昨日の朝カーテンを開けようとしたら、その下に何か生き物がいて、畳とガラス戸のレールの間の隙間に沿って逃げた。素早い。壁との隅で止まったのでつまんで外に出してやろうと思い、古い箸を取りに行っている間に居なくなった。灰色の柔らかい身体のようで、をの形からヤモリだろうと思う。今まで見たヤモリは高窓にはばりついてお腹をみせているか、門扉にくっついているか、であった。家の中では初めてだ。今でも家のどこかにいるのだろう。見た目は気持ちの良いものではないが、害虫を食べてくれるらしいし、昔から「家守」と言われているそうだから、望むならば居てもらおう。
夏の朝は、木々の葉と草に朝日が当たり、木の上の空は薄水色。ただそれだけのことなのだけれど、それが何ともいえず美しく幸せ感をもたらす。「早起きは三文の損」という信条はどこかに消えて、7時前には起きてしまう。
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