2009年2月20日金曜日

札幌の雪景色

札幌にN先生を訪問。H先生とともにいろいろ議論・意見交換。全く形式をとらない話し合いは楽しく実りがある。望みどおり札幌は雪になり、車に乗せていただいて街を通ったり北大の中を通ったりすると周囲は雪の山。真っ白な雪の上を車がすべるように動いている。夜ホテルの窓から見下ろすと除雪車が何十台・・・でもないが、多くの除雪車が働いていた。カナダの冬で雪には慣れているようでもあるけれど、もう雪上の運転はできないし、雪国で生活もできそうにない。暖かい屋内から雪を眺める、という贅沢しか考えられない。と、のんきなことを考えていたら、予定のフライトが欠航して、滞在が一日延びた。翌日は晴れて、はじめて神戸空港経由で帰ってきた。三宮を見るのも久しぶりだった。震災の年の5月に尋ねて、駅前で呆然としていた。あれからもう14年だ。

風邪薬のせいか、ワインのせいか、と騒がれた大臣が辞任。この件について意見も感想も書く気は全くないが、ひとつ言いたいことがある。風邪薬1錠で24時間居眠り状態になる人もいるということ。一度に2錠飲むなんて命がけ。処方どおり一日3回服用などしたら、三日は目が覚めない。眩暈の薬を飲んで会議の議長をしたときは、いつ失言するか、実に心配だった。世の中には思いがけない体質の人もいる、ということを多少でも誰かに認識してもらいたい。

2009年2月10日火曜日

人情と慣習???

偶然行き着いた或る「元社長」ブログに「・・さんは合理的に判断するというがそれは間違いで、人間には感情というものがある、と反論される・・・」というようなことが書いてあった。誰も感情を否定しない。しかしそれと合理的に判断すべき場面とは別なのだ。私はかって公の場で「あんたはなんでも規則と論理でするからあかんのや。日本には人情と慣習いうもんがあるんや」と罵倒された。家族とか仲良しグループならば人情も慣習もOK!しかし組織の運営は規則と論理にのっとってするものだ。そんなところに人情と慣習を持ち込んだら組織を弱体化するだけではない、規則と論理をはずすこと自体反則だ。以前大手企業のトップが何かの不正で逮捕された。その方の知人が「あんないい奴がどうして」と言われたが、いい奴だから人情と慣習に流されたのかもしれない、と思ったことだ。(まったくの憶測です。真実は知りません)規則と論理を遵守した上で組織の発展を考えればよいことだ。でも日本人が一般にそう考えられる日がくるだろうか。

2009年2月9日月曜日

楽しい引きこもり

最近外出の用事もないので何日も家から出ていない。引きこもり状態だ。友人のY子さんからの便りで、家にばかりいるので歩くことにしている、という。学生時代の夏休みにお互いに「1週間家から出なかった」と満足気に語り合ったことがある。二人ともとにかく家にいるのがいいのだ。私は散歩の代わりに家のトレッドマシンで歩いている。これなら天候にも関係なく、犬にも吼えられず、着替えする手間もいらない。行動的な人から見れば、怠惰だろう。でもそれでいいのだ。別に人嫌いではないし、他所が嫌いなわけでもない。一度出かけてしまえば問題ない。ただ家にいるのが快適なのだ。

2009年2月8日日曜日

蕗の薹

冬に必ず作ってもらうものに、鰤大根、蕪蒸し、鯛蕪、広島焼き、がある。夕べは広島焼き。
庭の蕗の薹を摘んで、ネットで調べた一番やさしそうな調理法で「やってみなさい」といわれて、その通りに調理してみた。味がほとんどついていない。もう一度味付けをしなおして少しまともになった。蕗の苦味と独特の風味は散々湯がいても失われない。春の味だ。

2009年2月6日金曜日

2月の晴れた日

1月は新年の挨拶だけで終わってしまった。その間なんとなく風邪気味で、でも熱も咳きもでないから病院にいくほどでなし。喉のアレルギーの薬が胃のアレルギーを起こして(!)失神したのができごと。
あと、トイレペーパとティッシュペーパをネットで大量に買ったのが、はじめての経験。こういうものが 案外買いにくい時代になった。近所にスーパーがない。コンビニや薬屋さんもそれほど近くない。
誰かが「何でもネットで注文して、店に買い物に行かないのは人間としてよくない」という論陣を張っていた。その人たぶん日常用品の買い物しないのだろう。今どき何気ないものでも、たとえば洗濯機の洗剤なんかでも、この機械に使えるもの、と特定されると、どこにでもあるわけではないのだ。そういうものを求めて歩く時間のロスはかなりのものだ。
庭にタンポポの花が二輪、蕗のとうが数個。やはり立春なのだ。例年12月に一度タンポポが咲くが、今冬は2月になってはじめて。12月から1月にかけて寒かったから。それにしても雪が降らない。寒さは苦手ても京都で雪が降らないのは、なんだか気持ち悪い。