2022年12月30日金曜日

蕪蒸し

 この2-3日、蕪蒸し(豆腐と銀杏入り)、豆腐とコンニャクの田楽、ブリ大根、大根と牛肉の炊き合わせ、と、私の好物の冬の料理が並んだ。蕪も丸大根も巨大で、値段も立派(?)なものだったそうだが、それにふさわしい味である。

3日前だっただろうか。まだ少し明るい空に三日月が光っていた。とても滑らかで光が強い。近くの空の紫がかった雲はまさに刷毛で掃いたような姿をしていた。

2022年12月27日火曜日

久しぶりの虹

 昨日はこの辺りも少し霙が降ったようだ。朝の光に水滴が光っていた。三条大橋から見える比叡山にも北のほうの山々にも雪が積もっていた。真っ白な雲に見えたのは雪だったのだろうか。市内の北山に地面から虹が懸かっていて、裾のほうはそれが広がっているような気がした。随分久しぶりの虹である。

今日、家の軒下にメジロの死骸があった(そうだ。パートナーが「見ないほうがいいよ」と言ってくれたので、見ずに済んだ)。枝垂桜の根本に埋めてやった、という。桜の隣の真弓の花が咲いた。ビワの花もたくさん咲いている。来年は実るかなー?

2022年12月25日日曜日

大根の季節

 今日は「丸大根とお揚げのたいたん」と穴子寿司。丸大根は京都に来るまで知らなかった。それとお揚げ(東京では、あぶらげ、と言った!)を炊く、というのは京都の定番らしい。これなら私でもなんとかできる、と、両親が京都に来たときに作って出したら、喜んでくれた。もっとも不器用な娘が作ったものならば何でも褒めてくれたのかもしれない。

大根やコンニャクの味噌田楽もこの季節。そのうち新玉ねぎが出ると、その味噌田楽はなんとも言えない味わい。冬も悪くない。

先日珍しく6時ころに目が覚めた。もう朝だから、とカーテンを開けてみたら真っ暗だ。なんだか不気味な気がして大急ぎで閉めてしまった。その後7時ころに起きたときにはさすがに朝で、南の空は紫がかった灰色の雲が山並みのような形をして、その上の白い雲に朝日が当たり、雪山を見ているようだった。空は見飽きることがない。

2022年12月15日木曜日

 一昨日午前中、山科の山並みを真っ白な分厚いモクモク雲が覆っていた。山があることも分からない。こんなにモクモクと覆われたのは、初めて見た。午後には雲は晴れて、冷たいけれど気持ちの良い日になった。近くの楓の大木はまだぎっしりと赤い葉をつけているし、黄色い葉の木々も輝いている。

昨日は晴れていても気温はあがらず風の強さが木の揺れでよくわかった。私は外には出なかった。そして今日は昨日の風が運んできた寒気で辺りがすっぽり包まれている。もう12月半ばだものなー。昔は雪が積もっていることもある季節だ。

2022年12月4日日曜日

風邪はご馳走で治す!

 風邪はすっかり治ったようだ。

一昨日、私の風邪を治すためにパートナーが、夏から冷凍庫に保存していた穴子で穴子丼を作ってくれる予定にしていた。そこへまた穴子が尾道から届いたのである。大きくて立派だ。新旧の穴子で山盛りの丼で、すっかり元気になった。今日は久しぶりに走った。

尾道からの贈り物の穴子は貴重なので、私が「大事に食べよう」というものだから、いつどのような料理にするか、には慎重だ。「神棚に祭っておくか?」とパートナーがからかうほど。でも最近は良い穴子が入手できにくくなっているそうだ。海の異変は色々とニュースになっているから、その一環かもしれない。

もう一つ今の季節の楽しみは冷凍の焼き栗。丹波栗を焼いて冷凍で送ってもらえる。高価なものだが、年一回のことだし、温めるだけで、皮も簡単に外せる。栗は茹でても焼いても皮剥きが大変で、なかなかうまくいかない。そのストレスなしに丹波栗が食べられるのは嬉しい。

2022年12月2日金曜日

久しぶりの風邪?

 一昨日の夜、急に喉がチリチリと猛烈に痛くなった。傷口に辛子でも塗られたような、経験したことの無いような痛みだった。そのときカレーの風味がした。夕食にカレーを食べたことは確かだ。カレーの成分が胃から上がってきたのだろうか?でも胃の調子は別に悪くない。うがいしたり牛乳を温めて飲んだりしているうちに収まったが。で、昨日になって普通に(?)喉と気管支に違和感を感じるようになった。しかもだるくて眠い。夕方から横になってしまった。市販の薬は副作用が強くて飲めないので、しかるべき漢方薬を飲んだら、だいぶ良くなった。今朝は昨日の症状はとれたが、頭痛や筋肉痛がする。これも同じ薬で収まった。念のために家で抗原検査をしてみたが陰性である。3年近く風邪もひかず、身体の不快感を忘れていたのに、と、がっかりした。普通ならば風邪と信じて汗をかくくらいの運動で治そうとするのだが、今のご時世、風邪かインフルエンザかコロナか、と疑心暗鬼で、うだうだと過ごすしかない。