2023年3月25日土曜日

花曇り

 昨日、今日は曇りだ。曇った空気のなかの桜はその辺り全体が霞のようで、趣がある。今日は木々の花が満開に近くなって、白、薄いピンク、ピンク、濃いピンク、紫、深紅、が重なりあって、表現の仕様もないほどに美しい。

昨日は三条の歯科医院に出かけた。三条大橋の南側の欄干回収が完成したようだ。まだ青い網で覆ってあるが。材木の切り出しから欄干になるまでの工程の写真と説明が飾ってある。擬宝珠は従来の物が乗っている。歩道も広くなった。高瀬川沿いの桜が満開だった。帰ってから二人で疎水の桜を見に行った。何年ぶりだろう。

2023年3月23日木曜日

花は夜ひらく!

 昨日は季節はずれの暖かく明るい日で、庭に立っているのが心地良かった。午後には色々な花が咲き増すだろう、と話していて、実際、枝垂桜以外にも、桃、近所の白い桜、ソメイヨシノ、などが咲き始めた。ところが今朝見たら、枝垂桜は満開(80%開花を満開というそうだ)、桃は数を増し、ソメイヨシノも遠目には満開に見える。そうか、花は夜にひらくのか。

私は野球は全く興味ないし、詳しいことは分からない。WBCもどうでもよかった。ところがときどき見るネット上のニュースでは刻々と試合の状況を発信している。つい、お互いに最新のニュースを知らせ合ってしまった。そして決勝戦の最後の最後、パートナーが偶然(?)テレビを見て知らせてくれたので、二人で、大谷の信じられないようなカーブの投球でトラウトを制した瞬間を見た。さすがにその緊張と熱気が伝わってきて、良いものを見せてもらった、という気がした。

2023年3月20日月曜日

花桃と枝垂桜

 今日は晴れて暖かく気持ちの良い日だった。半日の間に花桃と枝垂桜が咲き増して庭が華やかになった。満開にはほど遠いが一つ一つの花が色合いも形も美しい。雪柳は満開で、まさに雪が積もっているように真っ白。薄緑の葉も色を添えている。朝日を受けているときには花も葉もきらきらと輝く。

絶滅したか、と思っていたフキが生きていたようで、蕗の薹が数個。

空が青い。今年は黄砂が来てないのかな、と話しあった。

2023年3月15日水曜日

ウグイスとモンシロチョウ

 ウグイスが昨日から啼く練習をしている、とパートナーが言っていたが、今日は上手にきれいな声で啼いていた。近所の木にいるのだろう。

モンシロチョウが今年初めて庭に来た。数日前にはモンキチョウがいた。花々が次々咲いて、庭が華やかになってきている。

空が青い。当たり前のようだが、このように深い青さは近年見られなかったのだ。いつまで続くだろう。

2023年3月14日火曜日

すみれ

 野生のすみれが今年も咲いた。濃紫色。まだ一輪だけど、「今年も来てくれたね」と声をかけたくなる。タンポポがようやく3輪。鮮やかな黄色が太陽の光を反射して、眩しい。ハクモクレンが午後になって数個開いた。大きいので頼もしく見える。春は嬉しいが、時間が経つのが早すぎる!

2023年3月11日土曜日

ムカデ1号!

 昨日の夜、畳の上を大きめのムカデが這っているのを見つけた。気の毒だが噛まれると痛いうえに危険でもあるので、古いスリッパで叩いた。例年は蒸し暑くなってから出てくるのだが、3月初旬は予期していなかった。慌てて残っていた樟脳を身の回りに置いた。昨年はムカデ騒動がなかったのは、7月が案外涼しく、8,9月が暑すぎたせいかもしれない。暖かいほうが嬉しいのだが、ムカデの不安も困る。

早春に庭中に咲く小さな白い花を、勝手にハコベと呼んでいたが、スマホのカメラ機能で検索したら「タネツケバナ」らしい。花弁が4個なので、ハコベでないことは確かだ。西洋水仙の白い花も咲き始めた。

2023年3月7日火曜日

満月

 沈丁花や雪柳が咲き始めた。白梅はずいぶん長く咲いているが、色褪せず、白く生き生きとしている。梅の柔らかい匂いも沈丁花の新鮮な匂いもそれぞれ心地よい。

今日は満月。真珠色の丸い月。

2023年3月4日土曜日

ひな祭りの手巻き寿司

 新年があっというまに2か月過ぎて、昨日はもう桃の節句。パートナーが氷見から鰤を取り寄せて鍋料理にしてくれた。野菜や錦糸卵など色とりどりの具を合わせた手巻き寿司。大きめの海苔を使うと、私でもそれなりに形ができて食べやすい。「手巻き寿司、またしよう」と言ったら喜んでくれた。

庭には色とりどりの小さな草花。ハクモクレン、沈丁花、ボケの蕾が「早く咲きたい」というように膨らんでいる。


2023年3月1日水曜日

紫だちたる雲の細くたなびきたる

 昨日の朝7時前にカーテンを開けると、南の空低く薄紫色の雲がたなびき、その南端は虹色に見えた。

午後に五か月振りに京大の眼科の検診に行った。三条通から速足で歩くのが楽しみなのだが、着いたころには汗だくになっていた。斜視外来は幼児が多い。眼鏡をかけている子、これから診断を受けるらしい子。待ち時間が長いので、「おうちにかえるーー」と泣いている子も。生れて1年にもならないような赤ちゃんも1人ならずいた。私の2種の眼鏡はどちらも問題ないようで、次は1年後。帰りは川端通を歩いて、眼鏡屋さんに結果を報告して、三条京阪まで。雲ひとつない青空の下を歩くのは何とも言えず気持ち良い。