2025年6月22日日曜日

蝶の昼寝

 昼には早いが、朝、道端の藪の木の細い細い枝の先で、キアゲハが翅を広げて止まっていた。単に止まるときには翅を畳むので、眠っているのだ、とパートナーが教えてくれた。毎年合歓が咲くころにアゲハが大勢やってくるが、じっとしていることはない。飛んでいるか、ちょっと止まって蜜を吸うか、だが、そのときも翅は振動しているし、すぐに別の枝に移る。ゆっくり観察できたのは、今日が初めて。黄色、黒、青、赤とカラフルだ。その模様にも意味があるのだろう。一日中嬉しかった。

今年の6月はドクダミだけでなく、クチナシも紫陽花も当たり年のようだ。小ぶりのほうのクチナシが一斉に咲いた。ガラス戸を開けると少し酸味のある甘い香りが入ってくる。紫陽花は花(萼?)が集まって薄紫のボールを作っているが、今年はそのボールが大きいし沢山ついている。今まで目立たなかった木陰の株も今年は華やかだ。

6月も初めは寒かったが、急に真夏日になって、身体も衣類もついていけない。なんとか夏ものを出したが、明日はまた雨で最高気温が25-6度の予報。梅雨どきとしてはこれがまともなのだが、何を着ようか。


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