1日の地震のときにパートナーが「桜の木が揺れている」と言ったので、庭の枝垂桜の枝がゆらゆらしているのかと思ったが、「あの位置からそれは見えないよ」と言われた。確かに。揺れていたのは目の前の、直径約12センチ、高さ約25センチの桜の幹の一部分であった。以前木を切ってもらったときに記念に保存している。小さいけれどかなり重く、動かすのは大変だ。床が横揺れしていたから、床とともに動いていたのだろう。2階にいた私は偶然書棚に手が触れていたが、そういうときにはすぐに書棚から離れるべきだったのだ。地震だと認識できるのに時間がかかったので、ぼんやりと揺れている書棚を見ていた。その1-2秒が命に関わるのだろう。
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