2024年6月28日金曜日

バッタの幼児

 昨晩のこと。洗面所のヘアドライヤーのコードに小さな、2cmくらいだろうか、バッタの子供がしがみついていた。どうやって家に入ってここにたどり着いたのだろう。とにかく外に出してやらなければ、と、床に落ちたときにパートナーが箱状のものをかぶせ、紙を差し入れて外で放した。玄関脇の壁に取り付いた、ということでほっとした。バッタ、カマキリ、キリギリス、彼らの薄緑色は透き通るような美しさだ。

2024年6月21日金曜日

夏至の月の出

 今日が夏至。7時台でもまだ空の青さが分かるくらい。東の山並みの上、東南の空に出始めた丸いオレンジ色の月。満月は明日の昼間らしいが、もうほとんど満月の大きな丸い月。午前中はかなりの雨だったが、午後は梅雨の晴れ間らしく好天気。明日からまた雨続きのようだ。

庭にときどき山椒が生える。なぜかあまり大きくならずに姿を消す。そしてまたどこかに生える。今日はその若葉をとってきて鯛の潮汁に添えてくれた。良い香りがする。

2024年6月13日木曜日

6月の花

 この数日で急に合歓の花が咲き増した。巨木になったが、細い枝が低く垂れていて、花に鼻を寄せると優しい匂いがする。クチナシも次々咲いている。南天の白い花は終わりに近い。ニワゼキショウは草刈りの後にまた伸びてきた。紫陽花もようやく薄紫色になった。大きな元気な葉。花の塊も大きく優雅である。今年は鹿が来るのかどうか分からないが、その前に花見ができてよかった。人にとって有毒植物というのに、鹿の好物とは。

2024年6月3日月曜日

野菜尽くし

 昨日は川政から取り寄せた季節の野菜で、私の好きな野菜尽くしの夕食だった。ソラマメ(京都では一寸豆)は茹でたり焼いたり。サヤエンドウは豆を塩ゆでそのままと、豆ごはん。さやのゆで汁でご飯を炊く。焼きヤングコーン。シロナとお揚げ。その他湯豆腐と鯛の潮汁。6月をそのまま味わっているようだった。


今朝6時半ころ突然すごい音がした。目を覚ました直後だったので、飛び上がりはしなかったけれど、最初何の音かも分からず「???」と思うばかり。気がついてタブレットを見たら帯が出ていて、地震の知らせ。ラジオをつけると能登半島が震源地とのこと。今回はここは揺れなかったし、大きな災害ではなさそうなので安心してまたしばらく寝てしまった。

2024年6月2日日曜日

紫陽花の季節

 6月。紫陽花の季節。去年2本の紫陽花が、花も葉も全部鹿に食べられて坊主になったので心配したが、ちゃんと生きている。大きな立派な葉が茂り、白い花の塊がいくつもある。もう色づいてもよいころなのだが、一日晴れると次の日は雨、のようなことが続くせいか、まだほとんど白のままだ。紫陽花が鹿の好物だそうだから、また食われるのかな。鹿も可愛いし。

今日はちょっと晴れた、と思うと、突然凄まじい音をたてて雨が降る。すぐに止んで、また降って。地方によってはかなりの降雨量らしい。しかしアメリカのニュースを見ると、ハリケーンやトルネードにいくつもの州が見舞われて、ビルの窓ガラスが割れたり、建物が壊れてレンガが散乱していたり。野球のボールほどの雹が降ったり、停電がいつ回復するか分からないところもあるようで、地球が荒れている感じがする。

先週久しぶりに三条京阪まで行ったが、観光客が駅の構内にあふれていた。コロナ禍以来、私がこういう状況を見たのは初めてだ。その日も雨で、東山は雨に覆われていたが、不思議な光沢があって、珍しい感触だった。