月14日水曜日

花は移ろったけど

そめいよしのはほとんど散って、庭先の崖下から生えている山桜が咲き始めた。濃いピンクの八重で、葉とともに咲く。なぜか夏の趣がある。それでも寒い。今日も好天気なのに一日中つめたい風が吹き続けた。

2010年4月11日日曜日

桜掃き

満開の後寒くなったので長く桜を楽しめた。今日急に散り始め、少しでも風が出るとピンクの雪がしんしんと降っているよう。雨になりそうなので道の桜花を掃除した。まとめて庭に撒くと、草の緑と花のピンクでなんともいえない色合いだ。気がつけば木々の葉が目立つようになった。

2010年4月6日火曜日

丸山公園の夜桜

今日はじめてコートなしで歩いた。蒸し暑いくらいだ。
パートナーの科研費が2種目とも採択された。内容を考えれば当然といえばそうなのだけど、世の中つねに正しく評価されるとは限らない。提案の研究に心血を注いでいるのを知っているから、とても嬉しい。それで菊水で夕食にした。伝統ある洋食屋さんだ。帰りがけに花見客見物をしようと丸山公園に寄った。花なんか見向きもしないで盛り上がっている若者たちもいたが、名物のしだれ桜は小高いマウンドに植わっていてあまり近づけないようになっているから、ライトアップの中で鑑賞できた。古くなって以前ほ壮大ではないけれど、方向によって形がちがって趣がある。

2010年4月4日日曜日

毘沙門堂

今年はじめてまちがいなく暖かい春らしい日だった。はじめて「花見にでかけたい」という気になった。今日だけ日曜開設している区役所に行ったあと、山科駅から毘沙門堂まで歩いた。途中Kさんの家の前を通る。ちょうど玄関を出たところだったので声をかけて3人で歩いた。細い道に人が満員だ。誰も考えることは同じなのだ。途中の疎水沿いの菜の花は心無い人に切られた災難を乗り越えて私の背丈よりも高く伸びていた。菜の花の林の間を歩くような気分だ。毘沙門堂のしだれ桜がもう満開だった。その後ラクトで買い物して、家の二階で、買ってきた花見弁当を開いた。門の脇の桜は花のつきが良く、いくつもの枝が重なるのでピンクのクリームのようだ。日に映えてきらきら光っている。家の前の道には朝からハイカーが途切れなく降りてくる。疎水がトンネルに入るので蹴上までの道が分からなくてよく聞かれる。

2010年4月3日土曜日

山つつじ

山つつじが咲き始めた。風がつよくて桜の枝がしなるけれど、花はほとんど散らない。淡いピンクの雲が波打っているようで、見とれてしまう。

2010年3月31日水曜日

それでも春

一昨日は桜に雪、昨夜は桜に満月。桜も月も青みがかった色合いだった。昨日も寒さが見に沁みたけれど、植物はめげずにまっすぐ伸びている。白木蓮も咲き始めた。花は元気でも人間は二人とも先週から風邪気味だ。元気なときもあるけど、喉がはれて気分の悪いときもある。これでも春?まあ、それでも春。あと2分で4月だ。

2010年3月29日月曜日

桜に雪

寒かった!朝から木枯らしが吹いていた。午後から雪。春の雪って3月はじめのことだと思っていた。桜の花に降る雪なんてめったに経験できないものだろう。夜街灯に光る降雪は幻想的だ。じっと見ていると自分が浮いてゆくような感じがする。

2010年3月21日日曜日

黄砂

今日の黄砂はすごい。空気全体が曇っている。目の前の山(丘?)がかすんでいる。山科の山並みは真っ白というか灰色というか、形が分かるだけだ。こんなのはじめて、などという程度のものではない。新聞をとりに外に出ただけで瞼がかゆくなった。今日は家に引きこもりをして、換気もなるべく控えよう。こんな日に甲子園で野球なんてして大丈夫なのだろうか。

2010年3月20日土曜日

花々

今朝は風が生暖かかった。今年はじめてだ。植えた花や野草の花が日射しの中で白、青、ピンク、赤、黄色に輝いている。黄色いチューリップはまぶしいほどだ。菜の花は花が咲き始めてからも背丈が伸びて茎が太くなっている。かなり癖のあるにおいで、菜の花の蜂蜜はこんなにおいだろうな、と思う。去年植えてもらったしだれ桜が咲き始めた。枝ではなく花が茎からしだれる。濃い目のピンクの小さなカップ型の花だ。玄関のあたりは沈丁花のにおいでいっぱい。

2010年3月11日木曜日

金沢の研究会

一泊で金沢の研究集会に行き、講演もしてきた。面白い質問や文献の問い合わせなどもあって、研究交流になった。パートナーの講演は日本の思想と直観主義の関係についてだったが、人気があった。昨夜は全国で雪が降った。暖かいホテルの中から窓ごしに雪吊りに雪の降る様子を眺めるのは風情があった。帰りは近江今津まで雪景色だった。京都には雪のかけらもない。

2010年3月3日水曜日

春だ!

週末に山代温泉でゆっくりしてきた。北大路魯山人の寓居跡や九谷焼の店などを見て歩いた。帰ったら沈丁花、菜の花、ぼけなどが少しずつ咲いていた。菜の花のビニールカバーは出かける前にはずしておいた。黄色い花が一輪だけ咲いているのはかわいい。沈丁花は良く匂う。裏でひっそりと椿も咲いている。白梅は散りかけ、紅梅はもうじき満開だ。なんといっても3月。春だ!

2010年2月25日木曜日

黄砂の季節

昨日・今日あまりに暖かいので、菜の花を囲ったビニールを上げた。間引きした葉っぱはパートナーが糠漬けにしてくれた。庭にはまだ見えないおおいぬのふぐりの花がビニールの中ではもう咲いている。チューリップも芽を出した。でも今年はまだたんぽぽも水仙も咲いていない。例年たんぽぽは12月から咲き始めて、ちょっと一休みしてまた咲くのだけれど。
空気が少し煙っている。コンクリの道路を見ると日差しが燻されたような色合いになるので黄砂の到来がよく分かる。私は杉花粉は大丈夫なのだけど砂は苦手だ。マスクが必要な季節が年々増えてくる。

2010年2月19日金曜日

国母選手

国母選手が入賞してほんとによかった。服装のみだれとかで非難のメールや電話が飛び交ったらしい。世の中にはいろんな人がいるし、少しでも他とちがうものを見つけると非難の対象にする人も多い。それを防ぐ手段はない。しかしJOCや文部科学相まであのスタイルを問題視し、出場停止まで浮上したというのはどういうことか。橋本選手団長が責任をもって出場へもっていったのは勇気のあることだった。謝罪が必要だったとは思わないが。東海大学にもかなり物騒ないやがらせの電話だかメールだか何かが届いたそうだが、それは犯罪ではないのか。なぜ応援をやめたのか。普段まともらしい記事を書いているフリーのジャーナリストらしい人たちも完全に世間様の側だ。ユニフォームを改造したのでも脱ぎ捨てたのでもない。しかも、開会式の行進でもなく、旅行の途中だ。疲れないためには着心地よくしておくほうがいい。大事なことは良いコンディションにもっていって良い競技をすることだ。(開会式の行進だって同じユニフォームをそれぞれのスタイルで着てはいけないルールなんてないだろう。)なにをもって国をあげて非難しているのだろう。もしも政策として着こなし方まで決めたいのならば、そのように規則を作って徹底しておくべきだったのだ。
こんなふうに考えるのは私だけか、と思ったら、衆議院議員の河野太郎氏が「ルールと価値観」というタイトルで似たような意見を、しかもはるかに整然と書いておられる(2月15日)。そして「頑張れ国母。僕は応援するぞ。」とある。応援のしがいがあってよかった。次はもっと強くなるように!
ちなみに、日本人、あるいは一般的にアジア人はなにかと「謝れ」という。しかし自分で考えてあるいは納得して行った言動に対しては謝るべきではない、と私は考えている。それは自己矛盾を生じるからだ。(もちろん謝罪は一種の儀式であって、謝ればそれでおしまい、ということもある。もしも謝罪を受けてもなおおしまいにしないで相手を非難したり何かを要求したら、今度は謝罪を要求した側の責任問題だ。)

2010年2月16日火曜日

紅梅二輪

紅梅(しだれ梅、のはず)が二輪咲いた。小さな菜の花温室では真ん中あたりの葉がとくに育って、森みたいになっている。それでも寒い毎日だ。

2010年2月10日水曜日

梅一輪

昨夜帰ってきて庭を見回ったら、下のほうの枝に白梅が一輪咲いていた。「梅一号!」と言ったら「何だ、それ?」と笑われたけど、なにか、楽しい。去年植えてもらった木だ。

2010年2月8日月曜日

蕎麦と広島焼き

今晩は毎冬恒例の広島焼きだった。
お昼は、街中に出て高島屋で買い物をするついでに、高島屋最上階の京回廊で尾州屋に入った。私はたぬき蕎麦、彼は蕪あんかけ蕎麦。どちらも身体が温まって冬にいい。関東でたぬきというと、天かす入りの、一番安いものだ。何もないとかわいそうだからせめて天かすを、という親心(??)みたいな一品。京都できつねよりたぬきの値段が高いのに驚いて聞いたら、全くの「たぬき違い」だった。ねぎ入りのあんかけにおろししょうがを入れて食べる。あんかけが温度を保つので最後まで暖かく食べられる。均一化されている日本でも、こんなちょっとしたことで「所変れば品変る」のだ。違いは関が原あたりかなー。

2010年2月6日土曜日

雪景色

今ごろ初雪とはちょっと間が抜けた感じもするけど、ともかく庭にも山にも雪が積もった。終日断続的に降り続いた。ちょうど産大に行く用事があったので、ゴルフ場や山の雪景色が見れた。来週はかなり暖かくなるようで、一度でも雪が降ってよかった。いくら寒さが苦手でも京都で全く雪が降らないと不安になる。

2010年2月4日木曜日

節分前後

節分前後になったら急に寒くなった。天気は悪くないのに風が冷たく、あられまで降った。
2日に帰りがけに吉田神社に行った。ふだんさびしい場所が、歩くのも大変なほど賑わっていた。東山通りから東一条通り、神社の参道の奥まで何重にも屋台が並んでいる。八百店とか新聞に出ていた。京都、大阪の店が多いが、北海道のじゃがいもや佐世保バーガー、シシカバブまであった。普段は人出が苦手で避けているのに、お祭りとなると全く別。神事を見るでもなくお札をもらうでもないのに、意味もなく楽しい。屋台で何か買いたくもなる。こういうときには栄養とか衛生とかダイエットとかは一切無関係。大きなたい焼きを買ってもらって食べた。寒風の中で熱々のたい焼き君は嬉しい。追儺式がもうじき始まるといわれたけれど、人だかりで見れそうにない。吉田大忠で食事をすることに。いつもは人影もない細い道に屋台を積んできたトラックが並び、人通りが絶えず、別世界だ。
3日には注連飾りや粽をどんど焼きにパートナーが持っていってくれた。 近所で焼き鰯と太巻き寿司を買ってきた。
これで立春を迎えられたけど、寒い!

2010年1月31日日曜日

しっとり雨

1月も終わりになった。この4日間家から出ていない。門外不出だ。家の中が温室のようで暖房も要らない日もあって、窓際で寝転がって本を読むのが楽しかった。今日はしっとりと音もなく雨が降っている。蝋梅だけが黄色く色を添えていて、合歓や楓や桜の枝が目立つ。枝にぶらさがった雨の雫はちょっと押しても崩れない。

2010年1月24日日曜日

菜の花の葉

今日は空が青く日差しが明るく、春が来たと錯覚しそうだった。菜の花が密集して育っているので、少し間引いた。そうするものらしい。摘んだ葉はおひたしにした。きれいな緑色で甘い。
昨夜も晴天で、とくに空気が澄んでいたらしく、見える星の数が多かった。受け月(と、いうらしい)が大きく輝き、蝋梅の芳香がただよっていた。

2010年1月23日土曜日

お便り

何年も年賀状をさぼっていたので、今年は寒中見舞いを出した。何人かの方からお返しのお便りをいただいた。このブログを楽しんでいます、という方もあって、嬉しい。知人・友人に私が元気なことをお知らせするのが主な目的で書いているのだから。なにしろ京都の一角にひきこもりをしているので。

2010年1月16日土曜日

蝋梅

蝋梅が咲いた。去年植えてもらったので、この庭では初めて咲いた。寒風が吹く中に黄色い小さな壷のような花がたくさんついている。理由はないが憧れの花だったので、庭に咲いて感激。

2010年1月7日木曜日

引きこもりの正月

新年が1週間過ぎた。ほとんど家に引きこもり状態で、暖かく過ごせた。5日には牡丹鍋を食べに出かけた。毎年一回の行事だ。身体が温まるので、風邪気味だったのも治った気がする。
明日から研究会でまた北のほうに出かける。これも毎年一回の来訪者を囲んでの行事。

2010年1月1日金曜日

新年のご挨拶

        明けまして おめでとう ございます
             2010年元日

除夜の鐘を聞いて、増上寺でちょうど00時に風船が上がったのをテレビで見た後に、 ノンアルコールワインとフルーツケーキとチーズで新年を祝った。雲に透けて青い満月が見えていた。朝はいつもどおり。これからお雑煮。岐阜式の雑煮のヴァリエーション。今パートナーが作ってくれている。