2024年7月25日木曜日

セミの羽化

 昨日の夕方、梅の枝先にちょうど羽化したセミがいた。淡い青みがかったグレーの薄い翅。いつ頃飛び立ったのだろう。実は抜け殻が4個もある。そのうち2個は同じ枝にくっつくように並んでいて、もう一つがその2個にぶら下がっている。今朝は気温がちょうどよかったのか、ジ^ジ^と賑やかだった。一定の間隔で強弱があるが、ミンミンゼミのようなリズムとメロディー(?)はない。ミンミンゼミは「ミーン、ミン、ミン、ミン、ミン、ミーン」とリズムがあり、最初のミーンは音程があがり、後のは下がる。まさに大合唱である。どちらでもセミの声を聞くと「本物の夏」という気がして幸せになる。以前は一日中鳴いていたこともあったが、今日は昼間は全く声が聞こえない。特別暑くはないと思うのだが。

そういえば以前車のタイヤで羽化しているセミがいたっけ。

2024年7月22日月曜日

怖かった!

 夕方雷鳴がとどろいた。少し涼しくなったので2階で窓を開けてテレビをみながらストレッチをしていたが、突然目の前で閃光が走り、同時にバシバシッというとてつもない音、というより振動が起こった。怖い、というのは後で思うことで、そのときはまさに身体が飛び上がった。これが二回起こった。そのたびに一階に降りて行った。パートナーが家の中で火花が散ったように見えた、というが、とくに電気系統に故障はなかった。花山のどこかに落ちたらしい。雨はわずかした降らなかった。今でもまだ心臓が落ち着かない。それでも夏らしい気配がして嬉しい。

ガラス戸全開

 今日は今夏初めて「ただ暑い日」だ。気温は34度だが、湿度50%台。京都としてはかなり低い。セミの声も聞こえる。これが私の好きな夏。7月前半は湿度があまりに高くて不安を感じ、昼間から冷房を入れていたので、身体が冷えて、それも不安だった。寝ていて暑さで目が覚めることなんて今まで経験したことがない。ようやくガラス戸を開け放って、暑さを楽しむことができる。いつまでその状態が続くか分からないが。

昨夜は満月で、東南の空高く丸い月が眩しいように輝いていた。兎の餅つき(?)もはっきり見えた。

2024年7月19日金曜日

セミの初鳴き

 夕方6時20分。突然セミの鳴き声。ジ、ジ、ジ、というような、何ゼミなのか分からない鳴き声だが、確かにセミ。数分で終わったが、ようやく本当の夏がきた感じがした。7月前半は蒸し暑い梅雨で、湿度計が毎日HIを示していた。今日は晴れて湿度60%台。これでも京都では低いほうなのだ。暑くても気持ちよい日だった。

夕食は「中華の夜」。酢豚、麻婆豆腐、ふわ玉トマト(と私が命名)のシシトウ入り。どれもパートナーの創作。テレビで本場の中華料理がどのようなものか知った後に、自分で工夫したそう。どれも美味しかった。デザートはバナナパイ。

2024年7月6日土曜日

ヒメヒオウギズイセンの季節

 ヒメヒオウギなのか、ヒメヒオウギズイセンなのか、よく分からない。ヒオウギと似ているので祇園祭の季節にふさわしく見えるが、ヒオウギとは別の種類らしい。濃い朱色の花は、暑苦しいとも見えるが、暑さのなかで輝いているとも見える。今年も順調に咲いた。

梅雨の晴れ間が数日続いて、蒸し暑さはただごとではない。夏好き、暑さ好きの私が夕方になると早速「冷房いれよう」というのだから。昨日などは晴れ過ぎ!くすんだ緑濃い山の上の空が明るくて、白い雲がふわふわ浮いていた。晴れるのはよいが、作物には雨が必要だし、遅れて大雨になったりするかもしれないので、適当に雨になってほしい・・・無駄な願い!

2024年7月2日火曜日

今年の6月は

 今年の6月は、鹿が来なかった。おかげで紫陽花がきれいな青い花をたくさん見せてくれた。庭の木が無事なのはよいが、それでも鹿の来訪がないとちょと寂しい。網戸に顔を寄せるようにして「ちょっとお寄りしました」みたいに佇んでいた姿が懐かしい。

今年の6月は、クロアゲハを見なかった。ちょうどネムの花が咲いたころから雨模様になったせいだろうか。どこに行ったのだろう。

今年の6月はムカデに襲われなかった。樟脳をあちこちに置いて用心はしていたが、例年ならばそれでも姿を見るものだ。庭のムカデ避けの薬が効いたのだろうか、気候のせいだろうか。

暑いのか寒いのか分からない天気だ。まだ当分梅雨が続くらしい。ようやく衣替えをしたが、まだ布団を被って寝ている。