1週間ほどケンブリッジに旅行。本体は4日で、往復に3日。やはり地理的に日本は不利だなー、と実感する。ニュージーランドよりはましではあるけど。
ヒースロー空港で荷物が着かなかった。同じ便の同行者のは着いたのに。追跡状況も不明。どうしようもない。しかるべき書類をもらって、地下鉄・タクシー・列車と、乗り継いでケンブリッジ駅に着いたら氷雨。どうみても運がよいとはいえない。サンドイッチとジュースを買ってタクシーでホテルへ。郊外の赴きのあるホテルで静か。応対も親切。
翌日市内のMarks&Spencorでとりあえず最低限の衣類など買い物。同行者が心配して付いてきてくれた。店はKings Collegeの目の前にあった。古い建物を改装して店にしたようだ。それは男性用売り場。女性用は細い通用道を通って裏手にある。表からは想像もつかない。できるだけ小さいサイズを探してなんとか買い物を済ませ、Kings Collegeの建物(というより周りの塀なのだろう)の鑑賞。中世に紛れ込んだような風景だ。そこから橋(Cam川のBridgeの一つだ)を渡り、大きな袋をぶら下げて(ホームレス状態)会議場(William Gates Building!)まで牧草と花々の匂いに包まれながら、木陰の小路を30分くらい歩いた。子牛が可愛い。会場はそんな原っぱの中に開発された施設の一つだ。Alan Turing生誕百年の行事がここでもイギリスの他の地でもそれ以外の国々でもてんこ盛りだ。アジアでは中国、韓国、台湾の会議の案内を見た。日本では見ていない。でもTuringに思いを馳せる人はあまりいなさそうだ。私も。
ホテルへの帰り道も同じように牧歌的な木陰の道で30分足らずだろうか。
帰ったら荷物が着いていた。かなり傷ついて。
日本は出発前も後もあまり6月という季節を感じさせない。夏野菜はたくさん食卓に並ぶし、鮎も食べた。梔子と合歓も咲いている。梅も漬けた。それなのになんだか季節感がない。
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