2019年1月22日火曜日

スーパー十六夜の月

今夜の月はスーパー十六夜、と聞いて外に出てみた。雲がなく、空気が澄んでいて、真珠色の月が輝いていた。下のほうがほんの少し欠けているようで、満月とは違う趣がある。
先日庭の蕗の薹をパートナーが天ぷらにしてくれた。薄い衣から薄緑色が透けて見えて美しい。塩を振って食すると淡い苦味が爽やかだ。氷見の寒ブリ、ではないが、鰤大根も二回目。大根の味がなんともいえずおいしい。去年も今年も氷見の寒ブリはものすごく希少になっているそうだ。鰤が南下しないのだそう。海洋の異変なのだろうか。

2019年1月14日月曜日

床暖房ダウン

一昨日の夕方、床が妙に冷たい、と感じたら、床暖房が働いていなかった。パートナーが色々点検してみたが、回復はできなかった。風呂場の暖房や乾燥も働かない。給湯器関係の故障らしい。大阪ガスの夜間部署に連絡したが、需要が多くて明け方4時ころになるということだった。結局昨日の昼間に見てもらえることに。部品の交換が必要なので、見積を作ってもらうことになった。しかし修復はいつになるか分からない。幸い昨日今日は天気が良くて気温も高めなので助かった。エアコン、ガスヒーター、電気ヒーター、電気毛布、を組み合わせてしのいでいる。窓を二重にしておいたせいか、保温が良く効いている。
蝋梅は気温の変化にめげずに満開で長持ちしている。本来は葉が先に落ちていたはずなのに、今頃ようやく枯れ葉が落ちている。水仙も咲いた。

2019年1月9日水曜日

冬らしい

毎日午前中は日が出て少し暖かいかな、と思っていると暗い雲が出て寒くなる。北から流れてくるらしい雪らしいものがちらほら降ったりする。京都の冬らしい天気だ。
2日は尾道式お雑煮。尾道からの穴子のおかげ。
今年も私の年賀状は暑中見舞いに化ける予定。

2019年1月1日火曜日

元日の散歩

毎年恒例の岐阜式変形お雑煮をパートナーが心を込めて作ってくれた。新年用に高級牛肉、ほうれん草、イノシシ人参、柚子。出汁がおいしい。私が昆布が好きだからと、これも高級昆布と尾道穴子の昆布巻きを昨日から作ってくれた。贅沢な昆布巻きだ。薄味で柔らかい。たまに買う昆布巻きは甘辛さが濃くて、薄味の好きな私にはちょっとつらい。数の子も塩数の子の塩出しをして味つけをしてくれた。その他のお節は一昨日に買ってある。甘酒で乾杯!
天気が良く穏やかな日和だったので、散歩に出かけることに。次第に曇って寒くはなったが、蹴上から南禅寺を抜けて哲学の道を銀閣寺道まで。パートナーが研究の一環として疏水の様子を撮影したい、というので、蹴上で下に降りて奔流の横の狭い通路を歩いたり、東山高校の横のかなり高いところから降りてくる水路が疏水の一部であることを知ったり、ただ歩くだけでない楽しみがあった。最近建てられたという西田幾多郎の歌の碑も見た。途中Philosophy Cafeという、フランス人経営の喫茶店で一休みした。コーヒーは紙コップに、水はプラスチックのコップに、と簡素であるが、ケーキはおいしかった。今日は開いてなかったが、喫茶と軽食の店がつらなっている。どこも人にぶつかるような混雑は全くなかった。歩いているのはフランス人の家族連れが多いようだった。(理解は全くできないが、どうもフランス語らしい。)
東山三条の古川町では、島田さんが屋台で数種類の果物を売っている。お正月でも「他に行くところもないし」と笑っていた。火事以来私は初めて会った。パートナーは通りがかる度に何か買ってくる。先日はStubenという葡萄を買ってきた。昔からあったらしいが、知らなかった。現代風に改良されていないから、種があるし、皮は固いが、なんともいえずおいしい。皮の色は濃紫で艶があって美しい。食べにくいせいか「あまり売れない」というが、葡萄が特別好きでもない私でも、これは見つけたら買いたいものだ。

良い新年のスタートであった。