2023年11月29日水曜日

庭の紅葉

 庭の楓が大きくなって、緑の季節も紅葉の季節も目を和ませてくれる。今は真っ赤とはいえないが、赤味が濃い葉と薄い葉、まだ緑の葉が重なって、とくに朝日が当たると透き通るような色合いになる。ささやかながら紅葉狩りを楽しめる。

それにしても、クチナシや八重桜がそれぞれ一輪ではあるが今ごろ咲いている。植物たちも気象の乱れに戸惑っているのだろう。

2023年11月23日木曜日

PS

 昨日歩いていて気がついたこと。岡崎公園の西向かいに「ハプスブルク家ご用達のパン屋」とかいう看板が目に入った。後で検索したら、ホーフベッカライ エーデッガー・タックス、Hofbäckerei Edegger-Tax という店で、東京の店を閉めてクラウドファンディングによって京都で再開したとか。ハンドカイザーは以前Göttingenで気に入ったパンと形が似ている。中欧の伝統なのだろうか。


2023年11月22日水曜日

歩き日和

 今日は日差しが強く風がなく11月下旬にしては暖かく、「歩き日和」だった。久しぶりの眼科の検診で、東山と丸太町の間を往復した。東大路は人も少なくマイペースで歩ける。速足で歩くのが気持ち良いのだが、着くころには汗をかいていた。長く工事中であった(秤の)イシダのビルが完成したのは5月頃だったかもしれないが、今日その前を通ってその大きさを感じた。建材がものすごく固くてがっちりした感触だ。帰りはいつものように疎水ぞいに東へ一筋。岡崎の駐車場には観光バスがぎっしり止まっているが、この辺りに人気はない。桜と楓が慎ましく紅葉していた。観光客がコロナ禍前に戻りつつあるというが、静かな場所も残っている。河原町三条かいわいも三条京阪の構内も、人出は増えたが、以前のような人波はないし、街の汚れも少ない。三条通の、地下鉄出口から東大路までの短い区間に小さい店がいくつもあったが、ほとんど閉店している。全体を壊して新しいビルでも建つのだろうか。

返ってスマホを見たら、7600歩ほど歩いたようだ。

2023年11月9日木曜日

秋の彩

 ようやくシュウメイギクが咲いた。白い大き目の花弁の中心に黄色いシベ。いつもゆで卵を連想する。長いこと大きな立派な葉ばかり目についていたが、やはり暑すぎたのだろう。青い秋クロッカスも一輪。いつの間にか真弓の赤い実がぎっしり。今年も花を見損なった。地味な花で、季節を意識していないと見過ごすらしい。白ヒガンバナの花が終わって一か月余りで葉が成長。いかにも生命力がありそうな、濃い緑の葉が密集している。今日の夕空は薄い水色を背景に、淡いピンクの雲がふわふわと浮いている。

2023年11月6日月曜日

カメムシ

 カメムシの大発生、というニュースを聞いていたが、他所事だと思っていた。ところが昨日2階の網戸にカメムシの群れがへばりついていた。網戸の内側にも。何匹いたのか、数える気にもならない。わずかな隙間でも通り抜けて来れるのだろうが、出るのはけっこう大変かも。パートナーが網戸を少し開けて、ガラス戸を閉めて、そっとしておいた。しばらくして全員居なくなった。外にいる限り害はないので、黙って(?)去ってくれてよかった。

2023年11月4日土曜日

銀杏ご飯

 秋の味覚の一つ、銀杏を注文してくれて、昨日は大好きな銀杏ご飯。大粒のきれいな銀杏である。沢山の殻を割って剥くのは大変だと思う。ちょうど良い力の入れ具合が必要で、私がしようとすると、殻が剥けなかったり、実をつぶしてしまったりする。

昨日は久しぶりにzoomで講演会を聞いた。コロナ禍真っ最中のときには、世の中の風潮は「早く元通りの生活に戻りたい」であって、これを機会にコロナ後の生活をより良いものにする工夫はしないのか、と思ったものだ。私の母の生前の口癖が「禍転じて福となせ」で、何か不都合なことが起こって子どもたちが愚痴をいうと、こう言って励ましてくれたので、ついそのように思ってしまう。実際には色々変わったようだ。諸々の会合も、現地とオンラインのハイブリッド形式をとっていることが多い。時間も旅費もなくても、あるいは身体の具合が悪くても参加できることは、多くの人に都合が良いはずだ。9月には「ちょっとクロアチアで講演してきた」。長いフライト疲れや時差に悩まされずに済む。今後もこういうことは続いてほしい。冬でなくてもマスクをつけて出かけても怪しまれなくて(?)済むのもありがたい。