2020年8月24日月曜日

江戸風情

 今朝ゴミの袋を出しに出たら、門内のコンクリの先に小さな江戸風情が一輪咲いていた。去年庭に植えたときの種が行き着いて、土の中で待機していたのだろう。本来の大きさに比べるとずいぶん小さいが、白地に薄紫の品の良い姿は変わっていない。

裏表に置いてあるプラスチックの容器の上(底)にはコオロギが座っていた。

2020年8月23日日曜日

秋の空

 一昨日が高温のピークと言われたが、その後もとくに低温になるわけではなさそうだ。この辺りは報道される気温よりは数度低い。とはいっても涼しいわけではない。それでも昼間は冷房は入れない。いくら暑くても外とつながっていたい。草木に囲まれているから、そういう気になるのだろう。幸せなことである。

高温でも自然は変わる。ツクツクボウシが関西ゼミ(?ジ、ジ、と啼く)を圧倒し始めた。本当は「オーシーツクツク」を繰り返し、段々速くなっていく。最後に「オシオース」を3回繰り返して終わる。リズムと抑揚がある。ジ、ジではそれがない。関東のミンミンゼミもリズムと抑揚がある。前の道路でトンボを見た。朝日を受けて、黄金色に光っていた。庭ではキリギリスが小さい桃の実を食べており、バッタが草むらを飛んだ。何年も前に植えた朝顔が勝手にツルを伸ばしたので、パートナーが支柱を立ててやったらどんどん伸び、ときどき小さいながら青い花をつける。今日の空は最初入道雲が山の後ろからもくもくと立ち上がっていたが、夕方になったら刷毛ではいたような柔らかい雲や鰯雲が出て、秋の空の様相になった。白い雲の横に白い糸月があった。暑さ好きの私としては猛暑が名残惜しい。

2020年8月5日水曜日

ISSきぼう見た!

国際宇宙ステーションが見れる、というので、時間を見計らって待っていた。どのくらいの明るさか分からないので、ちゃんと捉えられるか心配だったが、屋根を越したところから明るくはっきりと、私の悪い目でも問題なく見えた。オレンジ色で、同じような色の惑星に近づくので動きが良く分かった。やがて東南の方向に消えて行った。数分のことであり、それを見たからどう、ということもないのに、なんだかわくわくして、後まで楽しかった。
一昨日は上りかけの満月を見た。イギリスではこの時期の満月をsturgeon(チョウザメ)moonというそうだ。チョウザメの産卵期と重なるからだそうだ。キャビアを食べたいからなのか。日本人には風情の無い名称に思える。