2024年11月29日金曜日

久しぶりの風邪

 昨日から風邪っぽく、喉と気管支が荒れている感じで、気分がよくない。熱はないし、家の中で用事をしたり勉強したりはできるが、それでも今日は昼間から横になった。パートナーも同じ症状なので、同じヴィールスだろうから、と、彼が検査キットで調べたが、コロナヴィールスは検出されなかった。「また空振り」というが、空振りでけっこう。コロナ禍以来消毒と引きこもりをしてきたおかげで、5年近く風邪もひかないで済んでいる。あまりに久しぶりなので、かえって自信を無くしてしまう。

今日もふろふき大根。柔らかくて暖かくておいしい。味噌もちょうど良い味。

昼間は澄んだ青空と柔らかい白い雲で、秋のようだったが、夕暮れの空は紫がかったグレーの雲が模様を描いていて、端のほうがオレンジ色に染まって、冬らしかった。雲だけで面白い風景を作っている。

2024年11月26日火曜日

ふろふき大根の季節

 まだ冬とはいえないけれど、大根をたくさん買ったというので、ふろふき大根を作ってもらった。大根は何にしても美味しいが、ふろふき大根は冬のご馳走といえる。白みそとタニタの減塩みその合わせがとても良い味だった。寒さは恐怖ではあるが、冬にはそれなりの楽しみがある。

それにしても白ヒガンバナの葉の勢いはすごい。夏の暑さと水不足などものともしていない。狭いところにまさに押し合いへし合いという様子で、濃い緑の葉が詰まっている。

2024年11月20日水曜日

桜の紅葉

 紅葉は遅れているようだが、桜の葉はあちこちで色づいている。近くの木ではもう枯れ葉になりかけている。今日はまた東山から丸太町通りまで歩いて往復したが、疎水沿いの桜並木が紅葉の盛りだった。冷たい空気のなか、速足で歩くのは実に気持ちよい。汗だくにはなるが。東大路通りは相変わらず人気がないし、岡崎の辺りも中心部に入らなければ、数人の散策に出会うくらいで、観光シーズンといっても静かなものだ。

庭に秋クロッカスが咲いた、と思ったが、検索してみると赤く長い雌しべがあるのは、薬用サフランだそう。この雌しべが薬用になり、スパイスにもなるそう。超高級なスパイスだそうだ。1-2輪では役に立たないだろうけれど。

最近朝・夕の南の空が薄い虹色に広がって、そこはかとない美しさだ。

2024年11月15日金曜日

銀杏

 サンマと松茸から始まって秋の味覚も進んでいる。最近はあんぽ柿、ギンナン、海老芋。今年は近くの銀杏の木にギンナンがならないようだ。葉がまだ色づいていない。

真弓の赤い実が木いっぱいについたのを見てからもう日が経ってしまった。桜の葉は赤というよりもう茶色く見える。晴れた日には黄色い蝶、モンキチョウだろうか、が家のすぐ前を東西に多少上下して曲線を描いて飛ぶ。今咲いている花はシュウメイギクくらいだが、そこに止まる様子はない。そういえば近くの藪にヒメシオンらしき薄紫の花が咲いている。8月から10月と書いてあるが、最近の気温ならば今でも不思議はない。まさかハルシオンではないだろう。

2024年11月6日水曜日

栗とタンポポ

 栗の季節。栗が大好きなのだが、栗の皮剥きは大変である。私は不器用なので特別かもしれないが、何でもできるが栗の皮剥きは苦手という人は多いようだ。半分に割ってスプーンで掻き出して食べる人もいるらしいが、それではおいしさ半減である。茹で方や焼き方を工夫したり、それ用の器具を買っても事態は良くならない。昔の人は囲炉裏で焼いたから栗が爆ぜて、剝きやすかったのかもしれない。数年前から我が家では焼き栗を注文することにした。冷凍で来るので保管しやすい。温めて、裂けている皮を剥けばよい。私にも簡単にできる。ちょっと高価だが、年に一度の贅沢で楽しめるので、毎年の行事になった。

栗とは季節が合わないはずのタンポポが、少し前まで朝顔畑になっていた庭の一角を彩りはじめた。普通は春の花だと思うけれど、12月から咲いたこともあるので、長命ではある。でも11月初めって、早すぎ?遅すぎ?パートナーが綿毛を庭に撒いた効果か、その一角がこれからタンポポ畑になりそうだ。「僕の努力が実った」と言っている。