2010年7月29日木曜日

ナラ・カシ枯れ

東山のナラ・カシ枯れは何年も前から問題になっていたが、次第に北上したようで、吉田山もひどいと聞いていた。大雨が明けて夏になったとたんに山科の疎水沿いの山の木々が茶色く枯れている。カシノナガキクイムシという5ミリほどの虫が幹に穴を掘って入る際にカビのような菌を撒き、それが木の吸水を妨げるのだそうだ。対策は爪楊枝を穴に差し込むとかペットボトルで飛行中の虫を捕獲するとか、気が遠くなるような話。裏山の無残な様子を目にして、大変なことだと思う。植生、景観、治水と、被害は甚大だろう。

2010年7月23日金曜日

床でお祝い

梅雨が明けて猛暑が続き、鴨川の床の気分になった。パートナーの誕生日をあと村の床で祝った。今日は空がきれいだった。青い空に入道雲が白、薄青、茜色、と変わり、月が白から黄色へと変化した。風がよく通った。

2010年7月17日土曜日

崖崩れ

ほんとに久しぶりに強い日差し。青空に真っ白な雲。それだけで心が浮き立つ。山鉾巡行日和。
大雨続きのときには裏の崖崩れを心配したけど無事だった。そのかわり、ではないけど、三条通りで崖が崩れて、その上のサナトリウムの入院患者さんたちは、もっと上に避難したとか。人身事故がなくよかった。

2010年7月16日金曜日

黒主山のちまき

大雨続きで諦めていた宵山。今日は夕方雷雨があって、その後おさまったので、急遽ちまきを買いに行った。黒主山のちまきをはじめて買った。去年の巡行に使った造花をつけた華やかなものだ。売り子の女の子たちはとくに幼くて、その懸命さがかわいかった。
パートナーの前期講義が終わったお疲れ様のディナーを、お池通りのStradaというイタリアンレストランでとった。

2010年7月15日木曜日

今年初物のゴーヤ

屋根の上のゴーヤちゃんたちは低温にも連日の大雨にもめげずに緑のカーテンどころか緑の壁を作っている。今日は今年最初の収穫の実を他の野菜とともに炒めた。ほんのり苦くておいしい。気象条件はちがっても昨年とほとんど同じ時期の収穫だ。蝉もヒグラシとジージーゼミがやはり去年と同じころに鳴き出した。私はまだ7月の感じがしないし、祇園祭りへの情熱も湧かない。この大雨では宵山に行く気にもならない。今日は川か滝になった道路を歩いて帰った。

2010年7月10日土曜日

今年も神輿洗いに

7月の行動パターンは毎年ほとんど同じだ。祇園祭りの行事の見物は日取りが決まっているからだ。一度体験すればよいことや、何度か繰り返すと飽きることもあるけど、毎年同じ経験をすることに喜びを感じることもある。長期滞在型観光客(??)である私たちにとって、祇園祭り見物は欠かせないのだ。で、今日の記録は昨年の7月11日の(一日遅れの)ブログと全く同じ。

2010年7月8日木曜日

今年はじめてのヒグラシ

疏水沿いの木立でヒグラシが鳴いていた。今年はじめて聞いた。今年はどの蝉が栄えるのだろう。

2010年7月7日水曜日

時計台の風景

今日は久しぶりにカンフォーラの屋外の席で食事した。夕立のあとの夕空を背景に時計台の時計の柔らかい明かりが映えた。日本でこんな美しい食事場所は珍しいのではないか。

2010年7月5日月曜日

ご馳走

梅雨どきのご馳走:天然鮎の塩焼き・自家製蓼酢、鱧のおとし、賀茂茄子のガーリック焼き、胡瓜・茄子・茗荷の漬物、各種とうがらしの料理いろいろ・・・
今日は「この季節があってよかった」と思うご馳走だった。

2010年7月4日日曜日

庭の朝回り

7月になって梅雨も本格的になった。豪雨の災害も多いようだ。
朝イノシシの形跡がないか、庭を回るのが日課になった。動物撃退装置、木酢、照灯(部屋の電気をつけっぱなしにしてカーテンを開けておく)、大雨、のどれかの効果か、最近はイノシシが耕した(?)跡はない。
泰山木の花がやっと一輪だけ咲いた。ずいぶん遅い。梔子がどれも満開なのはイモムシに葉が食べられなかったからだろう。その代わりアゲハ蝶がほとんどこない。昨日、今日ようやくクロアゲハが合歓の蜜を求めてやってきた。低温が続いて、いろいろ異変が起きているのだろう。クリーニング屋さんも、商売に異変が起きているという。