2021年12月29日水曜日

年末の庭

蝋梅が一輪。少し早い気がするが、特別季節はずれでもない。

山茶花と琵琶の花がひっそり咲いている。真弓の赤い実と名称不詳のツツジの深紅の葉が彩を添えている。

コロナ禍で活動が少ないと毎日が同じようで、印象が薄いのだろうか。いつの間にか年末になってしまった。その間に紅葉、黄葉、が夕日にきらきらと輝いたり、澄んだ空に白い月や固く冷たい月が出たり、自然の移ろいは美しい。京都らしくない晴天続きのせいもある。雪害に遭われている方々はお気の毒である。

12月は眼科医院を変えたり、京大病院という大病院に二回も通ったり、オンラインで発表したり、と、慣れないことが多くて、なんだか疲労感があった。身体は元気なのだが。京大病院は大きくて人が多くて騒然とした雰囲気で、わけが分からないままに受け取った書類を持って移動するのだが、問題は全く起きない。どうなっているのか知らないが、全体のシステムが非常に良く機能している。何事でも現代は組織の機能の充実が重要なのだと実感した。

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