白ヒガンバナの茎が少しずつ伸びている。だいぶ太くなったのもあるが、細くひょろひょろのもある。今日ようやく2輪花が開いた。白い花といえば、射干玉の花が裏でひっそりと咲いていた。
他の植物も葉が水分が足りずに下向きになったりしながらも持ちこたえている。古い百日紅を根本から切った切り株の横からひこばえがいくつか出ていたが、その一つが木に成長して、一枝に多数の花が咲いている。薄いピンクのちじれた花びらがかたまって、ぼんぼりみたいな姿だ。このような新しい木の成長を萌芽更新というそうだ。樹木の再生能力の現れだろう。道路のコンクリートにできた小さな穴から一本の茎が伸びて花を咲かせたりもする。植物はたくましい。