半月ほどの猛暑の後に気温が下がり、空はうららかな薄水色。白い雲が丸いビルのように立ち上がったりする。5月、6月の花である山吹や合歓の花が咲いている。もちろん夏の花である百日紅やムクゲも咲いている。そして秋の訪れを告げる紫つゆ草も近所の崖に。数日前にクロアゲハが合歓の木で長いこと蜜を収穫していた。今までどこでどうして生きていたのだろう。のどかな空を背景に合歓の淡いピンク、そこで羽を震わせているアゲハ。しばらく二人で見とれていた。
ベーコンの作り方は私が書いたのとは違うのだと言われた。どうも。
2019年8月31日土曜日
2019年8月25日日曜日
自家製ベーコンとソーセージ
最近何度かパートナーがベーコンを作ってくれた。豚肉を茹でて塩漬けにした後に燻製用のキットで燻製にする。良い匂いだ。無添加なので安心でもあり、味が良い。市販のものはどうしてもなじめない味がする。昨日はソーセージに初挑戦して奮闘。これも自家製用のキットがある。自家製のベーコンとソーセージで、昨夜はビーンズとキャベツ入りの煮込みを作ってくれた。料理名はないそうだ。以前五条の店で無添加ベーコン・ソーセージを買ってきてこの料理を作ってくれたときにとても美味しかったが、そこまで行くついではあまりないので、ついに自家製となった。ベーコン・エッグもおいしい。今までベーコンはホテルのモーニングで食べるくらいで、とくにおいしいとも思わなかったが、本来の味は良いものだ。肉の新鮮さが大事だそうだ。
2019年8月17日土曜日
とりあえず夏
7月が寒かったので、どうなるかと思ったが、とりあえず8月は十分暑く、ほっとした。なんていうと、「危険な暑さ」で地球環境の悪化が心配されているときに不謹慎だ、といわれそうだが、短い夏を楽しむ自由くらいは欲しい。それでも立秋もすぎ、お盆もすぎ、ツクツクボウシが、そして夜は秋の虫がなき、遅い夏に咲く赤マンマが咲いている。何年か前に植えたケープタウンブルーが、落ちた種から勝手に生えて小さいながら青い花を咲かせている。根本から切った百日紅の切り株のまわりから若い枝が伸びて、今年は花も咲いている。植物の知恵と生命力にはいつも感心し、尊敬している。庭にはカヤツリグサも出ている。近所の空地には猫じゃらしも。台風の後の夜にはまん丸い月が輝いていた。最近空の青さと雲の白さが美しい。中国の大気がきれいになったのだろうか。そういえばあまりの暑さゆえだったのか、今夏はムカデも蚊も少なかった。涼しくなったときが危ないかも。トカゲの数が多い。蛇もいた。この庭にはどれだけの草花や動物がいるのだろう。
2019年8月3日土曜日
2019年8月1日木曜日
そして8月
3月末に原稿の締め切り、4月に応用哲学会での発表。そこで一息、と思ったら、突然重症の副鼻腔炎を発症。鼻の形(内部のこと。見かけではない)が悪いので(たぶん母親からの遺伝)何度も発症してきたが、抗生物質で1週間で治っていた。しかし今回は大体良くなったところで再発、を繰り返して3か月あまり。身体は元気なので他人からみると大したことなさそうでも、絶えず鼻が出て、それが気管支に降りて痰が出る、という状態では生きた心地がしない。ときには眠る暇がない。外出はできない。医者は、まだ慢性化したわけではない、というのだが。そんなわけでこの3か月季節がどう過ぎたのかあまり印象にない。それでも南座公演の都をどりを見に行き、東京に講演に行ったりした。祇園祭は御旅所で八坂神社のちまきを買ったくらい。寒い7月も最後には突然暑くなって、鼻の具合もだいぶ良くなって、セミも啼きはじめ、「江戸風情」という白地に紫の筋の入った朝顔が毎日咲いている。8月は暑さも鼻も順調であることを願っている。
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