昨日は満月であった。10月の満月は大抵晴れている。昼間は曇っていたが、夜には薄い白い雲が主になって、東の空に大きな丸い月が上った。雲の下に月があるかのようにはっきりと眩しいほどに明るい。雲の動きが速いらしく、月が雲の下をすべって行くように見える。
今日は日差しがあって気温のわりには暖かかった。15cmもありそうな巨大なカマキリが庭のコンクリートの上をゆっくりと動いていた。最近の急な寒さで弱ったのだろうか。草むらのほうが居心地良いのではないかと勝手に思って、早く草の生えているとことに行き着くようにと願ったが、最後はどうなったのだろう。モンキチョウ2匹とモンシロチョウ1匹が喧嘩をしていた。1匹が草にじっと止まっていると、そこを目掛けてもう1匹が攻撃をしかけるのである。草だから蜜があるわけでもないのに、何の目的だろう。
突然きた論文の校正の件。それ自体はかまわないのだが、ある日、研究用にもっているアカウントを開いたところ、260通ほどのメールが来ている。表示されている数件はすべて同じものらしい。送信元だけでなく件名も論文校正に関するものであるに違いないが、ともかく異常事態である。不審なメールは開かずに削除、が鉄則なので、一度に削除した。もしかしたら全く別のメールもあったかもしれないが、そんなことは心配していられない。会議の責任者に問い合わせたところ、各著者あてのメールがすべて責任者にCCされていたので、一度に千通以上のメールが届いて、大迷惑だった(当たり前だ)という。先方に事情を問い合わせているがまだ返事がないとか。未だに返事はないらしい。こちらの情報センターに問い合わせたところ、こちらのシステムには問題ない。当該メールは5分に1通送られてきている、ということだった。次の日にも同じくらい送信されてきた。結局編集担当者が間にたって送信元に改めてファイルを送ってもらって、校正の作業をすることになったが、事故について説明もない。SpringerNature Singaporeだが、もう信用する気になれない。SpringerNatureといえば世界的な出版社である。偉そうにしていてもいい加減なのかもしれない。