2010年7月29日木曜日

ナラ・カシ枯れ

東山のナラ・カシ枯れは何年も前から問題になっていたが、次第に北上したようで、吉田山もひどいと聞いていた。大雨が明けて夏になったとたんに山科の疎水沿いの山の木々が茶色く枯れている。カシノナガキクイムシという5ミリほどの虫が幹に穴を掘って入る際にカビのような菌を撒き、それが木の吸水を妨げるのだそうだ。対策は爪楊枝を穴に差し込むとかペットボトルで飛行中の虫を捕獲するとか、気が遠くなるような話。裏山の無残な様子を目にして、大変なことだと思う。植生、景観、治水と、被害は甚大だろう。

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