季節が進んでいるのかいないのか分からないうちに、桜の葉はすべて散った。赤い落ち葉は美しかった。柿の葉も。柿の葉の少し緑を残した紅葉が好きだ。楓は京都のどこも紅葉前に枯れて散ってしまったとか。庭の楓はまだ緑だが、赤くならずに茶色くなりそうだ。
今年は柿が1ダースくらい立派に実った。深いオレンジ色の皮がきれい。味も良い。木が土地になじんで健康になったのだろう。
それにしても街中の観光客の多さは異常だ。京都の風情など全くない。「あの人込みは嫌だ」と愛想をつかされるのではないか、と思ってしまう。当分街中では買い物も食事もできそうにない。草深いこの家にいると外には人の気配もないのだけれど。
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