ドイツから帰ってきた。滞在正味4日で移動時間の長さが割りに合わないのはいつもながら。マラガに行ったときは滞在2日半だったと思う。ハーゲンは日本人には分かってもらえない場所かもしれない。今回は会議の創始者の定年退職のお祝いもかねていた。ドイツの大学の退職式典も経験できた。なだらかな丘に沿ってある街で森と草原の緑豊かな町というより村に見えるが、実際森と牧草地帯も多いが、実は道路わきの木々のすぐ後ろは工場、という場所が多い。この地方はルール工業地帯なので第二次大戦で徹底的に破壊された後に自然も含めて再構築されたのだそうだ。会議は興味深かったが、「解析学における計算可能性」にしては解析学が影薄く、計算の枠組みを各自考えついているようで物足りない面もある。他人に文句をいっても仕方ないので自分たちでで成果をあげるしかないだろう。
ドイツの国民的駄菓子といわれる(本当か?)グミベルヘンをスーパーで買ったときは嬉しくて「これでいつ帰ってもいい」・・・と、これは冗談。最終日の夕方に散歩したが、川のふちで家族連れが休んでいたり、サイクリング、犬の散歩、と静かな光景だった。犬はよくしつけられているのでうらやましい。家のまわりの散歩も犬に煩わされずにはできない日本とは大違いだ。人間のしつけも同じかもしれない。
戦後の建物とはいえ、古典的なドイツらしい住宅は大きく窓の外の花や庭の手入れや、全体としてゆとりを感じさせる。
寒い毎日だったが、帰ったら京都も寒い!
0 件のコメント:
コメントを投稿