2022年11月30日水曜日

ビワの花

 ビワの花が咲いた。白い花弁が詰まった小さな花が塊でさく。見た目は全く華やかさを欠くが、匂いははっきりしている。甘さのない、ちょっと線香のような、独特の匂いで、私は好きだ。来年は実るかなー?

楓がいつの間にか色づき、散り始めている。今日は陽は射さなかったが、透き通るような真っ赤な葉が11月最後の日を彩ってくれている。山一面紅葉というのも良いけれど、一本のささやかな紅葉も同じようにすばらしく思える。

急に気温が下がり、このまま寒さが続くそうだ。本格的に冬の衣類を出すことにしよう。

2022年11月21日月曜日

ヤツデの花

 ガラス戸越しに見る草木の緑の間に桜の葉が色づいた、と思っているうちにそれが散ってしまった。空いた空間に白い塊が。近くに行ってみるとヤツデの花が満開だった。あまり語られることのないヤツデの花であるが、古い住宅ではよく見られた。葉には薬効があるそうだ。

今日は普段の宅配では買わない野菜を取り寄せてくれた。さっそくクワイを焼いてくれたので、1個試食。ほくほくして甘い。福山がクワイの産地とは知らなかった。その他海老芋や銀杏や干し柿。楽しみ。

2022年11月15日火曜日

夕空

 昨日の夕方西空に、紫がかったピンクとグレーの雲がふんわりと浮かんでいた。特別な景観ではないかもしれないが、私にとってはこの上なく美しかった。東の山並みにはいぶし銀の空気を通して夕日が当たり、薄赤く染めていた。山肌の起伏と木々のこんもりとした様子がくっきりと見えた。

久しぶりにサフランの花、なぜかツツジとクチナシが一輪ずつ。白ヒガンバナと水仙の葉の勢いがすごい。

2022年11月8日火曜日

月食

 日本中が皆既月食の話題で沸いているようだ。晴れて空気が澄んでいるので、昇ってきたばかりの赤っぽい満月がきれいだった。ときどき庭に出て観察していた。一時雲に隠れた以外は、徐々に欠けて行って、皆既月食になって暗くさらに赤くなった様子など、変化を楽しむことができた。正しい眼鏡を作っておいてよかった。もっともプリズムの作用なのか、東の低い位置にあるときはまん丸というより少し縦長に見えた。天王星食は肉眼では無理だった。

2022年11月6日日曜日

惨事

 今朝、昨日出来たばかりのヨーグルトを取り出そうとしたとき、何故か手から滑り落ちて、冷蔵庫も床も容器のガラスの破片とヨーグルトで大変な様相になった。しかも冷蔵庫で割れた瞬間に破片が飛び散ったらしく、腕のあちこちに傷ができて、血が噴き出していた。「大変、大惨事!」と大声で叫んでパートナーに駆けつけてもらった。私が傷の手当をしている間に片づけてくれたが、ガラスの破片とヨーグルトという取り合わせの清掃は大変だっただろう。ということで今朝は古い残りのヨーグルトを少量で我慢してもらった。最近あまり食器を落とすことがなくなっていたのだが、そそっかしさは直っていないようだ。

昨日は新鮮なサンマの塩焼きを今年初めて食べた。焼いて袋詰めにしたものはすでに食べて、これも案外美味しかったが、内臓つきの新鮮なサンマはやはり嬉しい。サンマの漁獲量が極端に減少しているとか、値段が高騰しているとかいうニュースを聞いていたので、まともな値段で手に入ってほっとした。昨日はまた何年ぶりかでスチューベンにお目にかかった。イオンに珍しく出ていたそうである。数個をそのままで食べて、ジュースと、残りの皮と実でソースを作ってくれた。やはり美味しい。明日の夜には新しくできるヨーグルトにこのソースをかけてデザートにしたい。

2022年11月2日水曜日

白い月

 「白い月が見えるよ」とパートナーが知らせてくれたので、窓際に立つと、薄水色の空に白い半月が懸かっていた。薄紫と薄いピンクのやわらかな雲が浮かび、山科の山並みが夕日で赤く染まっている。今日は空気が澄んでいるせいか、山の起伏がはっきり見える。

昨日はポトフと湯豆腐、今日はグラシュ、暖かい食べ物が嬉しい季節になった。先日は四万十川と仁淀川の鰻を取り寄せてくれた。