2015年5月30日土曜日

天上の蒼

人は暑いというけれど、30度前後になると暖かくて気持ち良い。とくに最近は天気がよくて、白、黄、黒などの蝶やいろいろな虫が飛び、庭を見ていると飽きない。昨日からまだ蔓もあまり伸びていない「天上の蒼」が咲き始めた。この青を見ると元気が増す。昼過ぎまで咲いているのも良い。

2015年5月26日火曜日

夕空

昨日は久しぶりにカンフォーラで夕食。終わって外に出るとまだ夕焼けだった。空が濃い水色ですごく艶がある。雲の夕映えは柔らかいピンク。空を背景に時計台の文字盤の灯り。そして手前には大きな楠。

2015年5月25日月曜日

梅の季節

昨日は今年はじめての梅洗い。とりあえず1キロ。実山椒、ラッキョウ、の季節でもある。実山椒はパートナ-が一粒ずつ枝をはずしてゆがいて冷凍にする。じゃこ山椒や田楽の味噌にまぜる。適度な辛みが元気のもとになる。ラッキョウは最近は漬けない。焼いて塩で食べるのが好みになった。
昨日栗原邸の見学に行った。いつも疏水沿いに散歩の途中で見ていた屋敷だ。最初は廃屋かと思った。おじいさんとお手伝いさんが住んでいる、と聞いて19世紀のイギリスの小説に出てきそうな感じだった。石塀の中にそびえるコンクリートの洋館で、煙突もある。私が気に入っていたのは、塀の外に大きな白い花の芙蓉だったが、それはいつの間にか切られた。この洋館は昭和モダンの建築だそうで、建築家の本野さんという方の設計で、現在の京都工芸繊維大学の前身の校長先生の住居だったとか。当時は疏水と森と田んぼに囲まれた上り坂の上の土地で、買い物などはどうしたのだろう、とよけいなことを考えた。工繊大の保存研究会が公開している。
モンシロチョウがしきりと草の上を飛んでいる。庭師さんが草刈したので草花がなくなってしまった。ちょっと可哀想。鶯が超技巧の声を聞かせてくれる。今ごろ庭にくるのは、この辺りが山だからなのだそうだ。ホトトギスもはっきり聞こえた。

2015年5月24日日曜日

賀茂ナス

今年初の賀茂ナス。ニンニク煎餅(薄切りにして油で焼く)を乗せて照り焼きにする、パートナーの得意料理。まだ走りだと思うが、ナスの味がしっかりして、すごくおいしかった。庭はともかく緑。
門柱におおきなヤモリがいた。

2015年5月11日月曜日

5月の花

庭は草花が自由に生える野原だ。庭石楠が咲いた。小さな白や薄紫の草花。蛇イチゴの実、よもぎ、ドクダミ、三つ葉、蕗の葉・・・食用や薬用になりそうな草。クワコの繭がポストの横にはりついている。シジミ、キアゲハ、クロアゲハなどいろいろな蝶が躑躅やアザリアの蜜を求めて飛び交う。
テントウムシが草の茎を這っていた。ムカデはちょっと困るjけど。
今日は蹴上のインクラインの崖のアザミを見に行った。すごい数だ。一年に一度の出会い。見逃さないように気を付けている。

2015年5月4日月曜日

京都国立博物館

輝ける夏日が終わって雨になった。連休といっても特別な計画はないが、今日は国立博物館の新しくなった常設館(平成知新館)に行った。広々とした敷地の中には躑躅がいっぱい植わっている。
常設館の中はゆったりとして、混み合わず気持ちよく見学できた。葵祭、刀剣、婚礼道具、その他どれも興味深かった。刀剣の知識はないが、パートナーが説明してくれた。途中のバスは観光客で満員、交通は渋滞、だったが、さわやかな休日だった。帰りに疏水に寄った。雨あがりのせいか、草の匂いがした。山藤はまだ咲いていた。

2015年5月1日金曜日

五月の庭

もう五月なんだ!長く寒くて天気が悪かったので、3月、4月は春の浮き浮きが感じられなかった。
そのせいか、今の高温と好天気がいつまで続くのか、心配になる。
庭はとにかく若葉。楓の葉の量がすごい。近所の建物もほとんど見えない。崖の縁の色とりどりの躑躅が眩しい。こでまりは静かだ。紋黄蝶やいろんな虫がとびかっている。
桜の花びら、萼、サクランボ(頭の赤いマッチ棒に見える)をずいぶん掃いたが、そろそろ終わりだ。昨日はパートナーが草刈をしたので、庭が広く見える。二人とも名も知れぬ草花が勝手に生えてくるのが好きだ。野生の花は可愛い。花が咲かない草も良い。ときにおいしそうなのがあるけど、これは危ない。