2010年6月23日水曜日

庭の風物

今朝も庭にいのししの痕跡(土の掘り返し、大きな穴)が数箇所。庭の被害もさることながら危険でもあるので区役所の「町づくり推進課」に電話した。近隣から複数の通報がすでにあったとか。現在は対処方法の冊子も対策チームもないが、猿対策チームに依頼し、専門家の意見を参考に対策を進めているという。自分の庭は自己責任。金網くらいではいのししの体重に負けるので板を打ち付けなさい、ということ。
屋根の上に出て、長く伸びた合歓の枝に咲いた花に触れた。梔子のにおいをマイルドにしたような甘酸っぱい上品なにおいがする。

2010年6月22日火曜日

庭の穴

週末に山中温泉でのんびりして帰ってきた翌朝、昨日庭に掘り返した跡と大きな穴があった。いのししの出現だ。大きな穴はつつじの脇で、10年物の自然薯がきれいに食べられていた。「大きくしてから掘って食べよう」という夢はいのししのお腹の中に!

2010年6月16日水曜日

ゴーヤと枇杷

屋根の上のゴーヤちゃんたちは低温にもめげずに育って、花が咲き始めた。
庭の枇杷を少し収穫。まだ熟してはいないけど、食べごろには虫や鳥に先を越されるので今のうち。例年ほど味が濃くないのは日照が少なかったからだろうか。でも酸味があっておいしい。
合歓の花も咲き始めた。やはり6月だ。

2010年6月13日日曜日

生田

専修大学生田キャンパスの科学基礎論学会に出席、講演。久しぶりに会う旧知の方々。場所の感覚が全くなくて、地図や交通の情報を見てもclose to nowhereのようなところで(生田の皆さん、ごめんなさい)、無事に行き着けるか心配だった。あざみ野からタクシー。やはりどこからも遠い。「無事ここから脱出できるか?」と不安だったので、早めに帰ってしまった。新横浜から京都までは2時間足らず。便利になったものだ。

2010年6月8日火曜日

タチアオイ

会議で産大に行った。帰りがけに、タチアオイの群生を見に寄り道した。賀茂川の東岸は小高い道になっていて、その東側には少し下がった土地に家がある。上賀茂橋の少し北には古い家があり、それだけでも趣がある。その前にタチアオイが数メートルにわたって惜しみなく咲いている。白、赤、ピンクの3段階のグラデーション。この家の方が育てておられるのだろうか。毎年同じように咲いていても、毎年訪れずにはいられない。その美しさは息を飲むほどであり、なにか異次元に引き込まれそうな妖しげな雰囲気を醸し出している。
バス停まで散歩した。橋から見る景色は北も南もゆるやかな川の流れと緑の土手、それに山。とてもとてもさわやかでゆったりしていた。
パートナーの研究室に寄ってから二人で二条通りを歩いていたら、煎餅屋があった。正式に関東の(私にとってはこれぞ本物の)煎餅だ。普通関西で煎餅といえば小麦粉で作る甘い乾燥した菓子だ(それが正統なのだそうだけど)。いろんな種類をいくつも買ってしまった。

2010年6月6日日曜日

夕顔と朝顔

今年の宙吊りのプランタには夕顔が植えられた。苗がたくさんできて、捨てるのもかわいそう。お隣で少し引き取ってもらった。リビングの前は青い日本あさがお。たくさん咲くといいな。
古城を洗って冷凍にした。今年はじめての梅。らっきょは去年のが残っているので(食べられるかは分からないけど)、焼きらっきょを楽しんだ。焼きとうもろこし、焼きにんにくも。

2010年6月5日土曜日

講演会とあざみ

「西田・田邊記念講演会」に出席した。私は前半だけ聞いて、あとは休憩。その後で蹴上の浄水場にあざみの花を見にいった。崖の草むらに群生している。上のほうまで咲いているので、首を後ろに90度曲げて眺めた。道が次第に上がってやがて草むらが目の前になる。そこにもあざみは惜しみなく咲いていた。晴れて暖かく、散歩日和の土曜日だ。

2010年6月4日金曜日

証明論入門復刊

「証明論入門」(共立出版)が復刊された。もとの紙面の複写らしい。そういう技術が発達したので、これからは絶版になっていた本の復刊が進むだろう。。有名な近世数学史談・数学雑談(高木貞治)の復刻版も出た。もっともProject EuclidやProject Gutenbergのような電子化はもっとありがたい。気になることがあればすぐに調べられる。内容の検索も容易だ。

2010年6月2日水曜日

賀茂なす

今年はじめての賀茂なす。油で焼いて、にんにくのスライスと醤油で味付け。低温が続いたのでどうかな、と言っていたけど、おいしかった。ようやく夏野菜を求める気温になった。いつまで続くのだろう。