2017年8月31日木曜日

ほんとに秋

今朝は寒いくらいだった。家の前で赤トンボが間近に飛んでいった。勝手に生き延びた(?)ケープタウンブルーが小型ながら独特の薄青い花を咲かせている。一日中空が澄んで雲は白く柔らかだった。夕方三条通から見た西の空には淡いオレンジ色の雲が浮かんでいた。夕顔は22個数えた。半月が明るい。庭は猫じゃらしや赤まんまなどの草花でいっぱいだ。大きな芋虫が夕顔の葉を食べて穴をあけているのをはじめて見た。三つ葉についていたカタツムリをパートナーが持ってきて見せてくれた。秋の虫がリンリンとないている。秋は気持ちよく美しいのだが、寒さに向かっていると思うと、やはり嬉しくない。

2017年8月16日水曜日

もう秋?

立秋は旧暦でも新暦でも秋である。夏の暑さはあっという間に過ぎた。庭には赤まんまが咲き始め、ジージーセミを挟んで、東側でツクツクボウシ、西側でなぜかミンミンゼミの声。ミンミンゼミは関東の夏のセミのはずなんだけど。ヒグラシは7月が多いが、今年は今頃に。明け方に寒くて目が覚め、2枚用意した夏掛けをかぶって寝なおした。数日前に街中の9階の窓の前を赤とんぼの群れが飛んでいた。今日はバッタが草むらで跳ねた。
今日は五山の送り火。テレビで見ることに。初めてのことではないが、遠くからでは分からない火のつけ方や火床の作りなどが見えるのはテレビのおかげ。もちろん遠くからでも実際の火を見るのは格別である。

2017年8月5日土曜日

割烹飯田

今年も8月はじめに飯田さんで食事。二つ星になっても率直でフレンドリーな雰囲気は変わらない。料理は優しくて美しい。「食べ物だけでなく器や庭や室内など全体が一つになってこその料理」という哲学が食卓にのるし、心も楽しませてくれる。
毎朝暑さを知らせるようなセミの合唱。庭にはたくさんのセミの抜け殻。夕方にはヒグラシが庭の木で啼くようになった。夕立と雷。夏になると身体も心も軽くなる。でも八月に入ると、八朔ではないが、サクサクと日が経ってしまう。今から夏の終わりを嘆いているのも変な話ではあるが、夏はともかく短い。それでも夜になって大きな白い夕顔が咲くと心強い。最近は空の青がはっきりしてきれいだ。空気が良くなったのだろうか。