京都はあまり雨の被害は無い、と思っていたが、火曜日の朝まだ眠い頃にあまりにすごい雨の音で怖くなって起きてしまった。災害を心配したのではない。その音の強さそのものが怖かったのだ。午前中にもう一度そのような雨になった。時間が短かかったかので、その瞬間は道路が滝になっただけで、この付近はとくに災害にはならなかった。中京区や東山区では避難指示が出たようだ。午後には雨はほとんど上がり、歯科医院に行くために三条まで出たが、どこもいつもと変わらず何事もなかったように落ち着いていた。ただ、周り中の山々が雲に覆われて、近くの山科の山でさえ、下のほうが少し青みがかっている以外は雲の中だった。鴨川の濁流は力強く、段差のあるところでは大きな渦を巻いていた。
山吹の花が一輪。コンクリートの上にカタツムリ。ギュリキマイマイのようだが、少し小型だ。随分久しぶりに見た。