2011年5月28日土曜日

初物

昨日は祇園の八百屋さんに鞍馬の実山椒を買いに行った。質のよい実山椒はわずかな期間しか出ないそうだ。賀茂なすは今年2度目だけど、今日のは特上。
今年はなぜか実がたくさんつく。紅白の梅、花桃、枇杷。梅も桃も花の観賞用なので実が食用になるかどうかさえ分からないが、ともかかく鈴なりだ。
それにしても、友人の妹さんが福島県でご主人と二人牧場を経営していた。地震で家も施設も壊滅的、原発の指定避難区域、ということで牛は安全な牧場で引き取ってもらい、自分たちは他所に家を借りて引っ越す、とか。美しい牧場が廃墟になることは悲しいだろう。

2011年5月27日金曜日

あざみ

昨日まで2-3日晴れて暖かかった。昨日は蹴上のインクラインの土手のあざみを見に行った。茎の丈が高く、かたまって咲いていると華やかだ。色が濃く、開ききらないときにはほとんど赤く見える。あざみの紫は特別な色だ。
京大の構内は楠の花盛り。淡いクリーム色の小さな花。柔らかい清清しい香りがする。葉のにおいは強いけれど、これも清清しい。やはり樟脳だ。

2011年5月24日火曜日

珍しい生き物

ようやく晴れて暖かかった。庭に今まで見たことのない小さな茶色いキノコが5-6個ずつ2箇所に生えていた。小人が集まって遊んでいるようだ。年によっていろいろなキノコが生える。美味しそうだけど、もちろん食べない。触りもしない。編み笠茸だけは食べた。まだ生きているから本物だったのだろう。
郵便用のポストの扉には一部分赤い、全体としては白っぽい4センチくらいのカタツムリが張り付いていた。ギュリキマイマイらしい。準絶滅危惧種だそうだ。どこかに連絡すべきなのだろうか。隣のヒメちゃんに見せてあげたら大喜びだった。

2011年5月18日水曜日

自家製ヨーグルト

京都は観光客、とくに海外からの観光客が激減した以外は震災の影響は表立って見えない。日常生活もほとんど変化ない。でもときどき思いがけない影響を受ける。そして今まで知らなかった事実を知る。
3月に店の棚からヨーグルトが消えた時期があった。原発の問題で牛乳が確保できないのか、と思ったら、停電のために温度の調節ができなかったのだそうだ。我が家ではそれを機会に自家製ヨーグルトを作りはじめた。これが美味しい!病み付きになった。
ノンアルコールビールが入荷しないのは缶の製造ができないからだという。缶のほとんどが東北地方で製造されていた、ということなのだ。東北地方は自動車の部品をはじめ様々な製造業の中心になっていたことを知らなかったのは私だけではないだろう。集中も大事だが、分散も必要だ、ということを改めて考えさせられた。

2011年5月14日土曜日

ゴーヤ植え

黄砂は相変わらずひどいが、暖かく明るい日になった。パートナーが一階の屋根の上にプランターを上げて、今年もゴーヤを植えた。こういう行事になると1年は早いなー、と思う。
さらに季節の空気を感じたくて、四条川端の菊水まで出かけて食事した。

2011年5月8日日曜日

新茶

数日前に川根の八十八夜摘みの新茶が届いた。低温にもめげず暦どおりに育ったようだ。やはり新鮮な香りがする。川根茶はちょっと柑橘類のような香り。
昨日も今日もようやく暖かく明るい穏やかな一日だった。それにしてもパートナーの風邪は長引いている。良い季節なのに可哀相だ。私は珍しくゴールデンウィークの花粉症を免れている。

2011年5月6日金曜日

つつじが遅い

出かけようとしたら門扉と門柱に蛇がからんでいた。薄黄色と黒の縞のような色合いで、かなり長い。開けられないから小さい扉から出た。パートナーが調べたところシマヘビだそうだ。
蹴上浄水場の一般公開は昨日で終わったが、つつじはまだほとんど咲いていない。公開には何度も行ったけど、こんなことはなかった。庭のつつじもようやく咲き始めたくらい。1本輝くような光沢のあるピンクの花が7分咲きくらいのがある。こでまりが咲き始めた。ハルシオンは少ないが、今年は色が濃い。
ゴーヤの苗を買った。夏の支度が始まると、1年経つのは早いな、と思う。他のことではそう思わないのに。