2013年7月18日木曜日

神幸祭

昨日はフィトネスクラブから出たときに目の前に神輿(中御座)が来ていた。神輿の進みに合わせて三条から四条まで歩き、お旅所の近くまで行った。ホイット、ホイットという掛け声、神輿を回すときの、回せ、回せ、という掛け声に心弾むのだ。見物人も手拍子で応じる。近くで食事してからまた四条通に出たら、子供神輿が収められ、東御座がやってきた。囃子方のすぐ前も通った。すごい人出で、2メートルくらいありそうな、浴衣を着た外国人をうらやましく思いながらも、小柄を生かして隙間をくぐって行ったら、道路近くに行き着いた。きらびやかな神輿の飾りが揺れたり、巨大な担ぎ棒が回ったり、を真近で見れた。
いつもぴったり離れないパートナーを後ろに残したまま見とれていて、後で呆れられた。祭りに関わる人は大変でも夢中になるのだろうが、見物客も引き込まれてしまう。
雰囲気は全くちがうけれど、スペインのセビッジャの祭りを思い出す。マグダラのマリアの像を神輿様のもので担いで練り歩く。音楽は物悲しく、祇園祭りのように心浮き立つというわけにはいかなかったが、何か共通するものがある。

2013年7月17日水曜日

祇園祭りの季節

6月も忙しかった。季節的には梅雨入り宣言の後気温の高い好天気続きで、7月に梅雨明け宣言の後土砂降りと雷雨が二日続いた。ケープタウンブルーと夕顔が咲き始めた。
6日から12日までフランスのナンシーの国際会議に。私も同行者二人もフランス語は全然だめ。ナンシーの一般の人はフランス語以外はだめ、というわけで会場までの市内のバスやトラムの確認に半日費やした。仕組みが分かれば簡単なのだが。土・日はフリーマーケットのためにトラムが途中折り返し運転する、とか、会場のINRIA行きのバスが大学の夏季休暇中のため運休だとか。行きは空港から直通のTGVを利用して降りたところが野原の真ん中。素朴な石段をスーツケース抱えて上ってびっくり。実はそこはロレーヌ駅で、そこからバスでナンシーへ。危うく乗り遅れるところだった。ナンシーはスタニスラス広場や森林公園など美しく、レストランは歩道にテーブルを並べていたし、人々は気楽で明るかった。ボン・ジュールとメルシーだけで喜んでくれた。パリに初めて行ったときのフランス人の印象とは大違いだ。会議場の椅子が素晴らしく心地良く、ジェットラッグのせいもあって、つい眠くなったのは困った。会議の内容は興味を段々離れていっている。場所は丘の上で、眼下に赤い急傾斜の屋根と緑が広がって美しい風景だった。列車のホームは20分前にならないと決まらない。ようやく乗り込んだときはほっとした。それにしてもロンドンもパリもすごい数の飛行機の発着だ。関空をハブ空港に、という発言を聞いたことがあるが、どことどこをつなぐつもりなのだろう?!
で、我が家は祇園祭り一色になった。巡行の鉾や山、ちまき、ヒオウギなど。夕食も鯖寿司、食後はちまき。でも今年は連休があったり、で超満員だろうと、宵山には行かなかった。